土田晃之「有吉弘行を3ヵ月でクビに...後にも先にも有吉を追い込んだのは”S”しかいない」

公開: 更新: テレ東プラス

街の人への何げないインタビュー映像をきっかけに、笑福亭鶴瓶とゲストがよもやま話を展開するトークバラエティ「チマタの噺」(毎週火曜深夜0時12分~)。3月2日(火)は、先週に引き続き、お笑い芸人の土田晃之が登場。

「若い頃は"自分さえ面白ければいい"と(同年代のお笑い芸人たちと)ギスギスしていたけど、30歳ちょい過ぎぐらいに"お互いよく頑張ったよね"という見えない握手をした。そこからは助け合いができるようになってテレビの仕事が増えました」と、お笑いに対する意識が変わった過去を明かす土田。

「すごい昔でいうと、『ボキャブラ(天国)』が終わっちゃって、結婚して子どももいたのに、地上波で仕事がなくなっちゃって...。若い頃ってお笑いのプライドが異常に高くて"リポーターは三流芸人がやるものだ"って見下していたけど、"なんでもやらなきゃ"って思ってリポーターやったら、上手だったんですよ(笑)」と、隠れた才能を発揮するように。

chimata_20210303_02.jpg
リポーターとして再ブレイクした土田はスタジオでの仕事がなくなったと言いますが、「そのときに"鶴の間"のスタッフが声をかけてくださって...。その出演がハマって"スタジオでもやれる"っていう自信になった。だから僕は鶴瓶師匠に助けられたとずっと思っているんです」と感謝を口にします。

また、地上波の仕事が減った際に、長野放送の番組でMCを任されることになったU-turn(当時の土田のコンビ名)。「コンビで最初行ったんですけど、相方が体調を崩して、"1人じゃ無理だから後輩連れていく"って連れていったのが劇団ひとりなんですよ。ただ、番組を盛り上げてくれた劇団ひとりが1年で"卒業"になって、次に来たのが、なんと有吉です」と、豪華すぎるメンバーを列挙。

これには鶴瓶も「あ、そう! 有吉も面白かったんや!?」と思わず食いつきますが、土田は「長野ってNHKの視聴率とかもいい"教育県"なんですよ。そこで有吉が毒吐いて"シーン"となって...。今じゃ考えられないです!」と意外にも有吉と長野がマッチしなかったことを告白(笑)。そんな有吉ですが、やむを得ない事情で番組を休むこともあったそう。

「有吉の代わりに来たのが"末吉くん"ていうヤツなんですけど、ほのぼのするヤツで、長野県民のハートをギュッとつかんで。有吉を3カ月でクビに追い込むっていう...後にも先にも有吉を追い込んだヤツは末吉くんしかいないと思います」と衝撃的なエピソードを披露(「末吉くん」は昨年、コロナ禍で芸人を辞めたそうです)。

chimata_20210303_03.jpg
続いては2人の共通の友人、お笑いタレント・松嶋尚美の話題に。

「あの人"月と太陽一緒なんちゃうん?"とか"ビートルズとボンジョビって一緒やんな"とか言ってて。あとビックリしたのが"千代大海ってどんな大会?"って聞かれて...」と、土田から続々と驚きの天然エピソードが。それを受け鶴瓶も「スゴいやろアイツ。まったく笑わそうと思ってない。こっちが(番組で)ネタいくつか用意していくのに、アイツはフリーで倍ほど返してくる」と返し、スタジオは爆笑。

ほかにも、見た目で損をしてきたという土田の過去、「土田さんは50歳を超えたらリアクション芸人を目指すと言っていた」という後輩の証言など、とっておきのエピソードが満載! また、土田の気になるチマタでは、昔からお世話になっているというホテルの現在、長野放送の番組で共演していた女性のその後をリポートしました。

現在この放送は、「ネットもテレ東」で期間限定配信中です。次回は女優・吉岡里帆が登場します。どうぞお楽しみに!

PICK UP