2月27日（土）放送の「ゴッドタン」（毎週土曜深夜1時45分）は、カメラがあると明るいのにカメラがないと無口で共演者ともしゃべらない"壁ある芸人"を矯正する「壁ある芸人矯正プログラム」。今回は「M-1グランプリ2020」王者の野田クリスタル（マヂカルラブリー）が挑戦した。

まずは、野田の"壁ある"チェックから。高校時代、「学校へ行こう！」（TBS系）のお笑い企画で優勝した野田は人気者になったが、お笑いとしてのプロ意識が芽生え学校では一切しゃべるのをやめたという。理由は、「だんだんクラスメイトから素人に変わってきたんです」と野田。

また、「大宮セブン」（大宮ラクーンよしもと劇場のユニット）の仲間とのユニットライブの後も、野田だけ一人で早く帰るとのタレコミも。野田は、M-1優勝により「素人なんですよ」と芸人仲間にも壁を作りつつあるという。

さらに相手が女性タレントとなると、「素人女なんで」と野田。これは重症ということで「矯正プログラム」を行うことに。ニセ番組の打ち合わせという設定で、ゲストとして呼んでいる初対面の女性タレント・小椋梨央と仲良くなることに挑戦。

モニタリングルームのおぎやはぎ（矢作兼、小木博明）、劇団ひとりらからの指示で、野田は「M-1」でも披露したフレンチのネタのように全力で登場。小椋から笑顔がこぼれ、ファーストコンタクトは好印象。

心の声が漏れてしまう「天使と悪魔作戦」では、小椋に趣味や将来の話を振って聞いておきながらも、「興味ないんだよ」と毒づく野田。小椋は、困惑しながらもギリ笑顔で対応してくれた。しかし、この後、小椋の笑顔が完全に消えることに！？

続いては、スタッフからの無茶ぶりに2人で協力して乗り越えることで壁を無くす「番宣コメント無茶振り作戦」。番宣コメントの最後に、ギャグを入れるというディレクターからの指示に、野田は「野田ダダダダ、わ～！」というフレーズの後に、小椋に好物を聞いて「ショートケーキ」と付け加えるというギャグを考案する。

ところが、ディレクターから「全然面白くない」とダメ出しされると、野田は「小椋さんに考えてもらった」と全責任をなすりつける。すると小椋は「ほとんど野田さんが考えました」と反論し、一歩も譲らない。強気な小椋のキャラクターに、モニタリングルームは「面白い！」と大盛りあがり。

2人はお互いに謝罪し、ギャグを考え直すことに。ここから、怒られて責任なすりつけ合う→謝罪→仲直りしてギャグを考える......が1セットとなり、2人にはいつしかネタ見せ突破を目指すコンビのような絆が！？

4テイク目、2人はアドリブ漫才をすることに。野田は「めちゃくちゃやるんで、アドリブでどんどんツッコんで」とツッコミを一任すると、小椋は「はい」と即答。「行ける！」と確信した2人は、いざカメラの前に！

野田が「番宣がしたいけど、出来ないよ～。今から番宣してみるから、間違ってたら言って」とマヂラブの漫才調でスタート。野田がバンザイしながらスライディングすると、小椋から「いや出だし～！」と絶妙なツッコミが。その後も、野田の奇妙な動きに、小椋の的確なツッコミが繰り出され、モニタリング勢は拍手喝采。

ディレクターは笑顔でOKを出し、野田も「めちゃくちゃやりやすい」と絶賛。しかし、小椋本人はまだ納得していない様子で、「ラスト1回くらいやっときます？」とやる気。小椋のおかげで、野田は壁ある芸人を卒業できたのだった。

この放送は「ネットもテレ東」で期間限定配信中！

次回3月6日（土）深夜1時45分からの「ゴッドタン」は、2月11日に開催された番組初のオンラインイベント「腐り芸人オンラインセラピー～絶対にピー音が入らないオンラインライブ～」の一部をお届け。徳井健太（平成ノブシコブシ）、板倉俊之（インパルス）、岩井勇気（ハライチ）の"腐り芸人三銃士"と、松丸友紀（テレビ東京アナウンサー）の腐りが爆発。2020年悔しかったトークで、徳井と岩井の戦争が勃発する！？