「街で会うと幸せになれる!」もはや都市伝説? リヤカー販売で飛ぶように売れていく〇〇〇〇ケーキ

公開: 更新: テレ東プラス

12月4日(金)よる10時放送の「たけしのニッポンのミカタ!」は、ゲストに岡田晴恵(白鷗大学教育学部教授)を迎え、「秘境の激ウマ㊙グルメ」をテーマに、ビートたけし国分太一が気になる秘密を深掘りしていく。

「テレ東プラス」では、「青梅で目撃!リヤカーを引いて『何か』を売る人」を、特別に先取りでご紹介する。

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「青梅駅でほぼ毎日リヤカーを引いている人を見かけるが、一体何をしている人なのか」という情報をもとに青梅へ。街の人たちに話を聞くと、多くの人が"リヤカーを引いている人"の存在を知っている様子。ヒントは「♪カランコロン~」だそう。

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駅前で待っていると、遠くから鐘の音が! ちょっと怪しいリヤカーを引く男性に遭遇。スタッフがその後を追ってみると...何やら紙袋を渡し、お金をもらっている。「一体何をしているのか」と男性に声をかけると、「行商でシフォンケーキを売っています」とのこと。

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リヤカーの中のクーラーボックスを見ると、おいしそうな数種類のシフォンケーキが入っている。シフォンケーキのお値段は、1個300円。子どもから大人まで大人気で、飛ぶように売れていく。

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リヤカーの重さは40~50㎏。鐘を鳴らしながら、細い路地をひたすら進んでいく。青梅駅周辺で、週5日、1日に5~6時間ほどリヤカーを引きながら販売しているそう。

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味の感想をお客さんに聞くと...「しっとりしているけど軽い」「めっちゃふわふわしている」と大好評。

翌日、どのようにケーキが作られているのか...その謎を探るため、手づくりシフォンケーキ専門店「ちゃんちき堂」の工房へ。ふわふわ感を出すポイントはメレンゲにあるという。青梅の「もみじたまご」で作ったメレンゲを使用。

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焼き上がった生地はふわふわ! 1日16ホール作り、128個のシフォンケーキのうち60個はリヤカー、残りは自宅横で販売している。

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この日はリヤカーで奥多摩へ。青梅から奥多摩まで約21km。どの道を歩くかはその日の気分次第。「街で会うと幸せになれる」「幸せの黄色つなぎ」など、もはやリヤカーは都市伝説になりつつある。

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10年前まではITの会社に勤務していたご主人。シフォンケーキにハマったきっかけは、義理の母の存在だった。義母が作ったシフォンケーキがしっとりとしておいしかったそうで、「これは売れるな」と確信。「シフォンケーキを売って生きていこう!」とリヤカーでの販売を決意し、今に至るという。

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この日は、11時半に青梅を出発し、夕方5時に奥多摩で完売。「帰りはどうするのか?」と心配していると、奥様が車でお迎え。小さく畳んだリヤカーを車のトランクに収納し、40分で青梅に戻った。サラリーマンからシフォンケーキ屋さんになったご主人は、リヤカー販売を通して、「街の人々に出会える幸せ」を体感していた。

番組ではこのほか、

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をお届けします。今晩10時放送「たけしのニッポンのミカタ!」を、どうぞお楽しみに!

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