餃子はなぜ三日月形? 〇〇〇を入れるだけ? 人気店の㊙餃子レシピも大公開

公開: 更新: テレ東プラス

気になる素朴な疑問やお悩みを、人生の達人・所ジョージがすっきり解決! 学校では教えてくれない世の中の裏側や知られざる真実を、笑いながらお勉強する「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」(毎週金曜夜9時)。今夜6時59分からは「所さんのそこんトコロ 祝15周年!3時間スペシャル」を放送します。

そこで「テレ東プラス」では、9月4日に放送された番組の中から、「プロが自慢したい!食欲の秋のうんちく」の内容をプレイバックする。

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まず紹介するのは、発売から100年以上愛される「森永製菓」ミルクキャラメルに関するうんちく。マーケティング担当の郭さんが、「子どもから大人まで人気の森永ミルクキャラメルですが、昔はあるものの代用品になることを狙って、大人向けの商品として売っていたんです」と教えてくれました。いったい何の代用品だったでしょう?

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正解はタバコ。こちらは大正3年の中吊り広告で、そこには「煙草代用」の文字が。当時は大人のたしなみといえばタバコで、その代用品になるようなハイカラな商品として売り出していました。禁煙効果は全くないそうですが、"お洒落で高価な嗜好品のタバコより、キャラメルの方がイマドキだ"と宣伝していたのです。

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続いては、ビールがすすめ定番メニューのうんちく。やってきたのは、東京・三軒茶屋にある「東京餃子楼本店」。中国出身のオーナー・包さんが教えてくれたのは、餃子の形に関するうんちく。餃子といえばお馴染みなのはこの三日月型ですが、実はお金をイメージしているとのこと。餃子とお金、全く形が違うように見えますが...。

tokoro_20200925_04.jpg※日本銀行貨幣博物館所蔵

元になったのはこちら。馬の蹄に似ている「馬蹄銀」というお金で、中国の明・清の時代に、納税や貿易など大きな取引で使われていました。馬蹄銀は中国人にとって富の象徴。それに似せた餃子を食べることで、お金に恵まれることを願ったと言われています。

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ここで、オーナー・包さんの㊙餃子レシピを大公開!
【ポイント】
・餃子を焼く際は、水に小さじ一杯の塩を入れましょう。塩水にすることで、焦げつきにくくなります。
・餃子の餡に脂がのったマグロを追加しましょう。意外な組み合わせですが、魚の旨味が増して、より味わい深くなります。

ぜひお試しあれ!

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お次は、あの飲み物のうんちく。乳業会館(東京・九段下)にオフィスを構える「日本乳業協会」。牛乳や乳製品の品質向上と消費拡大のため、全国の乳業メーカーの職員で構成される団体です。そんな牛乳エリート集団の中で、企業の相談員を務める唐津さん。「なぜ牛乳は瓶や紙パックばかりで、ペットボトルで売っているのを見かけないか知っていますか?」と、うんちくを披露。

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正解は、持ち運びをさせないため。牛乳はお茶やジュースに比べ栄養分が豊富に含まれているため、一度口をつけると急激に雑菌が増殖してしまいます。そのため、飲みかけを持ち運びしにくいように、あえてパックで販売されているのです。

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最後は、日本人に馴染み深いあの飲み物のうんちく。"おばあちゃんの原宿"として知られる「巣鴨地蔵通り商店街」で創業70年のお茶屋さん「茶舗 山年園」。若旦那の塩原さんには、どうしても言いたいうんちくがあります。「お茶屋さんには必ず海苔が売っていて、海苔屋さんにも必ずお茶が売っています。なぜか知っていますか?」と塩原さん。この2つはなぜ一緒に売られているのでしょうか?

