売上額が驚きの〇千万! 下町の小さな電器屋さん...なんでそんなに儲かるの?

公開: 更新: テレ東プラス

現代日本人の身近に起こるさまざまな社会現象をテーマに、"今"を捉える知的エンターテインメント「たけしのニッポンのミカタ!」(毎週金曜よる10時)。9月11日(金)の放送では「一見ごく普通なのに大繁盛している、東京・亀戸で大人気の電器店」にスポットを当て、深掘りしていく。

東京の下町に小さいながらも大繁盛している電器店があるという。

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こちらが噂の「栄電気」。店内に入ると、おなじみの家電はもちろん、懐かしいポータブルラジオやカセットテープなどが並ぶ。「大繁盛している」という情報を確認すべく、店主に年間の売上額を尋ねると、「7000万円」という驚きの返答が! 小売り電器店の平均売上額が約2800万円のところ、こちらは約7000万円。売場面積約20坪、在庫数約300アイテムという町の小さな電器店は、いかにして7000万円を売り上げるのだろうか。その真相を探るべく、店主に密着した。

開店したにも関わらず、店内にはお客さんの姿も店主の姿もない。午後3時になり、ようやく店主が姿を現したが、ノートを片手にどこかへ電話をかけ「これから向かう」と会話。どうやら外出するようだ。

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店主が向かったのは店から1km離れた住宅街。呼び出し音が鳴らない玄関のインターホンの修理に取り掛かる。配線などをチェックし、約30分の作業でインターホンは無事復旧。「すぐ来てくれる栄さん」と依頼主も満足げ。

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続いては、店から約5分のアパートへ。エアコンの水漏れトラブルを修理。排水管のつまりを解消し、約5分の作業で水漏れは解消。

「栄電気」は家電を売るだけでなく、困った人を救うべく「電気のお医者さん」として大活躍。1日の出張修理が5件にも及ぶ時も。

しかし、家電の修理だけで年間7000万円の売上につながるとは思えない。さらに店主に密着してみると、その秘密が判明した! 修理先でいかなる要望にも応じることで、顧客の信頼を獲得。さらなる商品の販売につなげていたのだ。エアコンの交換に行った先で、「照明器具をまるごと変えたい」と大きな受注を受けることも...。

「家電量販店やインターネット通販は家電商品を売っているだけだけど、僕らは安心を売っている」と語る店主。「栄電気」は、店主の父が1975年に創業。安心を売り続けて25年、現在の顧客数は約2500軒にも及ぶ。出張サービスの対象範囲は店から半径2km以内。電熱コンロをIHに交換、屋根のアンテナ工事、浴室暖房換気扇の交換など、これまでも様々な依頼を請け負ってきた。

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困ったお客さんが駆け込む「栄電気」は、地元の人にとって「よろず相談所」のような場所。懐かしいポータブルラジオやカセットテープも、お客さんの要望で店頭に置いている。また、電化製品に関する依頼だけでなく、下駄箱の設置や蜂の巣の除去などを依頼されたことも。

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1週間の売上げは、エアコン3台、テレビ1台、冷蔵庫2台など、約150万円の売上げを記録。町の人に信頼されるお店なのだ。

番組では、ビートたけし国分太一が「栄電気」の店主に、客を増やす方法や信念、意外な活動について気になる質問をぶつけていく。

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をお届けします。今夜10時放送! 「たけしのニッポンのミカタ!」をどうぞお楽しみに!

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