年間総売り上げ約2500万円! すべて新米! 3時間で完売する「ボリューム寿司」

公開: 更新: テレ東プラス

10月23日(金)よる10時放送の「たけしのニッポンのミカタ!」は、ゲストに小峠英二バイきんぐ)を迎え、「秘境の(秘)激ウマ店SP」をお届け。人里離れた地にあるにもかかわらず、繁盛している店舗の秘密を深掘りしていく。

「テレ東プラス」では、特別に先取りで、「すぐ売り切れちゃう大人気のお寿司!千葉の直売所で評判の太巻き寿司」の内容をご紹介!

「千葉県に即完売してしまう人気のお寿司があるらしい」との情報を得たスタッフは、千葉県匝瑳(そうさ)市にある、特産物販売所「ふれあいパーク八日市場」へ。

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店内のある場所に人だかりが! 皆次々に、パックに入った黄色いものを手にしている。この黄色い物体こそ、人気の商品「おふくろの味 せいこの太巻き寿司」だ。なんと約3時間で完売!

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分厚い卵焼きに巻かれたお寿司のボリュームは常識はずれ。通常の太巻きと比較しても一目瞭然、重量も約2倍!

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大人気の味を解明するべく、製造元である「太巻き寿司つかもと」へ。どうやら米を作っている農家さんのよう。農家の庭の片隅のプレハブ小屋が太巻き寿司の加工場であり、"せいこ"こと母・誠子さんをはじめ、一家総出で太巻き作りを手掛けている。なんと年間の総売り上げは約2,500万円!

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太巻き作りは早朝5時より開始。まずは太巻き寿司の象徴・玉子焼き作りから。毎日600個の卵を使用するという。

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太巻き1本につき7個の卵を使用。調味料に三温糖を使用して甘みを出す玉子焼きは、専用の特注フライパンを使用し、15分かけて焼いていく。毎朝600個の卵を焼くフライパンは、半年でテフロンが剥がれてしまうそう。

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焼き方のコツを聞くと「火が平均に回るようにコンロと玉子焼きのフライパンの間に網を敷き、遠火にしている」とのこと。ゆっくり全体的に火を通すことで、表面はしっかり、中はフワフワの玉子焼きが完成する。朝5時から5時間かけ、1人で80枚の玉子焼きを作る誠子さん。家族の誰もが手出しできない、誠子母さんの手仕事なのだ。

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一方、裏方に徹するお父さんは、三代続く米農家のご主人。太巻きで使用するごはんはすべてお父さんが育てた新米だ。ごはんが美味しいのも納得!

太巻きを作り始めたのは23年前。国の減反政策により米を作っても売ることができなくなってしまい、突然農家を襲った危機に「余った米で太巻きを作ろうか?」と誠子さんが提案。

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この地域に古くから伝わる「太巻き寿司」はおふくろの味。人が集まる際、振舞われる太巻き寿司の味は母から子へ...代々受け継がれているという。

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出来立ての玉子焼きの上に、酢飯、かんぴょう、のり、しいたけの煮つけ、紅しょうがをのせてしっかり包み、両端に酢飯を詰めたら完成!

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週に1度の朝市で販売したところ、その味が話題に。評判は口コミで広がり、現在では千葉県8カ所の直売所で販売。あっという間に完売するほどの人気になった。

スタジオでは、「せいこの太巻き」を試食。分厚い卵焼きに包まれた太巻きのボリュームに、一同驚きの様子。あまりの美味しさに、たけしも次から次へと食べまくる!

番組ではこのほか、

●「今食べるべき3大カレー」焼肉店なのに激ウマ! こってり肉盛りホルモンカレー
●「日本でここだけ!? ジュークボックス修理を行う電気屋さん」その道を極めた親子を深掘り! ジュークボックスの奥深い魅力にたけし&小峠も感嘆

をお届けします。今夜10時放送! 「たけしのニッポンのミカタ!」をどうぞお楽しみに!

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