スタッフ激怒「この車から降りろ!」 ロバートが「はねトび」時代の苦悩を告白:あちこちオードリー

公開: 更新: テレ東プラス

普段は言わないことも、ついしゃべっちゃう! オードリー春日俊彰の店で、常連客の若林正恭と、今注目の有名人をゲストに迎えて送るぶっちゃけトーク番組「あちこちオードリー~春日の店あいてますよ?~」(毎週火曜深夜1時35分放送)。

9月8日(火)の放送は、前回に引き続き、「お笑いの枠を飛び越え、何度もドデカく当てる2組」ロバート山本博秋山竜次馬場裕之)、渡辺直美が登場。渡辺は、当時ビヨンセをやりたくなかった!? オードリーも驚いた、ロバートの「はねるのトびら」時代のトガりエピソードも!

ビヨンセをやりたくなさすぎて吐き気!?

現在、アメリカ・ニューヨークと日本を行き来して活動を続ける渡辺直美だが、芸人としての駆け出し時代とは?

achikochi_20200913_02.jpg
芸歴2年目にビヨンセのモノマネでブレイクしたものの、コントでやっていきたかった渡辺にとってまさかの展開だったため「最初の3年はめっちゃきつかったです」と。どこにいっても要求されるため「ビヨンセをやりたくなさすぎて」、あの曲を聞いただけでも「おぇえ!」と吐き気をもよおし体が拒否反応をおこしていたという。

当時は、オーディションでコントをやろうとすると、「おめえのコントなんて誰も見たくねえんだよ!」とスタッフに怒鳴られたことも。

achikochi_20200913_03.jpg
元々は漫才のツッコミをやりたかったという渡辺。当時は、実力派漫才コンビ、チャイルドマシーン(2004年解散)山本吉貴の、「ボケの人を見ずに、外向きながらツッコんでるのがかっこいい」と思っていたそう。

しかし、養成所に入ったところ、「はい、どーも」という漫才師特有の挨拶が恥ずかしくなり、「素の状態で喋るのが、私は無理かも」とコントに転換したという意外な足跡を明かした。

当初は「日本で冠番組持ちたい!」という目標があり、海外進出など毛頭なかったという渡辺。春日が「最初から海外でやりたい人だと思ってた」と驚くと......

achikochi_20200913_04.jpg
ごもっとも!?

そんな渡辺も、インスタやファッションなどが注目をあび海外の取材が増えてくる中で、「海外に挑戦してみようかな」という気持ちが芽生えてきたという。

現在は、大ヒットドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」のハリウッド女優サラ・ジェシカ・パーカーにSNSをフォローされたり、ゆりやんレトリィバァと自費で作成したレディー・ガガアリアナ・グランデのパロディーMVを見たガガ本人から「Love this!!!」とのリプライをもらったことも。まさに世界の渡辺直美!

スタッフに怒られまくった「はねトび」裏話

今やそれぞれの場所で大活躍のロバートと渡辺だが、ターニングポイントにある共通点が。ロバートは「はねるのトびら」、渡辺は「ピカルの定理」というフジテレビのコント番組にレギュラー出演していた。

「はねトび」は、毎週金・土曜日の2日間、スケジュールを押さえられており、金曜の昼ごろ集合して、土曜朝の6時までネタの打ち合わせをすることも。寝ないでやっているため、朝はラジオ体操をして強制目覚まし。ラジオ体操しながら、3人は......

achikochi_20200913_05.jpg
と思っていたそう。お笑いのビッグスターは8年ごとに誕生するという「お笑い8年周期説」にのっとった番組だったため、スタッフの「なんとしても当てなきゃ」という思いも強かったようだ。

achikochi_20200913_06.jpg
ロバートにとって、このコント番組での経験は大きく、今も染みついているという。台本上のコントが終わってもカメラは止めないというルールがあり、自分で何かしらのオチをつけなければならなかったため、アドリブが鍛えられたという。また、テレビ的なテクニックも学ぶことができたとのことで、秋山は「まあいろいろ言いたいこともあるけど、抑えますよ」と言葉を飲み込んだ。

achikochi_20200913_07.jpg
当時は、スタッフにバンバン怒られたという。山本はロケバスの中で「めちゃめちゃイケてるッ」(フジテレビ系)を見て笑ったところ、スタッフから「誰だ、今笑った奴!」と怒鳴られ、「お前、この車から降りろ!」「お前はもう刀を抜いたんだ。刀を抜いたんだったら鞘に納めんじゃねえ」などと叱責され、高速道路で降ろされそうになったことも。

それが、ちょうど東京湾の花火大会の日で、山本がスタッフから叱責されている傍ら、花火が「ドーン! ドーン!」と打ちあがるというシュールな絵が印象的だったと振り返った。

こうした緊張感が「プラスに当たるときもあるし、これなければもっと空気いいなって思うこともあったし、いろいろ勉強になった」と秋山。

オードリーも「はねトび」にゲスト出演した時のことを思い出す。春日がオムライスで料理対決をするという企画だったが、「はねトび」メンバーがオープニングを撮り終えると、「本当はコントやりたいけどね」とちょこちょこ口にしていたため......

achikochi_20200913_08.jpg
と思ったのだという。

achikochi_20200913_09.jpg
深夜のコント番組として始まった「はねトび」。「キツイけど楽しいな」と思っていたという秋山だが、ゴールデンへ昇格するとバラエティ化し番組のテイストが一変。当時トガっていた秋山は、方向性を変えたと思ってる人たちに向け「俺たちは違うぜ」とアピールしたい気持ちも含め、「コントやりたいんですけどね」という発言を繰り返していたそう。

その他、若林がコンビニ店員から渡辺が近所に住んでいることを教えられたエピソードや、プロボクサーでもある山本が、土屋太鳳にボクシングを教える機会があったものの山本だと気づかれなかった話、馬場が料理留学を希望するも「ダメ~!」と何度もNGを出す秋山など、爆笑トークの連続。この放送は「ネットもテレ東」で期間限定配信中!

次回9月15日(火)深夜1時35分からの放送は、フワちゃんが来店。不用意発言連発で、オードリーはネットニュースに戦々恐々!?

PICK UP