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正解は、保存方法が一緒だから。お茶も海苔も高温多湿・直射日光を嫌い、他の香りが移るのは絶対NG。その繊細な保存方法を可能にしていたのが、こちらの「茶箱」と呼ばれる入れ物。昭和の中頃までお茶の保管や運搬のために使われており、中は金属製で蓋をすると密閉できる仕組み。現在のようにパック詰めの技術が進むまで使われており、お茶はお茶用・海苔は海苔用の茶箱に入れていました。つまり、保管する容器が一緒だったため、老舗では海苔とお茶を一緒に販売している店が多いのです。

旬の時期が絶妙にずれていたのも理由の一つ。お茶の生産期間は4月〜9月で、海苔の生産は11月〜3月まで。商いの時期にずれがあったため、お茶屋さんが海苔を扱い、海苔屋さんがお茶を扱うには都合が良かったのです。

そして、今夜6時59分からは「所さんのそこんトコロ 祝15周年!3時間スペシャル」を放送! 「開かずの金庫」「遠距離通勤」など、人気企画目白押し!! そして、15周年記念として過去の貴重な映像を大放出。過去の名物キャラの今を追いかけたら意外な発見が!!

≪開かずの金庫を開けろ!≫ リポーター:西村瑞樹バイきんぐ
今回訪れたのは宮城県北西部にある加美町。江戸時代には仙台藩、伊達政宗が統治し、宿場町として大いに栄えた地。ここにあるのが創業から231年の老舗、田中酒造。地元では知らない人はいない豪商。

中を案内してもらうと、敷地面積は2000坪、その中に建物22棟。杜氏や大工の住まいなどもあり、まるで1つの町。田中酒造の財力を物語っている。

そして本題の開かずの金庫を発見。扉には田中家の家紋がつけられた巨大なものだ。
開錠に挑むのは鍵職人・玉置恭一。果たして金庫は無事開くのか!? 中には一体何が!?

≪驚きの遠距離通勤 なぜそんなに遠くから通っているんですか?≫リポーター:ゆいPおかずクラブ
今回の遠距離通勤者との待ち合わせは、豊島区・池袋サンシャイン60通り近くの公園。するとあらわれたのは風格のある男性。なんと、現在69歳とのことで、今までで最年長。
普通なら定年退職している年齢だが、わざわざ遠距離通勤をしているのだ。

午後6時15分から帰路に同行! まずは池袋駅へ。複数の路線が走るが、乗ったのは丸の内線。その後も乗り換えを繰り返し、東京からどんどん離れていく。果たして彼はどこまで帰るのか? そして一体何故、この年齢になってもなお、遠距離通勤を続けているのか?

≪15周年特別企画≫リポーター:東 貴博(Take2
2005年秋にスタートした当番組は今回で15周年。というわけでそのすべての歴史を振り返る! レギュラー陣の意外な若き日の姿や、これまで番組が放送してきたド迫力映像の数々をお届け。その中でも誰もが忘れられない、あの名物キャラの今を追いかけたら意外な発見が!

≪巨大ホームセンターと東急ハンズで突撃取材!あなたはソレを買って何を作るんですか?≫
ホームセンターで気になる客に声をかけ、面白いモノづくりに密着! 今回はステイホーム中に、さらに進化したスゴイ人たちを再調査! 6年前にⅮIYで子どもの洋服掛けを作った女性を追いかけてみると、なんと、自宅近くに自らの工房を持つ職人になっていた!
そして今回、驚きのモノを作り上げる!

さらに2年前に取材した日曜大工が趣味の男性は、10年来の夢だったという超大作を建設していた!

≪街道一のお宝を探せ≫ リポーター:ハマカーン浜谷健司神田伸一郎
歴史ある街道沿いの大地主や旧家にはお宝が眠っているはず! 今回は東海道40番目の宿場町、鳴海宿。現在の愛知県名古屋市を調査。すると、数々の貴重なお宝が登場する!

≪日本全国珍自販機≫リポーター:竹﨑アナウンサー
日本全国のユニークは自動販売機を紹介!

≪プロが自慢したい"秋"のうんちく≫リポーター:高木雄也(Hey! Say! JUMP) ※高の字ははしごだか

知ると自慢したくなる"秋"にまつわるうんちくを大連発!

どうぞお楽しみに!

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