11月21日（土）放送の「ゴッドタン」（毎週土曜深夜1時45分）は、収録中は明るいものの、カメラが止まると無口になったり、共演者とも仲良くしようとせず壁を作る"壁ある芸人"を矯正する新企画「壁ある芸人矯正プログラム」。今回矯正するのは西の雄・かまいたち（山内健司、濱家隆一）。

カメラが回っているのにも関わらず、テンション低めに登場したかまいたち。共演者との間に壁を作っている理由は、「僕らみたいなもんがカメラ回ってない時に親しくしゃべりかけたら、もう調子のってきたんかって思われそう」と山内。知名度が低いタレントやアイドルだとしても、「狙ってんのかな？」と思われるのではないかと気になってしまうのだという。

また、濱家は、かまいたちは"本格お笑い"でやってきたため「『あいつタレントとアイドルとしゃべってるやんけ』って思われてるんちゃうかな？」と、芸人の目が気になってしまうという。

芸人の後輩に対しては、ネタのアドバイスを求められても、そっけない態度を取ってしまう山内。しかしそれは、「アドバイスが浮かばない」だけで、壁を作っているわけでないのだという。

さらに、山内は「共演者を下の名前で呼べない」という壁が。かわいがってもらっている先輩・ノブ（千鳥）は俳優・佐藤健と親しく「健」「ノブ」と呼ぶ間柄のため、山内は佐藤のことを収録中は「健くん」と呼んでいるが、プライベートでは「佐藤さん」と呼ぶのだとか。

すると、劇団ひとりも同調。えなりかずきに対して、収録中は「えなりくん」だが、普段は「えなりさん」、さらに付き合いの長い矢口真里についても、収録では「やぐっちゃん」だが、普段は「矢口さん」と呼び、さらに敬語で話していると明かした。

ちなみに、劇団ひとりが「風俗店でも壁を作るのか？」と聞いたところ、山内が濱家の秘密を暴露。大阪のドMの子専門の風俗では、濱家は「一番怖い客」といわれているとのことで、そこでは壁はないようだ。

かまいたちの壁を無くすため、お笑い界きっての壁ない芸人・井戸田潤（スピードワゴン）も特別講師として参加。安達祐実との結婚・離婚にも触れ、安達の母とは「あの頃はバチバチだった」と壁が超えられなかったものの、今は仲がいいそう。

「矯正プログラム」の内容は、ニセ番組のゲストとして呼んでいる初対面の女性タレント・ヲヲタリンリンと仲良くなることに挑戦。その他のメンバーは、スタジオからモニタリングしつつ、イヤモニで指示を送る。

まずは山内のチャレンジ。「初対面の女性タレントと絶対しゃべれない」と躊躇する山内だったが、「テンションMAXでいきましょうか」との指示を受け、「おはよー！　かまいたちの山内でーす！」と登場からハイテンション。ヲヲタリンリンの名前を聞いて、「リンリンリーン！電話すんの~？」とテンションMAXで対応するが、顔が真っ赤になってしまう。

その後も、ヲヲタが大阪出身だと分かると変な関西弁トークで盛り上げたり、ヲヲタが事務所の先輩・筧美和子を尊敬しているとのことでモノマネを披露するが......

胸を強調するモノマネに、ヲヲタはドン引きしてしまう。

挽回するため、ヲヲタの事務所の先輩たちのウソゴシップで話を盛り上げることに。川崎麻世（※崎は「たつさき」）は「ボクサー目指してる」、KABA.ちゃんは「半グレのトップ」とのウソゴシップでヲヲタも興味を抱くが、最後に、トリンドル玲奈は「売れる前はガルンダラだった」とイマイチなゴシップ......。

ここで、山内はカメラが回っている時がハイテンションで、カメラが回っていないとオフになるため、真逆の「ON・OFF逆作戦」を決行。カメラが回る前はハイテンションで発声練習をして盛り上げていた山内だが、いざカメラが回ると明らかにローテンションで声も小さい。が、カメラが止まると、「はい、おっけ～！」と、またハイテンションに。最初はヲヲタも戸惑っていたものの、徐々に壁がなくなってきた！？

最終テストには、井戸田が乱入。ハイテンションなハンバーグ師匠に対抗して、山内は「シュークリーム！」と絶叫！　......するものの、悲しい顔に。果たして山内の共演者との壁はなくなったのか！？

チャレンジを終えた山内は、「自分で今、何をしてるのかがわからなくなる」と手応えを感じなかった様子だった。濱家編は近日放送！　この放送は「ネットもテレ東」で期間限定配信中！

次回11月28日（土）深夜1時45分からの「ゴッドタン」は、「マジ歌ルーキ－オーディション」を２週連続で実施。人気企画「マジ歌選手権」への出演権をかけて、ネットで美声が話題のほしのディスコ（パーパー）を始め、ヒコロヒー、オッパショ石、サーヤ（ラランド）、新作のハーモニカ、岩倉美里（蛙亭）、佐々木崇博（うるとらブギーズ）がマジ歌を披露する。