12月19日（土）放送の「ゴッドタン」（毎週土曜深夜1時45分）は、「壁ある芸人矯正プログラム」かまいたち・濱家隆一編と、後半は、若手芸人がダサいヒーローコントで競い合う「ヒーローコントグランプリ」の後編をオンエア。

かまいたち・濱家「ウソぴょ～ん！」で壁をなくす

自ら心の壁を作り、周りと打ち解けられない"壁あり芸人"が、ニセ番組のゲストとして呼んだ初対面の女性タレントと仲良くなり壁をなくす「矯正プログラム」。

かまいたち・山内健司は壁をなくせなかったが、今回は相方・濱家隆一が初対面の北川美麗と仲良くなることに挑戦。劇団ひとり、おぎやはぎ（矢作兼、小木博明）、壁ない芸人・井戸田潤（スピードワゴン）はスタジオからモニタリングしつつ、イヤモニで指示を送る。

いきなりテンションMAXだった山内とは対照的に、低いテンションで入るよう指示が送られた濱家は、北川の視線も合わせず無愛想に挨拶。さらに、台本をめくりながら「薄いっすね」と企画にダメ出しし、スタジオに重い空気が流れる。北川は不安そうな表情になるが......

ここで濱家が「ウソぴょ～ん！」とおチャラける。

これには北川も笑顔がこぼれ、一気に打ち解ける。モニターを見ていたおぎやはぎらも「この作戦すごくいい！」「（壁なくす）正解出ちゃった」と大盛り上がり。

勢いにのる濱家は、好きな食べ物の話から「今度一緒に行こうよ」とLINEを聞き出そうとするが、これには北川も警戒。一瞬、嫌な空気になりかけるも、濱家は即座に......

「ウソぴょ～ん！」を発動し、難を逃れる。

万能な「ウソぴょん」の可能性を探るため、ここからはおぎやはぎらの悪ノリ混じりの指示が送られることに。

「かっこつけたウソぴょん」の指示にはウインクウソぴょん。

「泣きながらのウソぴょん」の指示には、16年の芸人人生を振り返り、スタッフやファン、山内に感謝を述べながら本当の涙を流し、泣きながら「ウソぴょん」。これにはスタジオ大爆笑。濱家は見事"壁ある芸人卒業"したのだった。

第7世代がダサいヒーローコントに挑戦

空気階段、はなしょー、蛙亭、ジェラードンというコントに定評のある4組が、ダサいヒーローコントに挑戦した「ヒーローコントグランプリ」の後半戦

空気階段は、鈴木もぐらが渡辺篤史マンに扮し、建物を探訪しながら悪役の水川かたまりと対峙するという設定だが、劇団ひとりは「ダサくはないですね」と低評価。

水川は、渡辺篤史とは無関係な必殺技を使ってしまったことを反省しつつ、「『キングオブコント』より難しかった」と振り返った。

蛙亭、ジェラードンともに、コントで笑いは起こるものの、「結局ダサさより面白さが勝っちゃってる」と矢作。"ダサいヒーローコント"としての評価にはならず。

そんな中、はなしょー（杵渕はな、山田しょうこ）のコントは、山田が赤ちゃんを抱えたシングルマザーの"子連れマザー"というヒーローの設定。赤ちゃんを起こさないように戦うといった展開に、「言う時、必ず正面向く感じがダサい」と高評価の劇団ひとり。

すると、山田が「私たち、養成所の時、ネタ見せをBOOMERさんに教わって」と明かし、「BOOMERイズムがあるのね」と小木が頷くなど、一同を納得させた。

結果、優勝は、はなしょー。劇団ひとりが「ダントツでダサかったです」と講評するも、杵渕は「今の話の流れだと、ダサくて面白くねえ奴らみたい」と素直に喜べない様子。
水川から「受け答えもずっとダサくて」と言われて、山田が「狙ってないです！」と言い返すなど、最後まで大盛りあがりの企画となった。この放送は「ネットもテレ東」で期間限定配信中！

次回12月26日（土）深夜1時45分からの「ゴッドタン」は、「壁ある芸人矯正プログラム」の劇団ひとりスペシャルをオンエア。