世界最大級! 民間気象会社「ウェザーニューズ」の全貌

公開: 更新: テレ東プラス

cambria_20200924_01.jpg
9月24日(木)夜10時からは「カンブリア宮殿」を放送! 世界を舞台に成長著しい、天気をビジネスにした世界最大級の民間気象会社「ウェザーニューズ」その全貌に迫る!

自治体にも個人にも信頼が厚い「ウェザーニューズ」

cambria_20200924_02.jpg
今年7月、線状降水帯という長時間一定の地域に大雨を降らす現象が西日本を襲った。中でも、80人ほどの死者・行方不明者を出した九州豪雨の被害は甚大。福岡県八女市も、その被害を受けた地域の一つだ。こうした大災害時、自治体は気象庁だけでなく、ウェザーニューズの天気予測を確認するという。ウェザーニューズの天気予測は、より細やかな地域のピンポイント情報を提供してくれるため、住民の避難時に的確な行動を取りやすいからだ。

ウェザーニューズと契約する自治体は全国に250程ある。ウェザーニューズは個人客からも信頼が厚い。例えば、猛暑の時にはアプリ「ウェザーニュース」を通して熱中症アラームを出したり、「天気痛予報」なるものも提供している。また24時間365日、ライブ配信しているユーチューブの「ウェザーニュース」は自社のキャスターを使い、自社スタジオから放送。人気の理由は「予報精度」だ。天気予報は90%以上(気象庁は80%台)の確率を誇る。ウェザーニューズの人気ナンバー1を維持する独自戦略に迫る。

創業の原点は「船乗りの命を守りたい」

cambria_20200924_03.jpg
ウェザーニューズは業種に応じた気象サービスの提供を44業種にわたって行っている。仕事のベースにあるのが創業時の精神、「気象情報で人命を守りたい」。1970年、創業者の石橋が商社勤務時代に担当した貨物船が遭難し、15人の船員が命を落とした。石橋は、船乗りのための気象情報が存在していなかったことが事故の原因だと考え、「船乗りの命を守りたい」と一念発起、気象会社に転職し、1986年にウェザーニューズを設立した。「命を守る」気象サービスの探求は今も続いている。

新ビジネスで過疎地の買い物難民を救え!

cambria_20200924_04.jpg
8月、長野県伊那市で、買い物難民の生活を守る試みが始まった。それは、店が少ない山間の集落へ商品を届けるドローンを使った配送サービス。このサービスを支えるのは、ウェザーニューズが開発した観測機「ソラテナ2」。気象の影響を受けやすいドローンの運航の可否や飛行ルートを決めるなど運航の安全面をサポート。買い物難民や災害時に孤立集落が生じた際の、新たなビジネスに密着した。

【ゲスト】
ウェザーニューズ 代表取締役社長 草開千仁

関連情報
【公式Facebook】
【公式Twitter】
@cambrian_palace

PICK UP