『ガイアの夜明け』をロンブー淳さんと見てみたら... 独自視点のコメント、さらにテレビの「悪い癖」にも言及

公開: 更新: テレ東プラス

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テレビ東京・火曜夜の経済報道ドキュメンタリー『ガイアの夜明け』。2002年4月にスタートした番組では、様々なテーマを経済、ビジネスの視点で見つめ、問題解決に奮闘する人々を取材してきた。

そんな「ガイアの夜明け」を有名人やインフルエンサーたちと一緒に見て、その反応を"副音声的"に楽しんでもらう新企画が「テレ東NEWS YouTubeチャンネル」で12月8日からスタート。初回はロンドンブーツ1号2号田村淳さんが登場した。

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この週の『ガイアの夜明け』では「これで俺が立て直す!~コロナ禍の"リアル"に迫る~」と題し、ふぐ料理店「とらふぐ亭」などを展開する「東京一番フーズ」が、コロナの影響で破綻した老舗寿司チェーン「寿し常」を買い取り、経営を立て直す様子を追った。

淳さんは番組タイトルが出ると「だれが作ったかわからないけど、タイトルのフォントがいい」とさっそく独自の視点からコメント。「東京一番フーズ」の社員が「寿し常」のベテラン板前に効率化のアドバイスをするシーンでは「似ているな。三国志で蜀に諸葛亮孔明が入ってきたときに。圧倒的に合理的なんだけど反発がある。けれど結果で見せれば関羽も張飛もついてくる」と歴史好きな一面も見せた。

番組内容以外にもコメント

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淳さんの視線は番組外にも及んだ。進行を務める池谷亨キャスターが、番組内容と淳さんが設立した新会社の話を絡めて質問をすると、「テレビの悪い癖なんです。テレビが何かと紐づけて、答えありきで会話を進めちゃうとそうなっちゃう(笑)。答えがないところに取材して探るのが僕は好き。答えありきだとウッ!となっちゃう。地上波だとそれでいいと思うんですけど、YouTubeだと刺さらないと思います」とダメ出し。

それでも番組観賞後には「最後、お客さんの笑顔があったじゃないですか。あそこを(制作側が)ゴールにしているんだなと伝わってきて感動している。絶妙なタイミングで音楽がかかって、だからテレビってすごいなという瞬間なんですよね。YouTubeの良さもあるんですが、テレビの本当に作り込んだコンテンツの良さがVTRに詰まっていた。編集、取材をしたスタッフさんに拍手を送りたい。テレビを自慢していいって思いましたよ」と褒めた。

その上で「限られた時間の中に収めるのがテレビですけど、泣く泣くきった部分をこういうYouTubeに載せるほうがより地上波のオンエアに帰ってくると思う。テレビの人は自分たちのとった作品をテレビで流すことだけをゴールにしてきたけれど、製作能力は圧倒的にあるのだから、テレビだけじゃないところに使って欲しい」と今後の展開にも期待を寄せていた。

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