世界中からミニチュアの注文が殺到! 依頼者の思い出までをも再現する”小さな町工場”

公開: 更新: テレ東プラス

1月22日(金)夜10時放送の「たけしのニッポンのミカタ!」は、ゲストに安藤優子を迎えて、ビートたけし国分太一が「世界から絶賛される小さな町工場」をテーマに深掘りしていく。

「テレ東プラス」では、「たった数㎝のお鍋&ミキサー&炊飯器?超リアル!世界から絶賛!下町の町工場が作るミニチュア調理器具」を特別に先取りで紹介する。

「世界中から注文が来る調理器具のお店がある」との情報を元に、東京・荒川区へ。その店は住宅街の中にあった。さっそく店内にお邪魔するも、世界中で売れているらしい調理器具は見当たらず...。

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目にしたのは小さなミニチュアの調理器具。店主に聞くと「鍋やそれに不随する調理器具を実物の12分の1で作っている」とのこと。

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炊飯器は蓋を開けると「こぼれている米粒」もリアルに再現。カセットコンロはガスボンベの着脱も可能だ。

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スタッフが「本当にこれらのミニチュアは売れているのだろうか?」と疑問に思っていると、奥様が束になった注文用紙を見せてくれた。SNSで人気に火が付き、中には一度に10万円以上購入する個人客も!

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世界中から注文が寄せられるミニチュア調理器具は、世界で唯一のオリジナル技術によって作られていた。その技術を探るべく、密着開始!

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一般的にミニチュアの模型はプラスチックや粘土で作られることが多いが、こちらのミニチュアはすべて本物と同じ素材を使用する。さらに作り方の工程も本物と同じ!

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この日は「雪平鍋」を製作中、素材にアルミを使用し、直径2㎝の鍋に一つひとつ、雪平鍋の模様を入れていた。

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持ち手は鍋の部材に直径1mmの穴を開け、幅5mmの鉄材を固定し、ぺンチで丸めて加工。鉄材に持ち手を付け、最後に引っ掛け用の金具を取り付ければ完成! 「これはもっと(値段が)高くてもいいですよね」と感動する太一。

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硬く加工しにくいステンレスを用いたミニチュアを作ることができるのは、世界中でもこちらの店主ただ一人。

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こちらは、100万円の製作費と1年半の製作期間をかけて作られたミニチュア厨房。ステンレスはもちろん、銅製の調理器具、食材、掃除道具や床に落ちた野菜まで見事に再現されている。

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食材を担当するのは奥様と娘さんで、アジの開きも本物さながら。しかし、こだわりを貫き、細部まで再現する店主(ご主人)に対し、奥様がちょっぴり不満をもらす一幕も...(笑)。

元々は精密機械の部品を作る工場を営んでいたが、15年前、不況のあおりを受け仕事は激減。工場は廃業の危機に立たされた。元々は奥様の趣味だったドールハウス。しかし、キッチンを作る際にどうしてもいいお鍋がなく、ご主人に「本当の金属の鍋が欲しい」と頼んだことが、運命を変える大きな転機となる。

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金属加工の技術を活かし、2年の歳月をかけて本物と同じ銅素材で鍋を作ると「リアル過ぎる!」と評判に。その後は、アメリカで開催されたドールハウス界最大の展示会で高評価を得て、今に至る。

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調理器具だけではなく、飲食店のミニチュアも製作。「取り壊すことになった実家のお店をミニチュアで残したい」という依頼も舞い込む。

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実際の店内と瓜二つのミニチュア。店主のこだわりが随所に見られる。

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障子や欄間、柱にかけられた掛け軸まで忠実に再現。依頼者は「写真とは全然違う。家族や仕事で関わった人たちの息吹が感じられる」と語る。店主がこだわり続けるミニチュアは、依頼者の大事な思い出まで完全に再現していた。

1月22日(金)の放送「世界から絶賛される小さな町工場SP!」では、ゲストに安藤優子が登場する。スタジオトークでは、他局の印象が強い安藤に「7チャンに出ていて大丈夫なのかな?と思ったり...」と、思わず漏らす国分太一だが、「ここからのコーナーは私が仕切っていいらしいんです。たけしさんに、聞きたいことを何でも聞いていいと」と、笑顔で進行する安藤。ビートたけしに「たけしさんの座右の銘を知りたいんです」と問いかける。

すると、一瞬考えたたけしは「どうせ死んじゃうんだ」と、衝撃のひと言! そこに込められた思いとは? 時に笑い、時に頷きながら切り込んでいく安藤に、たけしは笑いの師匠から教えられ、今も大切にしているという言葉を明かす。普段の「たけしのニッポンのミカタ!」とは少し異なる空気となった、安藤優子とのトーク。詳細は番組をお楽しみに!

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【番組内容】
▽たった数cmのお鍋&ミキサー&炊飯器? 超リアル! 世界から絶賛! 下町の町工場が作るミニチュア調理器具店...職人さんのすごい技術に密着!
▽「どハマリさん」がオススメ! 3大「オムライス」...令和のオムライスは○○が定番に!?
▽1万円もする超高級な究極の「しらたき」って...?

をお届けします。

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