11月13日(金)よる10時放送の「たけしのニッポンのミカタ!」は、ゲストに市川紗椰を迎え、「そこで勝負?激レア料理店&スポット」をテーマに素朴な疑問を大調査。ビートたけしと国分太一がその秘密を深掘りしていく。
「テレ東プラス」では、「臨時休業が多い飲食店」を特別に先取りでご紹介する。
「なぜかしょっちゅう臨時休業になるお店があります。調査してください」という依頼をもとに、東京・JR大久保駅へ。駅からほど近い場所で噂のお店を発見! しかし「本日臨時休業します。明日は営業します」との貼り紙が...。近所の居酒屋さんで話を聞くと、先週も3日ほど休業していたそう。
翌日改めてお店へ伺い、店主に気になる休業日について聞くと、「月の3分の1くらいは休んでいる」とのこと。そんなにお休みして大丈夫なのだろうか...?
しかし、午後4時の開店と同時にお店はほぼ満席! ほとんどのお客さんがオーダーしているのがアジフライ。
その味はふわっふわのサクサク。「スーパーの惣菜のアジフライとは次元が違う」「死ぬほどウマい」と絶賛の声が飛び交う。
アジフライ、アジの刺身、アジのなめろうと、お客さんが食べているのは、ほぼアジ料理。臨時休業ばかりするお店の正体は「アジ料理専門店」だった。せっかく満席状態なのだから毎日営業すればいいのに...なぜ3分の1も臨時休業するのか? その理由は店主のヒミツの行動に隠されていた。
閉店後、早速「本日臨時休業」の貼り紙を書く店主。「店の営業よりも大事な仕事がある」と言う店主の1日に密着することに。
翌朝6時、横浜の元町中華街駅に現れた店主。大きな荷物を手に向かった先には船が! どうやら、一般客も乗る普通の釣り船に乗り、自らアジを釣るようだ。
出港した船が到着したのはベイブリッジの真下。竿に餌をつけて釣りを開始すると...3分後、早々1匹目をゲット! しかし釣れたのはアジではなくサバ。こちらは南蛮漬けや味噌煮にしてお通しにするらしい。
その2分後、2匹目をゲット! 釣れたのは、お目当ての金アジ。東京湾に生息するマアジの多くは尾ビレや背ビレが金色なため、「金アジ」と呼ばれている。金アジは他のアジとは異なり、回遊せずに多くのプランクトンを食べるため、太っていて脂の乗りが良いそう。
東京湾の金アジは漁獲量が少なく、市場にはなかなか出回らない貴重な魚。よって店主は、貴重な金アジを釣るためにお店を臨時休業し、自ら釣りに出かけているのだ。
店主は4年前に趣味で釣りをしていた際、偶然金アジと出会い、その美味しさに衝撃を受けたそう。「釣った人しか食べられない美味しいアジを食べてもらったら、絶対に流行る!」と確信し、それまで営業していた店をすべてたたみ、2年前、たった1人で金アジ専門店「釣りあじ食堂」をオープンした。
この日の釣果は、2日間営業できる量にあたる115匹。釣ったアジはお店の冷蔵庫で1日寝かせ、本来の旨味を引き出している。鮮度が落ちるため、「冷凍は絶対にしない」とのこと。
仕入れ、調理、接客のすべてを1人で行うため、価格もリーズナブル。お店の一番人気「アジフライ」は、なんと1枚380円(※価格はアジの大きさにより変動)。フワフワの食感がたまらない!
スタジオでは、たけし、太一、ゲストの市川がアジフライを試食。さまざまな疑問を店主にぶつけていく。
番組ではこの他、
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をお届けします。今晩10時放送「たけしのニッポンのミカタ!」を、どうぞお楽しみに!