「安くて美味しい」シャトレーゼが、高級路線の新ブランド「ヤツドキ」を展開

公開: 更新: テレ東プラス

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10月15日(木)夜10時からは「カンブリア宮殿」を放送! 「安くて美味しい」と老若男女から絶大な支持を集めるスイーツ店・シャトレーゼ。コロナ禍でも進化を続ける、その全貌に迫る!

都心に続々と出現する絶品スイーツ店

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銀座・白金・自由が丘に、去年から次々と出現するスイーツの店がある。名前は「ヤツドキ」。一番人気はゴロッとしたリンゴが入ったアップルパイ。旬のフルーツをあしらったショートケーキや焼き菓子フィナンシェも大人気だ。

実はこのヤツドキ、安さで有名なスイーツ店「シャトレーゼ」の新ブランド。これまでシャトレーゼは、安さを実現するために郊外やロードサイドに展開していたが、一段上の美味しさで都心の一等地に攻勢をかける。

美味しさの秘密は、本社のある地元・山梨県の八ヶ岳周辺の名水や牛乳、卵、フルーツなどの新鮮な素材だ。さらに、監修にスイーツ界のカリスマを迎え、東京の激戦区でも負けない味に高めていた。

500万円の時計とプレジデント制度

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シャトレーゼ大躍進のきっかけは、齊藤会長の持っている時計だという。どういうことなのか? かつては、大手スーパーや百貨店に商品を納める洋菓子の下請けメーカーだった。しかし、どんなにコスパの良い商品を納めても、さらに値下げを要求される。

ついには、取引している百貨店から500万円もする時計を買わされることに...。断れば取引は終わるからだ。「このままじゃだめだ...」齊藤は、自分たちの商品を売る、自分たちの店を作ることを決意する。

これが当たり、シャトレーゼは現在の一大チェーンに発展したのだ。また齊藤は3年前、ある制度を導入する。それは「プレジデント制度」。各部署を会社に見立て、そのリーダーを"プレジデント"と呼び、まるで社長のように効率化や改善案を提案してもらう。成果が上がれば、報奨金ももらえるのだ。この制度により、社員たちのやる気は、以前とは比べ物にならないほど変わったという。

【ゲスト】
シャトレーゼホールディングス会長 齊藤 寛

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