オカルト研究家・吉田悠軌が語る都内の”猫塚”...この世のものとは思えない可愛いいいいいいい鳴き声:東京怪奇酒

公開: 更新: テレ東プラス

「杉野くん、カッコいいのにもはや顔芸とも言える振り幅! こんなに面白いホラーある?」「第3話の(松原)タニシさん回にワクワク! 怪談界隈の推しを地上波で見られるとは楽しみすぎる!」など、SNSで話題沸騰! ドラマ25「東京怪奇酒」を、毎週金曜深夜0時52分から放送中。

kaikizake_20210304_2_01.jpg▲第3話より

漫画家の清野とおるが、わざわざ心霊スポットに出向いて飲酒するという実体験を描いた「東京怪奇酒」(KADOKAWA刊)を実写化。ドラマでは、俳優・杉野(本人役)がビビりを克服してホラー映画の主演オファーを受けるため、ゲストから心霊話を聞き、怪奇酒を体験する。回を追うごとに変化していく杉野の心の動きにも注目だ。

「テレ東プラス」では、第2話「可愛い声が聞こえる猫塚」の内容をプレイバックする。

人気俳優の杉野遥亮は、漫画家・清野とおるに勧められ、心霊現象が起きた場所で酒を飲み、霊と向き合う行為「怪奇酒」を初体験。怖い気持ちとは裏腹、「ウヒョー!」と何とも言えぬ"混ざる"快感を体験した杉野だったが、マネージャーの加藤(金子鈴幸)に「どうだったの?」と聞かれると、「本当に最悪でしたよ! めちゃくちゃ怖かったし、もう勘弁してほしいです」と、若干ニヤつきながらもその事実を隠す。

加藤は「ホラー映画の主演に一歩近づいたんじゃない? その調子で次も頑張って」と軽く受け流し、杉野のラジオにゲスト出演する気鋭のオカルト研究家・吉田悠軌の資料を手手渡す。

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吉田をゲストに迎えたラジオの収録日。奇遇にも、吉田が前回のゲスト・清野と生まれ年&出身地が同じであることが発覚。「この世代は怪談好きとかあるんですかね...?」と苦笑いする杉野に、吉田は怪談話を始める。

20年ほど前、先輩と深夜のドライブに行くことが日課だったという吉田の知人・Tさん。ドライブついでに心霊スポットに肝試しに行くことが多く、その夜も埼玉県某所の峠へ繰り出すことに。

「峠自体にも色々な噂があるけど、特にトンネル。女の霊が出るって...」

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収録を終え、「吉田さんの話、怖すぎでしょ...」と怯える杉野。マネージャーの加藤は、吉田が語った心霊スポットでの怪奇酒を目論んでいたが、杉野は「一回経験しただけで良いから。もう怪奇酒はしないですよ」と断る。

しかし吉田は、「もし近場がよろしければ、大島てる(※事故物件の情報提供ウェブサイト運営者)さんに教えてもらったいいトコロがあるんですけど...」と、"全フロアいわく付きの事故物件の聖地"を勧めるが、杉野は「嫌です! 事故物件の聖地とかつけられるとわけわかんないし」と断固拒否。吉田はさらに東京S区T町にある"猫塚"を提案する。

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「なんですかそれ? 猫塚ってなんですか?」

「猫のお墓です」

「怖いんですか? 可愛いんですか?」

「猫の...お墓ですから...。でまぁその猫塚なんですけど、怪談マニアの間では結構有名で、この世のものとは思えないほど可愛いいいいいいい~猫のような鳴き声が聞こえるそうなんです。でも、猫の姿なんてどこにもない...」

「S区なら行けるじゃん! せっかく吉田さんがいいスポットを教えてくれたのに、もったいなくない?」

「わかりましたわかりました! たしかにそうですよね。可愛いかもしれないし...。行きます!」

(なんだかんだ言って前回気持ち良くなったし、ちょっとだけ気になる...?)

吉田と加藤に背中を押され、猫塚に向かう杉野。

「猫へのお供えを持って行った方が良いですよ。猫が喜びそうなおもちゃとか食べ物とか...」

吉田のアドバイスに従い、まずはペットショップに立ち寄ることに。

「何匹ですかぁ...? 猫...。餌、一匹分じゃないですよね?」

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杉野のカゴの中身を見て話しかけてきたのは、顔がタトゥーだらけの店主。

「ごひっ、五匹!」

思わず適当な回答をして誤魔化す杉野に、男は不気味な笑みを浮かべる。

「猫はいいよねぇ、裏切らないし。人ってさぁ裏切るじゃん。猫がいなかったら、俺死んでたからね、マジで。だからお客さんも、猫のことだけは大切にしてくださいね...」

不気味なペットショップに怯える杉野だった。

深夜1時12分。猫塚の周辺を歩いていると、「猫を探しています」という手書きのポスターが大量に貼られていた。

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日付は平成3年2月2日。

(...マジで? 30年前に失踪した猫を、まだこの熱量で探してるってこと?)

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(ここかな?)

「江戸時代中頃からこの辺り一帯は猫塚と呼ばれ...ここか...ハァハァ」

立て看板を読みながら、次第に呼吸が荒くなる杉野。

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(なんか...すごい...)

「あの今日はよろしくお願いします。おもちゃとかたくさん持ってきたんで...。さぁ始めよう!」

猫塚にちなんで、クラフトビール「水曜日のネコ」の缶を開ける。果たして、今宵彼は、どんな怪奇酒を迎えるのか!

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現在この放送は、「ネットもテレ東」で、期間限定配信中です!

3月5日(金)深夜0時52分放送! ドラマ25「東京怪奇酒」第3話は...。

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「事故物件住みます芸人」の松原タニシに勧められて杉野が向かったのは、孤独死した男性の住むアパート。マジメな人だったが、遺品整理にきた娘にHな本のコレクションが見られてしまったという。そのためか成仏できず、未だにその場所にいるという。杉野が怪奇酒をはじめても、お父さんの霊は出てこない。しかし杉野がHな本を見せると、「カーン」という金属音が...。Hな本をめくるとさらに激しい金属音が! お父さんの霊が現れたのだった。

チャンス大城、松原タニシらによる"怪談オールスターズ"によるオンラインイベント決定。詳しくは公式サイトにて。

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