コロナ禍でもストレス発散! 妻YOUのために夫が仕掛けた「2人だけの打ち上げ花火大作戦」:YOUは何しに日本へ?

公開: 更新: テレ東プラス

日本を訪れる外国人たちを空港や街で勝手に出迎えてアポなしインタビュー! そのまま密着取材を行う「YOUは何しに日本へ?」(毎週月曜夜6時25分~)。今回のテーマは「あらま?ビックリ!!YOU聞いてないよ~SP」ということで、聞いてないよ~な展開が満載の95分! はたしてどんな面白YOUに出会えるのか?

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始動した新コーナー「ストレス発散YOU」は、コロナ自粛続きでストレスが溜まったYOUに街中でインタビューし、今いちばんやりたいことを直撃。1組限定で、ストレス発散のサポートをさせていただく企画だ。

声をかけたのは、アメリカ出身のパトリシアさん。夫婦で番組の大ファンで、夫・和也さんの夢は番組出演だった♡という。和也さんが会社のアメリカ支店で働いていた頃に知り合い、昨年の6月に結婚、東京に越してきたのは1年前だそう。でもコロナ禍で友だちも作れず家族とも会えず、ストレスが溜まっているのだとか。

そんなYOUが今いちばんやりたいことは、「夫と一緒に花火を見ること」。じつは兵庫県で英語の先生をしていた2005年頃、お祭りで打ち上げ花火を初めて見てから日本の夏が大好きになった。しかし今年はコロナ禍で祭りも中止になり、花火が見られない。せめて夏の思い出に、夫婦で手持ち花火をやりたいんだって。

それならばと、ストレス解消サポートを持ちかけてみたら、喜んでもらえたので密着決定!

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3日後、パトリシアさんのお宅で再会し密着スタート!

お宅では、和也さんがプロポーズのサプライズでフラッシュモブをしてくれたときの写真や、動画を見せてもらったり、サンタモニカビーチでの初デートのエピソードを聞いたりと、ラブラブ話をお腹いっぱい聞かせてもらった。

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そんな中、和也さんがパトリシアさんにナイショで相談があるというので聞いてみると、夫婦生活もちょうど1周年なので、パトリシアさんのために超特別な思い出を作りたいという。「一緒に線香花火をして、合わせてサプライズで打ち上げ花火をできたらいいな~と」というのが和也さんの壮大な願いだが、なんとか叶えたい。しかし、打ち上げるなんて実際可能なのか...。

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5日後決行を目標に夫婦といったん別れると、スタッフ側は緊急招集され、関東近郊の花火業者に問い合わせしまくった。総出で3時間ほどがんばったところ、35社目で好感触な茨城県の業者を見つけることができた。「山崎煙火製造所」という、創業117年の歴史ある老舗花火業社だ。

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至急スタッフが訪ねて行くと、社内に歴代総理大臣からの賞状も飾られたスゲー花火会社ではないか! コロナ禍で中止になった花火をこの機会に上げていただけるというが、花火って相当お高いのでは...?

しかしそこはご相談にのっていただき、打ち上げる玉数を減らして予算内の約18万4000円に収めていただけた! これで願いが叶えられる!

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サプライズ当日は、待望の浴衣に身を包んだ夫婦が仲良く登場。さっそく用意された車に乗ってもらい、パトリシアさんには気がねなく手持ち花火ができるところに案内する、と伝えてゴ~! それにしてもサプライズを提案した和也さんが、緊張のあまり隣で汗ダクという...(笑)。

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車で走ること約2時間、やってきたのは茨城県牛久にあるキャンプ場。絶景の牛久沼のほとりにあり、ロケーションは抜群だ。さて、広場を歩いていると、流しそうめんのセットを発見!

じつはこれ、パトリシアさんがやりたいことに挙げた「竹を切ってする流しそうめん」のため、ご厚意でキャンプ場近くの竹をいただき、スタッフがイチから手作りしたセット。

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心づくしの流しそうめんサプライズに、パトリシアさんは大盛り上がりしてくれたので、まずは第一サプライズ成功!

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流しそうめんのあとは、いよいよサプライズ本番へ。日が暮れ、打ち上げ花火まであと30分。パトリシアさんが車で待機する中、和也さんはこっそり、スタッフとサプライズ花火の入念なリハーサルをやっていた。

線香花火終了後、番組が用意した特製花火に和也さんが着火するも花火が不発に終わった...と見せかけて、100メートル先から打ち上げ花火が上がる、という作戦だ。そしていよいよ、予定の夜7時!

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予定どおり、手持ちスパークや線香花火などの花火セットを楽しむ夫婦。その裏では、「山崎煙火製造所」の花火師さんが、緊張の中スタンバイしてくれていた。

いよいよ家庭用サイズの打ち上げ花火に着火→不発に終わる演技を和也さんが続ける中、ついに花火が上がる瞬間が!

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「え!?」とパトリシアさんが見上げた夜空には、2人だけのために咲いた何発もの大輪の打ち上げ花火! 結婚1周年をお祝いするハート型の花火で締めるまで、どんどん上がるサプライズ花火をひととき楽しんだ。

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花火終わりには、プロポーズ以来1年ぶりという美しい花束を、「これからもよろしく」という愛の言葉とともにプレゼント。ここで「キスして」というパトリシアさんの願いは、フェイスシールドが邪魔で叶わなかったものの、最高に素敵な雰囲気の中で密着は終了!

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パトリシアさんは、「日常生活から抜け出せて本当にストレスが吹き飛んだわ。最高の夏の思い出になった。これからも日本でがんばっていくわ」と決意を新たに。ストレス、夏の夜空に消えて本当に良かったね!

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