売れっ子から懐かしのスターまで、芸能人が驚きの近況を報告する番組「じっくり聞いタロウ～スター近況(秘)報告」（毎週木曜深夜0時12分放送）。1月28日（木）の放送では元プロレスラー・ブル中野が今だから語れる壮絶秘話とありえないギャラ事情を大暴露！

女子プロレス界のレジェンド・ブル中野。1983年、15歳で女子プロレスラーとしてデビュー。ダンプ松本らと組んだ悪役軍団「極悪同盟」の最凶レスラーとして活躍し、80年代を席巻した。現役時代の写真を紹介すると、当時を知らない週替わり女性MCのほのかは、現在の容姿との違いにビックリ。

中野いわく「昔はデブでブスだったら悪役」だったそうで、会社から強制的に悪役に決められたという。当時は女子プロレスの会社は1つしかなく、彼女も言われるままに悪役に徹した。会社からは「絶対に人気出ようと思うんじゃねぇぞ」と人間以下の扱いが続き、ギャラも人気レスラーの方がもらっていたとか。デビュー当時の月収は約8万円だった。

現在、悪役レスラーの面影はまったくない中野。当時115㎏あった体重は減量によって、現在50㎏に。

レスラー時代は、太るために信じられない物に手を出したという。100kgを目指したものの92kgまでしか太れず、「どうにかしなくちゃと思って最後は男性ホルモンステロイドを打った」という中野。打つたびにリングドクターから「これ打つと寿命が縮む」と言われながらも、命がけで打ち続けた。

結果、体が男性化し、生理が止まり、すね毛やヒゲが生え、声も低くかすれていってしまうように。体重も100kgを超えていたので打つのをやめたとか。

そんな努力のかいもあって悪役レスラーとして人気が出始めるが、一部のファンから酷い仕打ちを受けていたそう。会場に着くと石を投げられ、初めは痛かったが、段々慣れてくるそうで、「そうなると反撃で『お前ら絶対いつか私のファンにしてやっからな』と気持ちが変わっていきました」と中野。

当時、会社からはお酒、タバコ、恋愛はNGだったそうだが、中野は悪役レスラーとして人気が出る前に「ファンの人と付き合ってました」と。その人はレスラーとしての中野のファンで、ファンレターから恋に発展し付き合ったのだが、「悪役になったら遠ざかっていって。最終的には同期の悪役じゃない人気のある子といつの間にか付き合っていた」という悲しい経験を。その時、中野は「女として生きていくのはやめようと思った」と、悪役レスラーとして生きていく覚悟を決めたのだという。

やがて「極悪同盟」はCMやドラマなどにも出演して人気は右肩上がり。会社も手のひら返しでギャラを出してくれるようになり扱いも良くなったそう。

その後も最凶レスラーとして女子プロレスをけん引した中野は、1992年、22歳の時に活動の場をアメリカに移す。すると試合のギャラは驚くほど跳ね上がり、日本の13倍に。中野は「金だぁぁぁーーー！ と思ってお金に走りました」と、試合への向き合い方にも変化が。アメリカでは月27試合あり、ギャラは3分100万円なので、1試合の時間を長くしようと思って戦ったとか。基本お金は貯蓄していたそうだが、夜は毎晩のように飲みに行き一晩で焼酎2リットル以上飲んでいたそう。

そんな中、彼女は1997年に左膝の靱帯断裂をきっかけにプロレスを引退し、2010年、42歳の時に15歳年下の元キックボクサー・青木大輔と結婚。現在はプロレスの解説や講演会などを行っているそう。この放送は「ネットもテレ東」で配信中！

2月10日（金）夜10時より番組初の配信イベント「じっくり聞いタロウ配信ライブ〜テレビでは話せない裏じっくりラジオ」を実施。番組MCの名倉潤（ネプチューン）、河本準一（次長課長）、熊切あさ美、ほのかに加え、今飛ぶ鳥を落とす勢いの人気芸人・かまいたちをゲストに迎え、オンラインイベントでしか観られない特別編を配信！ 詳細＆チケットご購入はこちら！