居酒屋が絶滅? 競争激化する”焼肉&カフェ戦争”...外食コロナ最前線

公開: 更新: テレ東プラス

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2月25日(木)夜10時からは「カンブリア宮殿」を放送! 新型コロナの感染拡大から1年...2度目の緊急事態宣言でも営業制限が行われるなど、危機的な打撃を受けている外食業界。この1年どう戦ったのか?

居酒屋が絶滅? 競争激化する"焼肉&カフェ戦争"・・・外食コロナ最前線

コロナ禍で、一気に店を増やしている「から揚げの天才」。こだわりのから揚げと玉子焼きの専門店としてデリバリーとテイクアウトで人気を集めている。実はここで働くのは、居酒屋「ワタミ」の社員たち。

居酒屋業態がコロナで大打撃を受ける中、その人材の受け皿としてワタミが急拡大させている店なのだ。

そんなワタミを率いる渡邉美樹会長。国政から経営者に復帰、その直後をコロナが襲った。業界をあっと言わせた一手が、居酒屋120店舗を焼肉店に転換するという大胆な戦略。特急レーンや配膳ロボットの採用で運営コストを下げた分、肉の品質にこだわるという。実は今、コロナ禍の外食でほぼ唯一の勝ち組と言われるのが「焼肉」業態。店内換気がよく、自分の眼の前で焼くという安心感が客を集め、新規参入組も急増、競争が激化しているのだ。

そしてもう一つ"戦争"の激化が懸念されるのが「カフェ」業態。リモートワークで長時間滞在できるカフェの需要が高まる中、外食の中でも売り上げの減少幅が少なく、続々と新規参入が増えている。居酒屋から焼肉に挑む渡邉美樹会長と、高倉町珈琲を率いる、すかいらーく創業者横川氏をゲストに、コロナ禍から1年、外食の苦悩と可能性に迫る。

8ヶ月で480店が参加! 外食店の救世主"バーチャルレストラン"の真価

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コロナ禍で急激な拡大を遂げている外食ビジネスがある。展開するのはTGAL・河野社長。それは、困窮する飲食店向けにデリバリー専用の飲食ブランドを提供する"バーチャルレストラン"というサービス。オムライスやチキンの専門店から、ビビンバ、薬膳カレーまで...TGALが開発した40に及ぶブランドを飲食店に提供。店舗は存在しないデリバリーの店として、店内で調理を行いウーバーなどに配達してもらう。店の立地に合わせた2、3業態を組み合わせることで、落ち込んだ収益をカバーしてくれると飲食店に人気なのだ。コロナ禍で生まれた、全く新たな外食ビジネス...外食の未来を占う最新の取り組みを取材する。

【ゲスト】
すかいらーく創業者 横川竟
ワタミ会長 渡邉美樹
TGAL社長 河野恭寛

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