ジャスミンが語る現場エピソード「楽しいヨ♡ いつもヘンなことをするのは遠藤、”何やってるんですか!”と笑いながら注意するのは松重(笑)」:バイプレイヤーズ

公開: 更新: テレ東プラス

今春、映画化も決定した人気シリーズの第3弾「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間」を、毎週金曜深夜0時12分に放送中。2017年に「バイプレイヤーズ〜もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら〜」、2018年に「バイプレイヤーズ〜もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら〜」が放送され、日本映画、ドラマ界で欠かせない名脇役たちが本人役で出演するなど斬新な企画で話題を呼びました。

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森に囲まれた大きな撮影所を舞台に、各局の連ドラや映画作品が一気に集まったことで起きる大騒動を描く第3弾。田口トモロヲ松重豊光石研遠藤憲一といった元祖バイプレイヤーズはもちろん、超主演級キャストからくせ者役者まで総勢100名以上が出演します。

今回「テレ東プラス」では、元祖バイプレイヤーズとともにシリーズすべてに出演している紅一点・ジャスミン(北香那)を直撃インタビュー。あくまでジャスミンとして(笑)、現場エピソードや出演者の印象などを語ってもらいました

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みんなが「ジャスミン、会えたね~」と言ってくれてすごく優しかっタ!

――3年ぶりの「バイプレイヤーズ」ですが、まずは感想を教えてください。

「うーん、ジャスミン的に~またこんな風にみんなに会えると思っていなかったカラ~、めっちゃうれしかったんですヨ。おじさんたち(田口、松重、光石、遠藤)とは、本当に久しぶりだったのデ。思い出としてハ、ラストシーンの撮影のとき、私とおじさんたち4人だったんデスが~、カメラのカットがかかった瞬間、遠藤が光石の肩を後ろからこっそりポンポンと叩いテ~、光石が振り向いたら"知らな~い"みたいな顔をして遊びだしたノ。そのうち田口や松重にもやるようになっテ...。松重が~"こんなことをやるの、小学生以来"みたいなことを言ってたのが面白かっタ(笑)」

――目に浮かぶようです(笑)。楽しそうな現場ですね。

「楽しいヨ。だいたいいつもヘンなことをするのは遠藤。それがみんなに伝染していっテ...。最後はみんな、どれだけ大げさに振り向けるかにこだわっていたヨ。ちなみに、ヘンなことする遠藤に対して"何やってるんですか!"と笑いながら注意するのは松重。田口は想像もしないところからツッコミを入れて光石は一緒に参加しちゃウ(笑)。ドラマの設定に結構近いヨ。でも~ジャスミン、おじさんたちと一緒のシーンはリラックスすル。会えてうれしかっタ♡」

――シリーズ3作目。田口さん、松重さん、光石さん、遠藤さんの印象は変わりましたか?

「あーそれは~めっちゃ変わってル。1回目のときは、テレビで見るすごい役者さんたちだから緊張しテ...。初日はみんなが集まっているところに"おはようございます!"と言って入っていくシーンだったケド、どうしたらいいか分からなかっタ...。事前に会うことなかったし、メイクをしていたんだケド、緊張しすぎて現実逃避するために爆音で音楽聴いてタ(笑)。でも実際に顔を会わせるト、みんなが「ジャスミン、会えたね~」と言ってくれてすごく優しかっタ。焼き肉にも連れて行ってもらったし、ドキドキしながらも楽しんでいた感じ。2回目のときは、ジャスミンというキャラクターをみんなが分かってくれて接してくれたのがうれしくテ♡ みんな大物なのにそんな感じはまったく出さなくて、親戚の集まりみたい。今回はもっと近くなったというか、現場でも一緒にふざけるようになったし、おこがましいけど仲間になった感じ(笑)。うれしいしかないヨ!」

――ズバリ、ジャスミンさんから見た4人の魅力は?

「い~っぱいありますネ~。でもひとつと言うなら、みんなカッコいいんだケド高校生みたいにボケてツッコんで楽しそうにしているところ。ギャップがかわいい♡ みんな仲良し」

――ジャスミン的に、4人を身近な人に例えてみるとどうなりますか?

