「芸人っぽくないと言われるのがコンプレックスだった」ふかわりょうが本音をポロリ

公開: 更新: テレ東プラス

街の人への何げないインタビュー映像をきっかけに、笑福亭鶴瓶とゲストがよもやま話を展開するトークバラエティ「チマタの噺」(毎週火曜深夜0時12分~)。11月17日(火)は女優・岸井ゆきの後編をお届け。タレント・ふかわりょうも登場します。

映画が好きだと語る岸井。なかでもクリストファー・ノーラン監督作品の大ファンだといいます。そんな岸井が気になるのが翻訳家のアンゼたかしさん。

「毎回翻訳をアンゼたかしさんという方がやられていて、映画観終わって大興奮のなかエンドロールが流れて、画面がブラックアウトする直前に『アンゼたかし』って出るのがスゴいかっこよくて! (翻訳家によっては)自分の世界で翻訳する方もいるなか、アンゼさんは言っている意味を変えずに、日本人にわかりやすく翻訳しているというか...」と大絶賛。なんと憧れのアンゼさんと生電話で話すことになりました。最初は緊張のあまり口ごもる岸井でしたが、質問攻めにし、最後はアンゼさんの意外な経歴が明らかに...。

chimata_20201118_02.jpg
続いて登場したのは、芸歴26年のタレント・ふかわりょう。

「デビュー当時から今日まで、師匠への目線が変わってきていて...当初はリスペクトというより、視聴者目線で"面白い人"ぐらいだったんですけど、その後、接する機会が増えていくと徐々にスゴさを感じ始めた。師匠の場合、うまい下手とか、お笑いのセンスじゃない」と鶴瓶論を展開。

chimata_20201118_03.jpg
さらに鶴瓶への熱い思いをカミングアウトします。

「舞台本番5分前まで(鶴瓶が)ロビーでお客さんと談笑してて、僕には理解できなかったんです。ご飯に行ったときもクッシャクシャの紙をポケットから取り出して広げてメモして、またクッシャクシャにしてしまって。僕だったら本番直前にその紙を見直して、"これ話そう! あ、これも話そう"ってやるんですけど、師匠ってその大事な紙捨てるじゃないですか。そういう"こだわり"が若いときはわからなかったけど、今ではリスペクトに変わって...」。ふかわが明かすエピソードを聞き、鶴瓶もまんざらではない様子。

chimata_20201118_04.jpg
およそ20年前からDJ・ryo fukawaもしくはROCKETMANとして活躍する一面を持つふかわ。子どものころピアノを弾いていたこともあったそうで、「お笑いの道へ進んでみたものの"音楽とはどこかで触れていたいと思った」との理由から音楽活動を始めたといいます。当初、ROCKETMANは元ピチカートファイヴの小西康陽とのユニット名だったと明かします。

マルチな場で活躍するふかわに「でも、やっぱりふかわりょうは芸人やろ?」と鶴瓶が核心を突くと「芸人の門を叩いているので、何をやっても芸人である部分ははずれないと思う。ただ自分的には"あの人何者なんだろう。芸人っぽくない"って言われることがコンプレックスだった...」と、長年の悩みを吐露します。

すると、すかさず鶴瓶が「それ抜群やで! 芸人ぽくないといわれることは抜群!」と称え、ふかわの目には光るものが。

「みんなその位置におる。タモさんもそうだし、さんまもそうだし、たけし兄さんもそう。今はアホなことしないで一線にいる。でも、"いつでもやるでぇ!"っていうファイティングポーズがわかる」と、鶴瓶が芸人としての在り方を説きます。

chimata_20201118_05.jpg
鶴瓶の「26年やってきて、親はなんて言ってるん?」の問いにふかわは「"髪切りなさい"って言われます」と返し、スタジオは爆笑。

「爪痕を残さないスタンスが嫌いじゃなくなってきた」と自分なりのビジネススタイルを見つけた様子のふかわに「爪痕なんて残すもんじゃない。どこ行ってもち〇ち〇出したこと忘れる人はいないわ」と、鶴瓶が自身の残した"爪痕(テレビ局出禁事件)"を引き合いに・・・(笑)。

ほかにも「浮力の神様」と崇めるタモリ、ふかわのエッセイ集告知への試練など、貴重なエピソード盛りだくさん! チマタではミニカーをコレクションして約60年という男性が登場します。

現在この放送は、「ネットもテレ東」で期間限定配信中です。次回も引き続きふかわりょうの後編をお届け。どうぞお楽しみに!

PICK UP