これで1000円? 獲れたて新鮮なお刺身と煮魚の日替わり定食が話題! 人気の秘密は店主こだわりの漁にあった!

公開: 更新: テレ東プラス

12月18日(金)よる10時からは「たけしのニッポンのミカタ!」を放送! ゲストに南野陽子を迎えて、ビートたけし国分太一が「売れるのにはワケがある」をテーマに深掘りしていく。

「テレ東プラス」では、「漁師が営むドライブインの日替わり定食、店主が獲った魚がお刺身に!オドロキの漁に密着」を特別に先取りでご紹介する。

mikata_20201218_01.jpg
「辺鄙な場所にあるドライブインに大人気の日替わり定食があるらしい」という情報を手に向かったのは、鹿児島県の中心部から2時間ほど離れた阿久根市。

mikata_20201218_02.jpg
車がほとんど通らないような場所で見つけたのは「ドライブイン潮騒」。店内に入ると、窓からは東シナ海の絶景が! 窓際には双眼鏡があり、海上の様子を鮮明に確認することができる。

mikata_20201218_03.jpg
こちらが「ドライブイン潮騒」の日替わり定食。お値段はなんと1,000円!(数量限定。平日のみ)。

mikata_20201218_04.jpg
気になる中身は...クロダイの煮付け、アラの味噌汁、キビナゴの南蛮漬けや青菜の和え物などの小鉢が5品。その上、イシダイやクロダイの刺身が15切れも! お客さんのほとんどが日替わり定食を注文。「プリプリ、コリコリ!」「刺身だけでも値打ちがある」と大好評。

お客さんが絶賛する日替わり定食だが、仕入れを手掛ける店主いわく「天然物にこだわっている」とのこと。それではなぜ、天然物の魚を安く仕入れることができるのか? その秘密を探ることに。翌朝8時。魚を仕入れに行く店主に同行するが、「8時に仕入れって遅くない?」と太一。

mikata_20201218_05.jpg
それもそのはず、到着したのは市場ではなく、なんと海! 黒之瀬戸は潮の流れが速く、日本三大急潮の一つとされていが、店主は漁船に乗り、自ら魚を捕獲するとのことで、早速同乗させてもらう。

mikata_20201218_06.jpg
約10分でポイントに到着するとウェットスーツ姿に。そして手には見慣れぬ物が...。魚を潜って獲るのか!?

mikata_20201218_07.jpg
手にしていたのは、引き金を引くと銛(もり)が発射する「水中銃」。ちなみにお値段は約6万円。73歳になる店主は、水中銃を片手に勢いよく海へ飛び込む。この日の漁場は深さ27mの海底。潜ってわずか5分で銛は見事命中し、コロダイをゲットする!

mikata_20201218_08.jpg
その後も次々と大物を仕留める。水中銃を使う漁師は日本全国でもごくわずか。特に黒之瀬戸は潮の流れが速いため、潜る行為ですら危険だそう。店主は25歳から水中銃での漁を始め、「必要な魚だけを獲る」というポリシーを持つ。漁が終わると魚の鮮度を保つため、海の中で活け締めを行う。

1時間半後、漁を終えて船に戻る。この日はイシガキダイ、コロダイ、アオブダイなど計9匹をゲット。「今日は少ない。カメラがいるから魚が逃げる」と笑顔で語った。

mikata_20201218_09.jpg
店に戻るとランチに間に合うように、ウェットスーツのまま魚をさばく。調理場の担当は奥様と娘さん夫婦。獲れたての魚は、あっという間に焼き物や刺身に変身する。「漁を終えて店に戻ってくるまで、毎日心配している」と奥様。娘さんも「(心配で)子どもの頃から漁をする姿を双眼鏡で確認していた」と父のことを思いやる。

何歳まで体を張って漁を続けるのか...そう尋ねたところ、「潜ることが大好き。80歳になるまでは続けたい」と語る店主。たけしは「すごいね、この人!」と、思わず声を上げて感心したのだった。

番組ではこのほか、

●どハマりさんオススメ! 男のガッツリ飯
現役トラックドライバーの人気ユーチューバーが太鼓判、ごはんもおかずもガッツリの定食

●買うのに2年待ち! 知る人ぞ知る超人気お掃除道具

をお届けします。今晩10時放送「たけしのニッポンのミカタ!」を、どうぞお楽しみに!

PICK UP