入浴はアマゾン川、食料はピラニア、猛毒グモと大格闘! アマゾン奥地の大秘境で15年以上も1人で原始的生活を送るワケ

公開: 更新: テレ東プラス

naze_20201216_01.jpg
12月17日(木)夜7時58分からは「ナゼそこ? 秘境で暮らす人いませんか&世界で発見したナゼそこ日本人2HSP」を放送!

秘境に住む人知りませんか? "山梨のマチュピチュ"天空集落・急斜面で暮らす秘境人...ちんちん焼き▽アマゾン奥地の大秘境で15年以上も原始的生活を送るワケあり男性

【秘境に住む人捜索!数珠つなぎ】
『あなたの知り合いに秘境で暮らす人いませんか?』と、街ゆく人から聞いた情報を頼りに、秘境に住む人を数珠繋ぎに探していく大好評企画。 今回は山梨県の南西端に位置する早川町で聞き込み! 3000メートル級の南アルプスをはじめ、四方八方を山々に囲まれた早川町は面積の96%が森林という町。近年では急激に過疎化が進み、全国にある743の町の中で最も人口が少ない町なのだとか。そんな早川町には、「山梨のマチュピチュ」と呼ばれる謎の天空集落があるという。一体どんな人が暮らしているのか。

1人目・・・中洲集落/深澤岩夫さん(88歳)

naze_20201216_02.jpg
下部温泉駅から路線バスに乗り、早川町に到着。4年前に東京から移住してきたという女性から、木の棒1本でクマを仕留めたおじいちゃんがいるとの情報を入手、さっそく会いに行くことに。深澤岩夫さん(88歳)の自宅の裏山には野生動物が多数生息。大切に育てている野菜をほぼ毎日荒らされるため、ラジオを大音量で流したり、威嚇用の花火を定期的に打ち上げたりと、日々、野生動物と戦っているという。クマを倒したのは3〜4年前の出来事だそう。

2人目・・・茂倉(もぐら)集落/深澤勉さん(83歳)
3人目・・・茂倉(もぐら)集落/望月利子さん(81歳)

naze_20201216_03.jpg
岩夫さんから、山を1つ越えた、標高の高い場所にある茂倉(もぐら)集落の情報を入手。徒歩で向かう途中、意外な人物に遭遇!その人物は地元の方ではなく、ある変わった事をするために日本各地の田舎を回っているそうだが、一体何をしている人なのか? その人物曰く、これから目指す茂倉集落は、山にへばりつくように存在し、"山梨のマチュピチュ"とも言われている天空集落だという。そこには一体どんな秘境人が暮らしているのか?

平地がほとんどない、山の急斜面に存在する茂倉集落。2人目の秘境人・深澤勉さん(83歳)は、岩夫さんの従兄弟にあたる方。集落内を案内してもらっていると、そこに現れた、1人のおばあちゃん...望月利子さん、81歳。10年前までは集落で唯一の商店を営んでいたというが、現在は野菜などを育て、半自給自足生活を送っている。都市部に住むお子さんたちは81歳で一人暮らしをする利子さんを心配しているそうだが、家族と離れ、この地にたった一人で居続ける理由とは?

4人目・・・室畑集落/望月さん(男性・75歳)
5人目・・・室畑集落/女性・95歳
茂倉集落から15キロほど離れた山梨と静岡の県境に位置する室畑(むろはた)集落の情報を入手。さらに集落に詳しいという天野さんにお話を伺うと、室畑集落にはかつて10世帯が暮らしていたが、現在の住民は90代の元気なおばあちゃんと70代男性の2人のみ。まさに廃村寸前の限界集落だという。天野さんは、その70代の男性と"ある事"をするために室畑に行くというので、ついて行くことに。集落に到着すると、天野さんと4人目の秘境人・望月さん(75歳)はさっそく作業を開始。実はこの日は、望月さんが1年かけて育てた自家製蜂蜜の収穫の日。長年、林業関係の仕事をしていた望月さんだが、子どもたちが独立し、妻に先立たれた事で、現在は蜂蜜作りを趣味にしながら秘境の地で一人暮らし。年に1度の収穫の日は、40年来の友人である天野さんが手伝いに来てくれるのだそう。
さらに、もう1人の住民、90代のおばあちゃんにもご挨拶させていただくことに。結婚を機に、この秘境の地にやって来て70年。なんとひ孫が15人もいるという。

【世界で発見したナゼそこに日本人:アマゾンの奥地のジャングルで暮らす日本人】

naze_20201216_04.jpg
アマゾン奥地の船でしか行けない秘境に15年以上もたった一人で暮らす衝撃の日本人がいるという。その人物が住むアイロンベーリョ村を目指し、まずはブラジル最大の都市サンパウロへ。そこから北西部のマナウスまで飛行機で4時間、中継地ノーボアイロンまで車で5時間、そこから船に乗り換え、再び5時間。うっそうとした森の中から上陸し、道なきジャングルを進むこと15分、ついに日本人男性...中山茂さん(当時69歳)を発見!

naze_20201216_05.jpg
アマゾン川ほとりの小さな村「アイロンベーリョ」。村と言っても住人は日本人の中山さんただ一人。ワケあって、この人里離れたジャングルでたった一人、仙人のような暮らしを17年間も続けているという。電気や水道はなく、入浴・洗濯はもちろん、飲み水も(アマゾン川の)川の水。家の周りには毒グモなどの危険生物が多く棲み、ジャングルで採取した果物や川で釣ったピラニアを食べて暮らしている。危険で不便なアマゾンの奥地に暮らして17年。以前は家族もいて、都会で会社勤めをしていたというが、一体なぜ、この地にやって来る事になったのか。それは、ある痛ましい事件がきっかけだったというが、過去に一体何があったのか。 番組では以前「世界ナゼそこに?日本人」で紹介された中山さんの波乱万丈の人生を改めて紹介するとともに、2年ぶりにリモートで近況報告!

【ゲスト】
いとうあさこつるの剛士熊切あさ美

PICK UP