「う~ん、難しいネ。おじさんのことはみんな親戚のおじさんみたいだと思っているカラ(笑)。あえて例えると、光石は学校の先生。あんな先生がいたら絶対になついていたヨ。松重はお父さんで、遠藤もすっごい面白いお父さん。優しいけど面白かったりちゃんとしてル。田口はいろいろ相談できるおじさんかな? 面白いから悩みや秘密を言ってしまいそう...そんな感じ?」

――今回はいつものメンバー以外にも、たくさんの個性派俳優の皆さんが出演されています。

「ジャスミンは撮影所の"さざなみ庵"で働いているんだけど、みんなここに来てくれるから、たくさんの人と会えるヨ。みんな私を見て"ジャスミンだ~"と言ってくれて、今回はいつものメンバー以外にも、津田(寛治)さんが"会いたかった!"と言ってくれてうれしかったデス」

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――印象に残っているゲストの方とのやり取りを教えてください。

「第1回目のゲストの濱田岳さん。"ラーメン小ライス、お待たせしました~"と出すシーンがあったんだけど、テストでやったときに勢いよく置いたらラーメンが飛び出ちゃったノ。それを見た監督が"面白い! 本番でも頑張って"と言ってきたから、ジャスミン頑張っちゃっテ(笑)。ジャスミン、思わず欲が出てちょっと激しめに置いたら~多めにラーメンが飛び出ちゃったりしてなかなか上手くできなかったヨ。中の人(北香那)が出てきて何度も謝ったんだケド、濱田さんは"全然いいよ~"って優しかっタ。本当にイメージのままの人。優しかったデス。滝藤賢一さんも印象的。出演者に責められるシーンで、ジャスミンも一緒になってワイワイ言ってたら、"この間、焼き肉おごったじゃねぇか"とアドリブで言ってきテ。そんな事実ないのにお芝居がリアルすぎて、ジャスミン"ん? おごってもらったっけ?"と思っちゃったヨ(笑)」

byplayers_20210204_04.jpg▲第3話より

――ジャスミンさんは昨年12月にYouTuberデビューを果たし、「ジャスミンちゃんねる」で動画を公開していますね。

「そうなんだヨ~。ジャスミン、色んな人のYouTubeを見てたからやってみタ。みんな自然にやってるけど、やってみたら難しくテ...。カメラの前で話すのは意外と恥ずかしくテ、たまに中の人(北香那)がでてくル(笑)。でもまだ救われるのハ、周りにスタッフやナナナがいてくれるコト。困ったらナナナを頼りにしてるヨ~」

――YouTubeで思い出に残っている企画は?

「第1回で『鬼滅の刃』の胡蝶しのぶのモノマネしたこと。ジャスミン、モノマネが好きで練習したりするんだケド、まだ途中なんだヨ。もっと完全体になってから披露したかっタ~。今はもうちょっと上手くなってるヨ。あと、何よりもおじさんたちが電話で出てくれたテレフォン企画は楽しかった。光石と遠藤と話したけど、顔を会わせるのとは全然違って緊張シタ~。顔を会わせると"お前ラ~"って言えるケド、電話だと中の人が出てきちゃウ(笑)。でもおじさんたちはジャスミンのYouTubeでYouTuberデビューしたんだヨ。ちなみに、ずっとジャスミンが聞きたかった"本人役で出てるけど、どこまで素なの?"みたいな質問にも答えてくれてるヨ。みんな絶対チェックしてネ~」

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――最後に視聴者にメッセージをお願いします。

「2021年の春には映画化が決まってるんダヨ。だから映画を楽しむためにも、ドラマは絶対に見ておいたほうがいいヨ。あと最後のほうハ、おじさんたちとジャスミンの話もあるから、最後まで見てほしいデス。面白いヨ~」

【北香那 プロフィール】
1997年東京都出身。2010年、ミュージカル『赤毛のアン 〜アンからの手紙〜』で女優デビュー。2017年、オーディションを突破し、『バイプレイヤーズ〜もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら〜』に登場する中国人・ジャスミン役に抜擢される。2018年に公開されたアニメーション映画『ペンギン・ハイウェイ』で主演。ドラマ『コールドケース3〜真実の扉〜』第10話(2021年2月13日、WOWOW)にも出演する。

※北香那さんのインタビュー後編は、2月11日(金)夜9時30分に公開予定です。お楽しみに!

2月5日(金)深夜0時12分放送! 「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間」(毎週金曜深夜0時12分)の気になる第5話の内容は...。

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