「100年後のガッキーみたいな人が、俺のファンになってくれるかも」 板倉俊之が執筆活動を続けるまさかの理由!?:あちこちオードリー

公開: 更新: テレ東プラス

普段は言わないことも、ついしゃべっちゃう! オードリー春日俊彰の店で、常連客の若林正恭と、今注目の有名人をゲストに迎えて送るぶっちゃけトーク番組「あちこちオードリー~春日の店あいてますよ?~」(毎週火曜深夜1時35分放送)。2月2日(火)の放送は、前回に引き続き、板倉俊之インパルス)、アインシュタイン稲田直樹河井ゆずる)の2組が来店。上京間もないアインシュタインの現状や板倉の人生観などが語られた。

多忙な時期は「頭おかしくなりそうだった」

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最近は趣味の時間を楽しんでいるという板倉俊之。「はねるのトびら」(フジテレビ系)にレギュラー出演しつつ、「エンタの神様」(日本テレビ系)などで毎週のように新ネタを披露するなど多忙だった時期についての話題になると、「ホント頭おかしくなりそうだった」と漏らす。

ネタのストックがすぐになくなったため、「池上さんの番組中、ネタ考えてた時あったんだよ」という板倉。すると、若林も「俺は『黄金伝説』のV見てる時に、ネタ考えてた」と共感する。

当時、周囲には羨ましがられるものの、自分は「ネタのクオリティは下げたくないが寝る時間がない」という苦悩があったという板倉だが、「でもね、不思議と振り返ったら、やっぱね、楽しかったんだよね」としみじみ。若林から「情緒が不安定」とツッコまれながらも、板倉は「毎日芸人として生きてた」と当時を振り返る。

ロバートのゲスト回でも話題にのぼった、オードリーが出演した際の「はねトび」の空気感についての話も。板倉やロバート秋山(竜次)は、「本当はコントやりたいんですけどね」と収録中に声に出していた。当時は、視聴率が悪く番組が終わることが敗北とする制作側と、「3ヵ月で終わってもいいから、伝説の番組にしたい」という板倉たちとのギャップがあったという。

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「ちゃんとお笑いをやり切って番組が終わったって、胸を張って芸人といえる」が、「(寿司をかけたゲームで)寿司取れるか取れないか、どうでもいいな......みたいな」と心の声だだ漏れの板倉に、「全部しゃべるんですね」と若林。河井も「今日を機にやめるんですか?」と板倉の今後を心配!?

自分を客観視でき、スタッフ側の気持ちも分かるようになった今となると、「俺らが子供だった」「コミュニケーション不足」と打ち明ける板倉に、若林から「達観されると困るんですよ」とダメ出しが。

若林と感覚が近いと思っていたという板倉は、「今の若林見てると、俺もどっかでボタン掛け違えなければ、エアコンのCM出来てたのかな」と遠い目をしながら若林出演のCMをイジり、笑わせた。

アインシュタイン稲田は助っ人外国人タイプ!?

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結成10年目のアインシュタインは、2020年4月に「今年だったら大丈夫そうやな」と、なんとなく上京。本来は「M-1グランプリ」などをきっかけにしたかったものの、ずっと準決勝止まり。鼻炎の稲田は、緊張するとのどがしまって声がでなくなり結果が出せないという。そこで鼻うがいをして万全の態勢で挑んだものの、今度は声が出過ぎで4分間絶叫したまま終わったのだそう。

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和牛アキナ藤崎マーケットハリセンボンしずるらと同期だが、売れ始めた時期的に"お笑い第7世代"として括られることも。自分たちから否定はしないものの「第7世代なんですか?」と聞かれたら、「僕たち、もう歳いってるんで」と否定するというスタンスでどちらでもいけるため、芸人仲間からは「めちゃくちゃセコい」とひんしゅくを買っているそう。

上京後、芸人としてもタレント的な仕事もこなしているという河井。しかし、稲田は「痛快TV スカッとジャパン」(フジテレビ系)で「全スベリしたんですよ」と苦悩を。VTR明けで男前なコメントをして「どの顔で、それ言うてんだ!」といったツッコミを待っていたが、全くウケず......。

また、ダウンタウンの番組では、稲田の発言が進行しようとしている浜田(雅功)とかぶってしまい、「なんやこら! お前タイミングっちゅうもんがあるやろ」と怒られ、その後、一言もしゃべらなくなってしまったことも。

笑いの調子の浮き沈みが激しい稲田は、「自分がどのような能力を持っているかわからない」とつぶやく。大ホームランか大振りの三振か、稲田は助っ人外国人タイプなのか!?

板倉が執筆活動を続ける理由

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コンスタントに小説を出版するなど、執筆活動にも力を入れる板倉。その理由は、タレント業と違って本は死んだ後も残る。「100年後のガッキーみたいな人が、俺のファンになってくれるかもしれないじゃん」と、死んだ後にスゴい人が認めてくれるかもしれないという希望を託しているのだという。

今ハマっているタイムラプス撮影も、「俺の撮った秩父の夜景を見てさ、誰かがこの人は天才だったんだって......」と思いを語っている途中で、若林が食い気味に「思うわけねえだろ!」とツッコみ、一同大爆笑。

今後の仕事との向き合い方についての話題では、コントについては相方のテンション次第で、「もうちょっとたったら面白くなるかも」と期待を。

ボケていいなら「ワイドショー」のコメンテーターもやってみたいという板倉は、興味のないVTR中は携帯を見てもOK、コメントを求められても「興味ねぇわ!」と本音を言える「リアルリアクションワイドショー」を提案。日和っていい子ちゃんコメントをしようものなら、「岩井に何言われるかわからない」と世間の目より岩井(ハライチ)の目が怖いのだと笑わせた。

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人生を振り返り「客観的に考えたら俺、結構幸せなんじゃないかな」という板倉。自分にとって大切なのは自由であり、「自由を損なうこと一番怖いわけ」と。

例えば、オードリーは、雇用が生まれているため好きなタイミングで辞められない。「スターになればなるほど、辞められないわけよ。辞めたくても。俺ぐらいがちょうどいいのよ。誰にも迷惑かけないから」との板倉の言葉に、スタジオ中がしんみりしたところで、撮影終了の合図が。「3、4個言わなきゃよかったなあ。やべえ、あれ使われたらどうしよう」とボヤく板倉だった。

この放送は「ネットもテレ東」で期間限定配信中!

次回2月9日(火)深夜1時35分からの放送は、Creepy Nuts(R-指定、DJ松永)が約1年ぶりに来店。大活躍の2人が、この1年で感じた本音や日本武道館ライブでの珍事について語る。

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