赤楚衛二&町田啓太が事務所の先輩に”グッ”ときた瞬間を激白! 「タクシーで送ってくれた...」「現場で優しい...」とことん面倒見がいい先輩は誰?

公開: 更新: テレ東プラス

10月8日(木)深夜1時から、木ドラ25「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」がスタート! 「ガンガンpixiv」で連載中の豊田悠によるBLコミックを実写化。通称"チェリまほ"と呼ばれる原作は、累計80万部を突破した超人気作だ。

童貞のまま30歳を迎えたサラリーマンの安達清(赤楚衛二)は、触れた人の心が読める魔法を手に入れてしまう。その力で同期のイケメン社員・黒沢優一(町田啓太)から好かれていることを知り、安達は戸惑う毎日。童貞らしい初々しさ全開の安達とポーカーフェイスの裏で乙女心全開の黒沢が繰り広げる恋物語は、純度100%のラブコメディだ。

そこで「テレ東プラス」では、主人公・安達を演じる赤楚と、黒沢を演じる町田を直撃取材! 役へのこだわりや作品に対する思いを存分に語ってもらった。

cherimaho_20201007_01.jpg(左から、赤楚衛二、町田啓太)

「笑えるときもあればグッとくる部分もある。愛や絆をすごく感じられる作品」(赤楚)

──出演作が途切れず、次世代俳優として注目されている赤楚さんと町田さん。まずは、出演が決まったときの感想からお聞かせください。

赤楚「30歳の男性で魔法が使えてBL作品だと聞き、"いったいどんな物語なんだろう?(笑)"と衝撃を受けました。でも原作を読ませていただいたら、とても分かりやすいし、ストーリーも面白くて、笑えるときもあればグッとくる部分もある。愛や絆をすごく感じられる作品だったので、"演じるのが楽しみだな"という気持ちが強かったです」

町田「僕はBL作品というものを初めて読ませていただきました。登場人物がすごく温かくて、"優しい気持ちになれる作品だな、人間愛が詰まっている作品だな!"と思いました。ラブコメの要素もあるので、楽しく思いきり挑戦したいなと。赤楚くんは、ちょっと話しただけで魅力あふれる人だということが分かりました。赤楚くんの魅力をたくさん発掘していける時間になれたらいいなと思います」

赤楚「実は僕、最初に町田さんとご挨拶させていただいたとき、"どんな人かな? 怖い人だったらどうしよう?"と思っていたんです」

町田「(笑)」

赤楚「でもすぐにニコっとしてくれて、温かい人だな~って。安堵感とともに撮影が楽しみになりました」

──すでに安達と黒沢に見えてきました(笑)。安達と黒沢の魅力、キャラクターをどう分析されていますか?

赤楚「安達は、人が良くて優しくて...。仕事は丁寧なんですけど、自信がない分、自己評価が低いところがあります。でも、そういう部分を持っているからこそ、人に対して嫉妬心がなく、すごい人を羨望のまなざしで見てしまうようなキャラクターです。あと、日々ルーティーンを作るような人間ですね。毎朝同じ物を買って同じ時間に出社して、同じ日々を繰り返す...何かの刺激から逃れるために、同じことをして楽をしてしまう人間なのかな? と思いました」

町田「黒沢は、仕事も出来て人望もあり、容姿も良い。周りの人から見たら理想的な人間です。しかし、黒沢自身はそう見られていることがネックになっている。もっと内面を見て欲しい、中身を評価して欲しいと思っています。それが自分の痛みだと知っているからこそ、同じ痛みを共有できる相手、自分の居場所となる相手を心のどこかで探していたんじゃないかなと...。その相手として安達を見つけ、心が動き、安達のことを愛しく感じるようになったんじゃないかなと感じました」

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──安達は触れた人の心が読める魔法を手に入れ、同期の黒沢が自分に好意を持っていることを知ってしまいます。もしも実際に赤楚さんが魔法の力を手に入れ、町田さんが自分のことを好きだと知ってしまったら?

赤楚「(町田を見て)どうしよう?」

町田「(笑)」

赤楚「"どうしよう?"しか出てこない。現場で町田さんとしゃべれるかな? ご飯を誘うのも思わせぶりになってしまうのかな? って、安達みたいな感想しか出てきません(笑)」

町田「でもリアルだと、本当にそうなるんだろうね」

赤楚「自分でも想像がつかないです!」

──では逆に、町田さんが安達の立場になって、赤楚さんが自分に好意を持っていると知ってしまったらどうします?

