水川あさみ「初めて監督に怒られた...結局撮影が朝までかかって、みんなを待たせてる状況がすごく嫌で怖かった」

公開: 更新: テレ東プラス

街の人への何げないインタビュー映像をきっかけに、笑福亭鶴瓶とゲストがよもやま話を展開するトークバラエティ「チマタの噺」(毎週火曜深夜0時12分~)。2月16日(火)は、女優・水川あさみが登場。

鶴瓶とは映画で共演、プライベートでも親交があるようで、リラックスした様子でトークが始まりました。「今日散髪行ってきた」と切り出す鶴瓶に「え? どこ切るん?」と、関西弁で切り返し、漫才コンビのような掛け合いも。

ここで突然、水川が「ちょっと待って、鶴瓶さん。私に(気になるチマタ)聞かなアカンねんで! 忘れてるのかと思った!」と番組進行を催促。これには鶴瓶も「忘れてないわ! 何年やっとると思っとんねん! 屈辱やわ!」と、たまらずキレまくりました。

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ある日、「お好み焼き屋さん教えて」と水川からいきなり電話がかかってきたことがあったそう。「"今はどこがいいかわからんから、息子(俳優・駿河太郎)に電話しろ"って言ったのに...」と鶴瓶が明かすと、「(駿河とは)1回共演しただけやから、鶴瓶さんのが全然気ぃ使わない」と、水川。2人の仲の良さが伺えます。

その流れで話題は大阪の食べ物に。「だんだん東京でも大阪の味が食べられるようになってきた」と話す鶴瓶に、水川も「そうなのかもしれない。東京で"関西風のうどん"とかも結構食べられる」と賛同。「お好み焼きもタコ焼きも好き」と語る、粉もの好きの水川。そこで鶴瓶が広島県府中市を中心とするソウルフード"府中焼き"の話をすると、初めて聞いた様子の水川は興味津々。「そこ行こっ!」と、すぐさま鶴瓶を誘います(笑)。

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続いては、水川が最近、"こえ占い・千恵子"さんが気になっているというチマタに。「私の声も鶴瓶さんの声も特徴的だから観てもらおうと思った」そうです。

電話でつながった千恵子さんは、現在37歳の水川について「26歳で少し悩んでいたが、ここ2、3年で吹っ切れてきた。今がいちばん楽しいはず。頑張りすぎず、"うまく断る方法"を持っておくといい。"嫌いでも体にいいもの"より、好きなものを食べたほうがいい。元気よくしているとうまくいくタイプ」と診断。水川も「思い当たる節がある。スゴくわかるかも!」と聞き入ります。

一方、今年70歳の鶴瓶には「56歳で分岐点があり、やっと腑に落ちた。鶴瓶さんの声のいいところはめちゃくちゃ好奇心があるところ。意外と狭いところが好きなので、スタジオに向いている」とのこと。鶴瓶も「こういう職業って腑に落ちるまでが難しい」と吐露します。

現在では演技派女優として活躍する水川ですが、デビュー作となった映画撮影では苦戦したそう。「お芝居で泣くことができなかった。中学3年生ぐらいのときで、泣くっていうことがわからなくて...初めて監督に怒られた。結局、撮影は朝までかかって、みんなを待たせてる状況がスゴい嫌で、怖かった」と、当時を振り返りました。

「俺、ずっと"東京なんてあんま行きたくない!"って思ってたけど、東京の連中ともウマが合う」と鶴瓶が振ると、「私も、もう東京のほうが長くなっちゃったから...」と水川。「俺は33歳ぐらいで出てきた。20歳から13年大阪にいた。アホなことしたから出てこれなかった...」と遠い目をして語る鶴瓶に、(下半身露出事件を)察した水川は大笑い。

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チマタには、東京・世田谷区でタコ焼き店を営む大阪の母娘、イヌ派からネコ派に転向した喫茶店の男性オーナーが登場。さらに、水川の親友だという女優・森矢カンナとのエピソードや芝居談義など、終始リラックスした表情で2人のトークは尽きない様子でした。

現在、この放送は、「ネットもテレ東」で期間限定配信中。次回は水川あさみの後編をお届け。タレント・土屋晃之も登場します。どうぞお楽しみに!