見つかる可能性は1%以下! 北海道帯広で見たら幸せになれる「十字ギツネ」を大捜索:どうぶつピース

公開: 更新: テレ東プラス

ワンコやニャンコのかわいい姿をお届けする「どうぶつピース!!」(毎週木曜夜6時25分放送)。11月12日(木)放送の「見たら幸せになれる!?幻の動物大捜索」第2弾をプレイバック。

前回、世界遺産・広島県の宮島で、見たら幸せになれる「白いタヌキ」の撮影に成功した児玉Dが、日本にいる幻の動物を大捜索! 第2弾は、北海道・帯広市で目撃された「体に十字模様が刻まれている」「見つかる可能性は1%以下」とまさに幻の存在の「十字ギツネ」を捜索する。

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「十字ギツネ」別名CrossFoxは、キツネの中でも「最も位の高い神様」としてアイヌ民族から崇められていたそう。

十字ギツネのいるという北海道・帯広市へ。帯広市は雄大な大自然が広がる酪農が盛んな町。面積は東京23区とほぼ同じで、あれだけ苦労した宮島の20倍以上。見つけることができるのか!?

まずは、十字ギツネを見つけて帯広の新聞に載ったことがある玉井さんのお宅へ。玉井さんは、帯広市の郊外にある景勝地・岩内仙峡で十字ギツネを目撃。しかし、毎年そこに行っているものの、十字ギツネは1度しか見たことがないという。

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玉井さんの撮影した写真を見せてもらうと、体毛は黒く、よく見るキツネとはイメージが違っているよう。これは動物番組の威信にかけ動画に収めたい!

早速、北海道随一の紅葉の名所として有名な岩内仙峡へ。しかし、玉井さんに教えてもらった場所を捜索するも手掛かりすらなく断念。

そこで、十字ギツネのことを知るために、「帯広百年博物館」で野生動物に詳しい学芸員・池田さんに話を聞くことに。池田さんによると、キツネにはいろいろな色がいて、十字ギツネはアカギツネ(=一般的なキツネ)の色のバリエーションだと考えられるとのこと。体毛は、赤毛が最も多く、次にシルバーがかったギンギツネ、黒毛に十字の模様は特に少なく、幻のキツネと言われているのだという。

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池田さんに十字ギツネの絵を描いてもらった。イラストの白い部分が金色の毛で、個体差があり模様はまちまち。名前の由来は、毛皮を開いた時に漢字の「十」に見えるからだという。

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十字ギツネのことがわかったところで、観光案内所で目撃情報があった場所を教えてもらい、まずは「帯広市 緑ヶ丘公園」へ。黒い生き物を発見するが、残念ながらリス。

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日が落ちた後、真っ暗な獣道で草むらの中で光る瞳を発見するが、普通のキツネ。1日目は発見できず。

2日目、目撃情報のあった「とかち帯広空港」周辺の空地で張り込みするが発見できず。馬が重いソリを引く帯広名物「ばんえい競馬」の馬を育てている「ばんえい牧場」では、十字ギツネがポニーのご飯を盗み食いにやってくるという。そこで定点カメラをしかけるが、まさかのバッテリー切れという大失態。

3日目、ハンター歴45年の砂金さんに協力をお願いし、十字ギツネを見たことがあるという山へ。山奥に入るにつれて野生動物の気配が濃くなるも、やはり発見できなかった。

4日目、5日目、そして6日目、計124時間が経過し、目撃情報のあった8ヵ所中7ヵ所で空振り、残すは「幸福駅」のみ。しかし、ここでも十字ギツネには遭遇できなかった。

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幻の十字ギツネを捉えた貴重な映像を入手。一見、タヌキのようだが、尻尾も長くフォルムはキツネ。

dp_20201118_07.jpg提供:ミントリガー

背中の十字模様がよくわかる動画も。

dp_20201118_08.jpg提供:ミントリガー

これが見たら幸せになれる幻の十字ギツネだ! 番組では、今後も幻の動物を探しに行く!

次回11月19日(木)の放送は、谷まりあをゲストに迎え「九死に一生!大救出SP」。
命の危険にさらされた動物を救え&人間を救った名犬たち! インドで壁に挟まる猫×ブラジルで鯨を救え×アメリカ大都市の脱走犬×タンザニアでゾウの赤ちゃんを救え×カナダでアライグマがビルの上に...飼い主を救った衝撃ペットたちを再現ドラマに! 「スマホのペット動画」で密着! 福井にある映える猫寺の秘密&スタンダードプードルの大家族...実は○○だった!?

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