12月12日(土)放送の「ゴッドタン」(毎週土曜深夜1時45分)は、人気企画「私の落とし方発表会」第8回目をオンエア。朝日奈央、薄幸(納言)、渡辺江里子(阿佐ヶ谷姉妹)の3名が、理想のシチュエーションを自作自演。
いつもはガサツな薄幸が女を見せる瞬間
まずは、今年一度も落とされていないが、去年落とされたのは「14回くらい」という薄幸。
設定は、先輩と後輩との3名による芸人仲間での飲みの席。飲みながらのトークではいつもの調子で......
事務所を変えようかと相談してきた後輩に対しても......
「人力舎は会釈さえできりゃ猿でも入れる」と、いつものようにガサツなヤンキー口調で毒づき、場を盛り上げる。
そんな中、後輩が「実は巨乳なんですね?」と気づきもっとアピールした方がいいとはやし立てると、「そういうのを隠すためにわざわざでかいTシャツとか着てるんやん」と先輩。すると......
「気づいてたんすか?」と幸の表情が変わる。
幸のガサツさをイジる後輩に対し、先輩が「幸はええ奥さんになると思うよ。こう見えて料理めちゃ上手い」というと......
この表情。
さらに、少し戸惑いながらもキャラを通そうとする幸に、「俺の前で無理すんなって」と先輩。幸が「そんなん言ったら好きになっちゃいますよ(笑)」と冗談めいた返しをすると、先輩は真顔で「なってもええんちゃう?」。その度に、幸は......
この表情。
そして、照れ隠しに「ホテル行っちゃいます?」と茶化す幸に、「そういうことしたないねん、まだ......大事にしたいから」との先輩の言葉で、落ちたのだった。
関西弁の芸人が好きだという幸は、「どのへんの芸人がいいの?」と問われ「ゆにばーすの(川瀬)名人」と答えた。
巨匠・渡辺江里子の「ずっと心に残るような恋」
数々の名作を生み出してきたこのコーナーの巨匠・渡辺江里子。前作では「落ちない」というルール違反を犯したことを責められながらも、今回も落ちるか落ちないかは「やってみなきゃわからない」と、またしても違反の予感!?
「ずっと心に残るような恋」をテーマにした今作は、「あの日の夏祭り」と題し、花火大会当日の屋上という設定。
学ラン姿のタケシの前に現れた浴衣姿の江里子は、タケシから「ババア」と言われ、「うら若き17の乙女を捕まえて、なんてこと言うの」と返す。年齢設定に失笑が生まれるが、幼馴染の2人としてドラマは進行する。
ふてくされるタケシに「あんた、私に空手道場で泣かされたの忘れたの?」「バイクとかケンカとか無茶しちゃ駄目よ」といった"幼馴染あるある"を連発する江里子。これを聞いた矢作は「広瀬すずにやってほしかったよ」とぼやく。
タケシから「お前って好きな男いるの?」と聞かれ、淡い青春ドラマが続くかと思いきや、衝撃的な新事実が発覚。
スタジオが騒然となる中、花火が打ちあがるとタケシの姿は消えていた。
江里子は沢田知可子の「会いたい」を熱唱し、17歳の2人の思い出をプレイバック。
歌い終えた江里子の元には、今の婚約者が現れ「幸せになろう」と約束。江里子は、17歳の恋に「バイバイ」と別れを告げたのだった。
感動に沸くスタジオでは、劇団ひとりが「先生にしては、こういうファンタジーで仕掛けを入れた台本って、珍しいんじゃないですか?」と質問を。渡辺は「夏の終わりに花火を見た時に、"ここに何かひとつ物語があるんじゃないかな"と思いまして」と着想を明かし、涙で声を詰まらせた。
その他、朝日奈央は、「韓国ドラマの王道」をテーマに、朝日に憧れて業界入りした男性ADとのやりとりを熱演し、何度も恋に落ちる表情を見せたが、レギュラー陣からは「ダサい」と大不評。この放送は「ネットもテレ東」で期間限定配信中!
次回12月19日(土)深夜1時45分からの「ゴッドタン」は、「壁ある芸人矯正プログラムかまいたち濱家編」をオンエア。さらに空気階段、はなしょー、蛙亭、ジェラードンというコントに定評のある若手4組が、オリジナルのダサいヒーローコントで競い合う「ヒーローコントグランプリ」の2周目も。