「原監督が呼んでくれたけど、反対する声も多かった...」元木大介がジャイアンツコーチ就任の裏側を明かす

公開: 更新: テレ東プラス

街の人への何げないインタビュー映像をきっかけに、笑福亭鶴瓶とゲストがよもやま話を展開するトークバラエティ「チマタの噺」(毎週火曜深夜0時12分~)。1月5日(火)は読売ジャイアンツ(以下、巨人)のヘッドコーチ元木大介が登場。

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【配信終了:1月12日(火)】動画はこちら

2年連続リーグ優勝を果たすも、日本シリーズでは2シーズン4連敗した巨人軍。「リーグ優勝2連覇も大変なことなのに、日本シリーズ4連敗した瞬間にほめてくれる人はいなかった。"(リーグ)優勝するのもなんやろな"って一瞬思った」と、苦笑する元木。「セ・リーグでは大差で優勝して、日本シリーズまで時間があったので、調整が失敗したといえば失敗したかも...」と、リーグ優勝を早く決めてしまったことが敗因の1つだと分析します。

「原(辰徳)監督が呼んでくれて、反対する声も多かった...」と、コーチ就任の裏側を明かします。「次は監督できるやろ」と楽観する鶴瓶に、「いやいや、監督はそんな甘くないですよ。巨人の監督は総理大臣より少ないでしょ」と、厳しい現実を説きます。

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「(コーチとして)入る前にジャイアンツが"暗い暗い"ってずっと言われてて。"暗いっていうよりも声が出てないな"って思ったので、"元気よくやろう"っていうのを心がけました。やっぱり野球はチームプレーなので、声出してやらないと動けない」と、指導方針を明かします。さらに、「コーチをやるときに"タレントコーチだ"とか言われたので、それはタレントさんにも失礼だし、見返してやらなきゃって...」と就任当時の胸の内を吐露。

続いて巨人の若手選手の話題へ。鶴瓶が「岡本って飄々として、なんやのあいつ? スゴいな!」と、巨人の4番打者として活躍する岡本和真選手の名を挙げます。すると元木は「岡本はのんびりやでマイペースで...ただ負けず嫌いです!」と、岡本の強さの秘密に言及。

「"ジャイアンツは(良い選手を)取りすぎだよ"っていわれますけど、心の中では"みんな来てくれ"って思います」と本音も。「巨人に誰が来てほしい?」と、鶴瓶が質問すると「いちばん来てほしいのは千賀投手ですかね」と、福岡ソフトバンクホークス・千賀滉大投手の名を真っ先に挙げます。大野雄大選手(中日ドラゴンズ)、山本由伸(オリックス・バファローズ)の名前も挙がり、「(全員来てくれたら)絶対日本シリーズ勝てます」と、爆笑。

また、コロナ禍で一時球場が無観客だったときの印象について触れ、「違った意味の野球を感じた。ホームランのときってスゴい音鳴るんだ、って。キャッチャーミットのいい音で"球が速い"っていうのもわかった」といいます。

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現役時代からつねに注目を集めていた元木。当時を振り返り、「野次の中でヒットやホームランを打ったときの気持ちよさは、いまだに忘れられないです! "ざまぁみろ!"って思うんですよ。緊張して打てない子もいますけど、僕らは"2アウトランナーなし"なんて何も面白くなかった。やっぱりチャンスで打って、"今日のヒーローインタビュー何て言おう"っていうのを試合中に考えてた」と言い、驚きのメンタルの強さを披露しました。

来季については、阪神ファンの鶴瓶に対し、「阪神タイガースも戦力上げてますし、ロベルト・スアレスが残ったのは大きいです。いいピッチャーですよ」と、言及。「近大の佐藤(輝明)も(阪神に)入ったやん。あれ打つやろ」と鶴瓶。「浜風でレフト方向に打てるの、掛布(雅之)さん以来じゃないですか。楽しみですね」と元木も、野球人として期待を寄せます。

現在この放送は、「ネットもテレ東」で期間限定配信中です。次回はお笑いタレント・山田邦子が登場。どうぞお楽しみに!

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