町田「いやぁ~どうしましょうね(笑)。わからないな。もちろん、嬉しさはあると思うんですよ。でも、どう向き合えばいいのか...探り探りになるでしょうね」

赤楚「ホントにどうしたらいいのか分からないですよね!」

町田「こればっかりは分からないなぁ。でもだからこそ、どうすればいいのか...今回は赤楚くんがドラマの中で実践してくれますから(笑)」

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「電車もないしお金もないから歩いて帰るしかないってときに、"一緒に帰ろう!"と、今市さんがタクシーに乗せてくださいました」(町田)

──お2人とも、所属事務所にはステキな男性の先輩方がたくさんいらっしゃいます。今回BL作品に挑戦するということで、「惚れてしまうかも...」と思った先輩はいらっしゃいますか?

赤楚坂口健太郎くんですね。すごくフラットで自然体なんです。僕、初めての現場が映画『ヒロイン失格』('15年)という作品で、"おはよう"っていうたったひと言のセリフしかないのに、めちゃくちゃガチガチになってしまったんです。頭が真っ白になってしまったとき、坂口くんが僕の肩を揺らして、"大丈夫だよ"と優しく声をかけてくださって...。あの笑顔で言われたときは、思わずドキッとしました。"なんてステキな先輩なんだろう!"って...。坂口くんの懐の深さ...僕が女性だったら惚れてしまうと思います」

町田「僕は三代目 J SOUL BROTHERSの今市隆二さんです。一緒にご飯を食べさせていただく機会があって、そのとき帰りが遅くなってしまったんです。電車もないしお金もないから歩いて帰るしかないってときに、"一緒に帰ろう!"と、今市さんがタクシーに乗せてくださって...。車内では"最初は大変だよね"と、僕の事情を全部察した優しい言葉をかけてくださいました。あの時はもう...しびれましたね(笑)」

──とてもいいエピソードですね。では、お2人がハマっているモノがあったら教えてください。

赤楚「僕はお風呂の入浴剤にハマってます」

町田「おぉ、入浴剤!」

赤楚「最近買ったのはラベンダーの香りがする入浴剤です」

町田「癒され系だ」

赤楚「はい! ラベンダーの香りが大好きなんです。ラベンダーの香りに包まれたお風呂に入って"気持ちいい!"っていう瞬間にとてつもなくハマっていますまして(笑)。このために日々過ごしているといっても過言ではないぐらい入浴の瞬間が好きです」

町田「僕は野球ですね。このご時世でなかなか出来なくなっちゃいましたけど。『MAJOR』という漫画にハマり、"これはヤバい、ダメだ、やりたい!"と思って、体育大学時代の友人を無理やり引っ張り出してチームを作りました」

──ちなみに町田さんのポジションは?

町田「『MAJOR』の影響でピッチャーをやらせてもらっています。みんな野球経験者で、僕はいい球も投げられないのに無理を言ってピッチャーになって...。チームの足をだいぶ引っ張っていますね(笑)」

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──ありがとうございました! 赤楚さん、町田さんが演じる安達と黒沢がどんなラブコメを展開するのか...今からとても待ち遠しいです。10月8日(木)深夜1時スタート、木ドラ25「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」をどうぞお楽しみに!

(取材・文/今泉)

【赤楚衛二 プロフィール】
1994年3月1日生まれ。愛知県出身。B型。ドラマ「表参道高校合唱部!」、「仮面ライダービルド」に出演。2019年、ドラマ「ねぇ先生、知らないの?」でドラマ初主演(馬場ふみかとW主演)。今年公開した主演映画「思い、思われ、ふり、ふられ」(浜辺美波、北村匠海、福本莉子と主演)が話題に。映画「映像研には手を出すな」も公開中。

【町田啓太 プロフィール】
1990年7月4日生まれ。群馬県出身。O型。2010年「第3回劇団EXILEオーディション」にて約2000人の中から合格し、劇団EXILEに加入。ドラマ「ギルティ~この恋は罪ですか?~」、10月23日(金)公開予定の映画「きみの瞳が問いかけている」など多数出演。12月10日(木)より配信がスタートする「今際の国のアリス」(Netflix)にも出演する。

【第1話 あらすじ】

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童貞のまま30歳を迎えた安達清(赤楚衛二)は"触れた人の心が読める魔法"を手に入れてしまった。魔法を持て余していた安達は、ひょんなことから社内随一のイケメンで営業部エースの同期・黒沢優一(町田啓太)の心を読んでしまう。すると聞こえてきたのは自分への恋心だった...! 困惑する安達は、全部自分の妄想で幻聴なのではないかと疑い始めるが、残業する安達のもとに黒沢が現れて...。エリートイケメンのクールな顔の下に隠された、恋心と妄想が全開に!?

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