“天使の海老”に巻いてあるのは...超贅沢なアレンジが続々! 美容にもいい希少キノコの正体は!?

公開: 更新: テレ東プラス

ニッポンの「リアルなご飯」にスポットをあて、「あなたのご飯見せてください」を合言葉にリポーターが旅を敢行する「昼めし旅」(毎週月~金曜 昼11時40分)。その土地ならではのお昼ご飯や人気店、魅力的なご飯を紹介します。

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9月8日(火)の放送は、神奈川県横浜市でご飯調査。横浜市は観光地として有名ですが、実は耕地面積と農家戸数が県内1位! そんな農業の町・横浜市でご飯調査するのは、お笑いコンビ・アンガールズ山根良顕さんです。

デザートにもなる! 高級キノコを使った贅沢お家ご飯

まずは、以前お世話になった農家さんのもとへ。とても希少なキノコの栽培を始めたそうで...。

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お話を伺ったのは、永島太一郎さん。育てているのは、「シロキクラゲ」という高級食材でした。通常、スーパーなどで販売されている白いキクラゲは、黒いキクラゲが突然変異したもの。

シロキクラゲは、シロキクラゲ科のキノコで、黒いキクラゲより低カロリーで食物繊維やビタミンを多く含むことから、中国では昔から美容に良い高級食材として有名だそう。国内で流通しているシロキクラゲは乾燥させたものがほとんどで、生で出荷しているのはとても珍しいのだとか。

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試食させていただくことに。さっとゆでて、刺身としていただきます。シロキクラゲを生姜醤油でいただいた山根さん、そのお味を「ミミガーに近いようなコラーゲン感というか、もっとサッパリさせた感じ」と表現。おいしく試食したところで、例のお願いを...。

「あなたのご飯、見せてくださ~い」

キクラゲ農家ならではの料理を見せていただきます。

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まずは、オリーブオイルとサラダ油で海老を煮込んだところに、シロキクラゲと椎茸を投入。5分ほど煮込んでキノコ類に油がなじんだらアヒージョの完成。

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続いてもうひと品。トマトを食べやすい大きさに切り、豚バラ肉とにんにくをごま油で炒めたところへ投入します。仕上げにキクラゲと酒、中華だし、作っておいたスクランブルエッグと醤油を加えて一気に火を通したら、キクラゲとトマトの豚バラ炒めのできあがり。

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こちらが永島さんのお家ご飯。

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デザートにはシロキクラゲのシロップ漬けも並びます。さっとゆでたシロキクラゲをシロップとミカン果汁に漬けて冷蔵庫で冷やした一品。

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意外とさまざまな料理法があるキクラゲ。肉じゃがや煮物に入れるとだしを吸っておいしいと永島さん。食感もプニプニになるそうです。お鍋やおでんにも合うとか。

これからもおいしいシロキクラゲを作ってください!

レストラン総料理長の食欲が出るご飯

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永島さんのご紹介で、八景島近くの横浜テクノタワーホテルにやってきた山根さん。ホテル内にあるレストランの総料理長・榎本元映さんにご飯を見せていただきます。

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ちょうど近くの柴漁港でとれた旬のアナゴが準備できていると榎本さん。

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まず作ってくれたのは、なんと「天使の海老」と呼ばれる海老をアナゴで巻いた贅沢なムニエル。焦がしバターやレモンなどを加えたソースをかけてできあがりです。

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「海老はプリっとしていて、アナゴはふんわりしていて、食感が違って合う」と山根さん。
続いては、まかないを拝見します。漁港でもらったというタチウオを使った一品を。

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まずタチウオは切身にして天ぷらに。ご飯を牛乳と水で煮込み、塩コショウで味付けしたものに焼きのりをちぎって混ぜたリゾットをフライパンに移し、両面に焦げ目がつくまで焼いていきます。

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大きな鍋にタチウオの骨と昆布を入れて取っただしに醤油と酒を加え、ひと煮立ち。

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仕上げに、焦げ目をつけたリゾットの上に天ぷらをのせてだしをかけたらだし茶漬けの完成。

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絶品のタチウオは食欲の出ない夏にピッタリなのだとか。これからも、レストランでおいしい料理を作ってくださいね!

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