街の人への何げないインタビュー映像をきっかけに、笑福亭鶴瓶とゲストがよもやま話を展開するトークバラエティ「チマタの噺」（毎週火曜深夜0時12分～）。10月27日（火）はお笑いコンビ・ロッチ（中岡創一、コカドケンタロウ）が登場！

ロッチと鶴瓶は「笑っていいとも！」で一緒に出演して以来の付き合いということで、和気あいあいとした雰囲気でトークはスタート。

ロッチは鶴瓶のやっているイベント「無学の会」にも８年前に出演しているそうで...「俺らは『無学』とか出て、段階踏んで鶴瓶師匠をやっとイジれるのに、最近出てきた若手がバーッてイジってるのを見ると、"師匠をなめてんのかコラ！ 尊敬あってのことか！？"って思うときあるんです」と中岡が熱く語ります。

コカドは「俺はそうじゃなくて、俺は鶴瓶師匠に愛してもらってると思ってるけど、みんなに聞いたらみんなそう思ってる」と、鶴瓶の愛を独占できていないことに不満な様子（笑）。さっそくお互いの鶴瓶愛を爆発させました。

鶴瓶いわく「ノック先生がそうだった。まだ頭を叩いたりできる時代じゃなかったのに、"この人の頭叩いたら面白いやろな"って叩いたら、めっちゃいい顔して笑ってくれて！ ノック先生はみんなに愛されてたからね」と往年の漫才師・横山ノックを偲び、その想いを継承していることを明かしました。

とはいえ、「あのノック先生もこいつには嫌っていうのがあるらしい」という言葉に中岡が反応します。「俺はイジられかたというよりも、まず俺のこと好きかどうか気になる。俺のこと面白いとか好きと思ってくれたうえでのイジりは、何されても大丈夫」とイジられキャラなりの見解を披露。

一方、「イジられないやろ？」と鶴瓶に話題をふられたコカドは、「よくあるのが"中岡君がダメな感じやから僕はしっかりしてるやろ"と思われるんですけど、喋ってると"あれ？こいつも違うな"みたいに思われることが多いです。伊集院光さんにもすぐバレて"あれ？ 君もちょっとおかしいね"って言われて...」と暴露し、スタジオは爆笑。鶴瓶も「なんかお前らと話してると力抜ける」と言います。

鶴瓶が「ロッチはさほどスターにはならんけど、ずっといる、みたいなね」と、芸能界でのロッチの立ち位置に言及すると、中岡も「師匠はスター街道行ってるように見えますけど、スターって感じではないですよね」と失礼な発言を...。「お前も『イッテQ』出ても全然スターやない」と鶴瓶が応酬。

ここでコカドが「中岡君なんていちばん人気の番組出てて、今スターになれなかったらもう無理ですよ」とツッコむと、鶴瓶も「俺も『半沢直樹』に出てんねんで！ なのに半沢直樹感がない」と自虐で返します。

そんな中岡の「イッテQ」出演は、ドッキリ番組のリアクションが面白いという理由でのスカウトだったそう。コカドによれば「ドッキリのかかり方が、そんなにリアクションしないっていうところが評価されたんですよ。頑張ってないことを評価されたから、中岡君は頑張り方がわからないんですよ」とのこと。

中岡も「本当そうなんです。出川哲朗さんから"俺はプロのリアクションをする人間だけど、中岡はリアクションしないほうがい、そのままでいたほうが面白い"って。でもそれってプロじゃないじゃないですか」と本音を吐露すると、鶴瓶は「それは"素人感のプロ"やと思う」と、中岡ならではのポジションを称えます。

続いて話題は、2人とも40代独身のロッチの結婚について。鶴瓶が「もうこの年になったら、出会ってから辻褄合わせればいい。1つその人のいいとこ見つけて、この人って決めてずーっと優しくしたらいい」とアドバイス。「決めるのが難しい。ここイヤだなぁって思ったらどうしたらいいんですか？」とコカドが質問すると、「みんな許したらいい。向こうも許してくれる」と懐の深さを見せつけます。

10年付き合っている彼女がいて、余裕の表情で鶴瓶とコカドのやり取りを聞いていた中岡は、「俺はいいんです。むしろコカドなんです、問題は。付き合う子付き合う子みんなぶっ飛んでる。（中岡とコカドが）一緒に住んでたときの彼女は、俺が作ってたコーンスープに"栄養が足りないと..."ってキャベツぶち込んできたり」と暴露。するとコカドは「ええ子やん。逆に、しっかりしてて完璧な人とかがダメかもしれない」と当時の彼女をかばいつつ自己分析するのでした。

ほかにも、気になるチマタでは11年間婚活をしている男性が登場。さらに「お笑い向上委員会」での大失敗など、爆笑エピソードが盛りだくさん。

現在この放送は、「ネットもテレ東」で期間限定配信中。次回も引き続きお笑いコンビ・ロッチが登場します。どうぞお楽しみに！