ガレージと共にセカンドライフを楽しむカッコいい夫婦...あれから3年9カ月後、再訪した結果...：家、ついて行ってイイですか？（明け方）

11月30日（月）に放送した「家、ついて行ってイイですか？(明け方)」（毎週月曜深夜）では、千葉駅で出会った嶋崎（※崎の字の右上は立）隆之さんの家について行きました。

嶋崎さんは、埼玉県の越谷から上総一ノ宮に引っ越してきたばかりで、「サーフィンが好きで、10年ぐらい前から通っていた。退職したら住みたいと思っていた」とのこと。

2007年、システムエンジニアをしていた嶋崎さんは、住んでいる家とは別に、上総一ノ宮に620坪の土地を購入し、ガレージを作ったそう。「屋根がついている建物は50坪でおもちゃ箱。家より癒やされる」と話してくれたので、ご自宅に帰る前に、ガレージに連れていってもらいました。ちなみに、家族は「嫁さん1人、娘1人」だそうで、奥さんの知津子さんとは、高校時代から付き合ってそのまま結婚したそうです。

総工費1400万円の「おもちゃ箱」は想像以上にすごかった！まずはアメ車のハマーが、どーんとその存在感を見せつけます。

ここで、ご自宅から奥さまが登場！「ガラクタだらけでしょ」と言いながらも、ステキな笑顔でスタッフを迎えてくれました。

冷蔵庫からビールを取り出し「ビールと車いじりが楽しみ」という嶋崎さん。ガレージは1970年代のヴィンテージもののサーフボードなど、レトロ感があふれています。

階段を見つけて「地下室ですか？」と聞くと、なんと車整備用の地下ピットだそう。こちらも嶋崎さんのこだわりで、「このピットが欲しかった！」とニンマリ。

2階には、キャンプ道具やタイヤ、ドラムセットなどが置かれています。若い頃、ドラムをやっていた嶋崎さんは、ギターをやっている娘さんを「セッションしよう！」とおびき寄せるために（笑）、わざわざドラムセットを用意。「この10年間で（娘さんは）2回しか来ていない」とちょっぴり寂しそう。

昔からモノづくりが好きだったのに、仕事に選んだのはソフトや管理系のお仕事。そこで、オフの日は形になるものを作るため、ガレージで過ごすようになったそう。知津子さんもガーデニングにはまって、お庭はトロピカルです。

「人間ムダがなくちゃだめでしょ。このガレージがあったから10年間過ごせた。"カッコいい大人ってなんだろう"と昔から考えていた。カッコよくなりたいと思いながら、カッコ悪いまんま(笑)」と嶋崎さん。

知津子さんの運転で、今度は築40年のご自宅に向かいます。

もともと別荘として建てられたというお宅の大きな玄関には、シャンデリアが飾られています。

こちらは6LDKで1400万円。キッチンはリフォーム済で、内装は白で統一されています。

しかし、自宅の横にも製作中のカレージが！

スタッフが、「こういうお金ってけっこうかかりますよね？」と聞くと、「かかると思うけど、好きなものに使うなら...」と返す嶋崎さん。「カウンターのすぐ後ろにお酒の瓶をいっぱい並べる」と楽しそうに話してくれました。

取材が終った頃はすでに太陽が...。「海を見て行きましょう！」と、ご夫妻が海を経由して駅まで送ってくれました。

取材したのが2017年3月。あれから3年9カ月...嶋崎さんのお家を再訪するスタッフを、大きなアメ車で迎えに来てくれました。こちらは2年前に購入した中古のラムトラック。

2019年に腰の手術した以外はお元気そう。むしろ手術をしたおかげで「海に入れるようになった」と嶋崎さん。

製作中だったガレージは、ずいぶん進化していました。

ドラムでおびき出してもなかなか遊びに来てくれないとボヤいていた娘さんですが、「ことあるごとにBBQやろうよ」と尋ねてくるようになったそう。その心境の変化は...ご結婚！旦那さんと一緒に来てくれるそうで、「悔しいじゃん！」と、嶋崎さんの泣きが入ります。

目下の夢は、夫婦水入らずでキャンピングカー旅行をすること。キャンピングカーもすでに購入済みです。「いつか夫婦でアメリカを横断したい！」と教えてくれました。「まだまだこれからですね」と問いかけると「満足しませんね」と嶋崎さん。新たなセカンドライフの目標を見つけてワクワクしている様子が伝わってきました。