女子刑務所を訪問し取材! 受刑者が働く一般客向け「塀の中の美容室」の実態とは?:じっくり聞いタロウ

公開: 更新: テレ東プラス

売れっ子から懐かしのスターまで、芸能人が驚きの近況を報告する番組「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告」(毎週木曜深夜0時12分放送)。1月28日(木)の放送では、「塀の中の美容室」の著者・桜井美奈さんが、女子刑務所の実態を大暴露!

岐阜県にある笠松刑務所には、受刑者が働く一般客向け美容室があり、受刑者にとって社会復帰への後押しになっているという。笠松刑務所の中には美容学校があり、受刑者は刑務作業の一環として勉強し、美容師免許を取得するのだ。

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桜井さんが取材した場合によると、希望した女子受刑者の受刑態度が良く、刑務官からOKが出ると4月から学校に通えるように。そこで2年間勉強し、最初は受刑者の髪で練習し、最終的に美容室に立つまでに6〜7年掛かる。そのため学校に通うのはそれなりに受刑期間が長い女性になるそう。生徒は10〜15人くらいおり、2年間の訓練期間でほとんどの受刑者が合格しているという。

店内はどのようになっているのか? 外からは見えない「塀の中の美容室」の実態とは!?

店内にシャンプー台が3台。店に立つ受刑者は、白いシャツ、暗めのズボンにエプロンという服装で、「皆さんが想像するような作業服って感じではないですね」と桜井さん。しかし、この美容室には一般の店舗とは大きく違うルールがあるという。

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天気の話や髪形のリクエストはできるが、基本的に雑談はNG。出入口は施錠され、刑務官が監視しており、「込み入った話になれば恐らく止められると思います」と。

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料金はカットが900円くらい、シャンプーはもっと安く、カラーをしても2000円くらいだそう。熱心な受刑者は刑務作業(美容室の仕事)で得たお金で雑誌を買って流行のカットなどを勉強しているとか。

しかし、いざ出所しても元受刑者ということもあり、美容室への就職は難しいという。また、年齢という障害も。普通の美容学校は20歳過ぎくらいで卒業だが、刑務所の美容学校には30〜50代の受刑者もいたため、「一般の方でも厳しいところがさらにハードルが高い」と狭き門になっているのだという。この放送は「ネットもテレ東」で期間限定配信中!

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