「おばさん界の華大」阿佐ヶ谷姉妹、号泣! ロッチ・コカドへは嫉妬芸で「イッテQ」出演見えた:ゴッドタン

公開: 更新: テレ東プラス

9月19日(土)放送の「ゴッドタン」(毎週土曜深夜1時45分)は、まだ本人すら自覚していないお悩みを田中卓志アンガールズ)が勝手に解決する人気企画「勝手にお悩み先生」の第3弾をオンエア。今回は、ニセ企画で呼び出された中村静香阿佐ヶ谷姉妹コカドケンタロウロッチ)の3組のお悩みを見事に解決へと導き、レギュラー陣の劇団ひとりおぎやはぎ矢作兼小木博明)も大いに感心した。

中村静香はおばさんに「斬らせてやる」

本企画が好評で、ロケバスで一緒になった女性タレントから「私も診てもらえませんか?」と悩み相談を持ちかけられることもあるという田中先生。

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まずは、この番組の「飲み姿カワイイGP」で4連覇し、ドラマ、バラエティ、情報番組のMCとマルチに活躍中の中村静香。

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順風満帆に見える中村だが、本人も気づいていない悩みとして田中先生は「飲みカワキャラの限界」と指摘。「飲みカワ」で最初に優勝した2013年から7年、そこから完全にブレイクできなかったのは「飲みカワという1本の刀だけで戦ってしまったから」と分析すると、見る見る中村の目に涙が。

バラエティーで戦う力を刀に例え、「テレビに常時出ている人は、基本的に7、8本は持ってる。伊集院光さんなんて、50本くらい持ってる」という田中先生。しかも「飲みカワ」という刀は「妖刀」で、あの企画のシチュエーションで」しか効力を発揮できない。また、周りのおばさんタレントに「あんな男ウケ狙ってるだけですよ」と斬り捨てられ、そっちの手柄となり、「飲みカワ」キャラはフリにしかならないというのだ。

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そこで芸能界で戦っていける刀を増やすため、筋肉フェチの中村には「"筋肉の筋なぞるのが好きなんです"とか適当に言えばいい」とアドバイス。大久保佳代子オアシズ)ら共演者のおばさんを意図的に怒らせて、「斬られてるん」のではなく「斬らせている」ことで場が盛り上がり、「中村さんいると、おばさんバシバシ斬ってくれるじゃん」と中村の手柄になるというのだ。

ちなみに、自身の刀は30本以上あるという田中先生。数々の功績を上げてきた「カニ」の刀は10本目くらいで、「記念の刀です」とのこと。

阿佐ヶ谷姉妹は「おばさん界の華大」

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芸歴14年目、今年に入り次々とレギュラー番組を獲得している絶好調の阿佐ヶ谷姉妹には「これ以上売れていいかという葛藤」と指摘。今まで以上にスタッフからシビアな目で評価されたり、視聴率や話題性など目に見える結果を求められ、「自分たちのペースでやりたいお笑いを追求してきた2人が、少し戸惑い始めているのでは」と分析する。

これには(木村)美穂も大きくうなずき、ロケで面白くできず凹んだり、世界情勢の先生との会話でどうしていいかわからなかったりと、悩みが増えたという。

そんな2人に、田中先生は「芸能界は終わりのないマラソン」だと告げ、終わりのないマラソンをスタートしてしまった2人は「これからずっとしんどいことは続く。一生走り続けるしかない」と現実を突きつける。

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2人に先頭集団が見えてきたのではないかと問うと、(渡辺)江里子は、大竹まこと南原清隆との共演に「スゴいところに居させてもらってるなと思うんですよ」と涙目になり、「怖いです」と本音を吐露。

2人のみならずスタジオ中が不安な空気になる中、田中先生は「阿佐ヶ谷姉妹は過酷なマラソンに向いているんです」とキッパリ。「ザ・おばさんキャラがお茶の間の非常にフィットする。芸人の実力を持ったおばさんキャラって、ずっとテレビに出る」とし、「朝の帯番組、見えます」と続けると、江里子は......

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号泣。いつもは厳しい田中先生に「続けているだけでいい」と言われ、「ありがとうございます」と深々と頭を下げる江里子だった。

ロッチ・コカドは嫉妬芸をやるべき!

20年来の仲だというコカドへは、10年来思ってきたこととして「今の現状に悩んでいない」と指摘。ピンで大活躍する相方の中岡創一に比べ、コンビのネタを書いてるのに露出が少ないコカドへ、田中は「今の現状をピンチと思えていないんですよ」と告げる。

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ただし、「相方が売れている今が、新しい自分を見つけるチャンス」で、現在、目の前に1000万円が積んである状態であり、「コカドがやるべきなのは、相方に嫉妬するスタンスでテレビに出ることでしょ」と説く。

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それを聞いたコカドは、コンビ仲がいいので、「相方を悪く言うっていうのが、マッチしないんじゃないか」と懸念するも、田中はその言葉も想定していたらしく、2つのパターンを提案する。

ひとつは、岩井勇気ハライチ)のように「とにかく怒り。自分の怒りを体重に乗っけて、ガンガンにいく」パターン。

テレビに出始めの田中も、声を張らずにテンションが低く、現場での反応が悪かったため、大きな声を出したり、キレるようにしたそう。「これは本来自分じゃないけど、やったら現場でウケるようになって、いいじゃんいいじゃんってなって、1000万円になったの」との実体験を。

もうひとつのパターンは、「中岡さん、いつもありがとうございます」「中岡さんのために書かせていただいてます」と媚びる姿勢を見せ、周囲の芸人から「お前ネタ書いてるのにそんなんでいいか!」といったツッコミを誘導する作戦。中岡不在のコカドのピンの現場でも「こういうことやる人なんだなって、名刺配るようなもんなの」だとして田中は推奨する。

こうした"嫉妬芸"で中岡とケンカが出来るようになったら、「『イッテQ』ってケンカ大好きだから」と「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系)で中岡と共演までつながるとし、さらには「中岡を出川(哲朗)さんとコカドで取り合う企画が出ます。そしたらもう、お好きにどうぞ!」といったビジョンまで語り、一同を感心させた。

この放送は「ネットもテレ東」で期間限定配信中!

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