超ウルトラ爆笑ギャグがさく裂する、浜岡賢次の原作コミックを実写化したドラマ24「浦安鉄筋家族」(8月21日よりOA再開。毎週金曜深夜0時12分)。主演に佐藤二朗、共演者に水野美紀・岸井ゆきの・坂田利夫らが顔を揃え、監督に「おっさんずラブ」の瑠東東一郎、脚本に「ヨーロッパ企画」の上田誠という最強の布陣を迎えておくる。
ドラマでも、原作のハチャメチャぶりをパワフルに再現し、4月の放送スタートから「浦安鉄筋家族」旋風を巻き起こしてきたが、新型コロナウイルスの影響で撮影が一時中断。さらには、撮影場所だった家が取り壊されるという「浦安」らしい(?)ハプニングにも見舞われたが、無事先週からOAを再開! 明日OAされる8発目(第8話)では、エンディングテーマ「ぶち抜け」を歌うBiSHのメンバーから、セントチヒロ・チッチ、ハシヤスメ・アツコ、アユニ・Dがゲストとして登場する。
そこで「テレ東プラス」では、撮影直後のメンバー3人に直撃インタビュー!
花丸木(染谷将太)の全裸のフォルムがめちゃくちゃ可愛くて好きです!
──まずは、エンディングテーマが決まった時の感想から教えてください。
アユニ・D(以下、アユニ)「私は『浦安鉄筋家族』の漫画を小学生のときから読み続けていたので、めちゃくちゃうれしかったですね。マネージャーから聞いた瞬間、大声で叫びました」
ハシヤスメ・アツコ(以下、ハシヤスメ)「めっちゃデカい声出してた(笑)」
セントチヒロ・チッチ(以下、チッチ)「アユニが好きな作品だと知っていたので、エンディングテーマを担当できると知ったときはすごく光栄に感じました。制作の方が、BiSHはキャラクターの濃さが良さだってことを、もしかしたら知ってくれているのかな? と思って...すごくうれしかったです」
ハシヤスメ「発表前から話題になっていましたし、"うわっ、これBiSHが何かで携われたらいいな~"と思っていたので、お話をいただいたときは"よっしゃあ!"とひたすらビックリして...。アユニもデカい声を出していたんですけど、私は心の中でデカい声を出しました(笑)。アユニの声の大きさには負けたけど、心の中ではガッツポーズをしていたんです」
──「浦安鉄筋家族」の中で好きなキャラクターはいますか?
アユニ「花丸木(染谷将太)。お姉ちゃん(桜:岸井ゆきの)の彼氏なんですけど、自然に全裸になってしまうキャラクターで、その全裸のフォルムがめちゃくちゃ可愛くて好きです」
チッチ「私はやっぱりお父さん(大鉄:佐藤二朗)。タバコを吸うじゃないですか。うちのお父さんもめちゃくちゃヘビースモーカーですごくダメなお父さんだったので(笑)、重なる部分があって好きですね」
ハシヤスメ「私は全員です!」
アユニ「めちゃくちゃ胸張って言ってる(笑)」
──第8話では『浦安鉄筋家族』に出演されましたね。そもそもドラマに出演するのは...?
チッチ「初めてです!」
ハシヤスメ「デビュー作の第一声が"チ〇ポ"っていうね(笑)」
チッチ「私たちが毎回ライブ前に円陣組んで言う言葉が"チ〇ポ"なので、それをやらせていただきました」
ハシヤスメ「なんかBiSHらしいなと思う(笑)」
──ちなみに、みなさんのどんな個性が出たら、「浦安鉄筋家族」のキャラクターとして違和感なく存在できそうですか?
チッチ「ハシヤスメは大根役者なところかな」
アユニ・ハシヤスメ「(爆笑)」
チッチ「そこが存分に出たらすごいフィットしそうな気がする。毎回登場する謎の通行人のおばさんみたいな」
ハシヤスメ「"あのおばさんまた出てるよ! でも演技はすごい下手なんだよなぁ。でもまた出てるよ..."みたいな?」
チッチ「そうそうそう(笑)」
ハシヤスメ「アユニは変顔が得意なところが出ればいいかな。反応がめっちゃいいところとか」
チッチ「違うよ。小鉄(斎藤汰鷹)が恋する女の子。で、そっけないの」
ハシヤスメ「あぁ、いいじゃん!」
アユニ「チッチは小鉄とめちゃくちゃ遊んでそう」
チッチ「泥んこになって遊ぶタイプだからね」
ハシヤスメ「確かにそんなところあるかも(笑)」
──みなさん十分個性的ですね(笑)。中でも一番個性的なメンバーは誰になるんでしょう?
チッチ「う~ん、みんな個性的だからなぁ~」
ハシヤスメ「そうなんだよなぁ~」
アユニ「ただ、まとっている空気が違うのはハシヤスメ」
チッチ「あっ、分かる! ちょっと種類が違うっていうか(笑)」
ハシヤスメ「BiSHは全員いろんな色の持ち主だからね。でももしかしたら、私って特殊な色を出してる!?」
チッチ・アユニ「うんうん(笑)」
──「浦安鉄筋家族」は家族の物語でもあります。みなさんにとって家族とはどんな存在ですか?
チッチ「私は小さいときから、お父さんもお母さんも友だちみたいな関係で、ホントに何でも話せるし、ケンカも同じレベルでしていたので、友だちみたいな絆のある関係ですね。弟も含めて」
アユニ「一番信頼しているし尊敬もしていて、例えケンカしても、切っても切れない存在だなって思います。こんなに大切な人たちはほかにはいないので」
ハシヤスメ「永遠のパートナーであり、永遠の味方...」
チッチ「そうだよね。どんなときでも自分が帰る場所になってくれる」
──最後に、視聴者に向けてメッセージをお願いします。
アユニ「私は原作の大ファンで、ドラマに出られるなんて思いもよらなかったので、すごく光栄です。エンディングも愛を込めて歌っているので、ぜひ観てください!」
チッチ「ドラマは初めての経験でしたが、すごく楽しかったので観ていただきたいです。『ぶち抜け』は、全身全霊を込めて歌っています。今の日本を超ぶち抜いていけるように...歌も届けていきたいです」
ハシヤスメ「『浦安鉄筋家族』を観ましょう!! BiSHのドラマデビューもぜひチェックしてみてください」
【BiSH プロフィール】
メンバーは、アイナ・ジ・エンド、セントチヒロ・チッチ、モモコグミカンパニー、ハシヤスメ・アツコ、リンリン、アユニ・Dの6人。2015年3月に結成し、5月にインディーズデビュー。2016年5月avex traxよりメジャーデビュー。7月に、メジャー3.5th AL「LETTERS」をリリースし、週間アルバムチャート1位を獲得した。
現在、BiSH、EMPiRE、BiS、豆柴の大群などが所属する音楽プロダクション「WACK」のアーティスト総勢41名が大集合した初の展覧会「SCHOOL OF WACK」を渋谷PARCO 4F「PARCO MUSEUM TOKYO」にて開催中。毎日時間制でWACKメンバーがランダムで会場に来場し、お題に答えるパフォーマンスやゲームに挑戦する様子をオンラインで配信する。詳しくはコチラ!
(撮影・取材・文/今泉)
そして明日深夜0時12分放送! ドラマ24「浦安鉄筋家族」8発目は...。
突然、大沢木家に数珠を握りしめた怪しげな女性(池谷のぶえ)が現れ、「家の中を見せて欲しい」と勝手に上がり込んでくる。「このままだとみんな死ぬ」「ここは霊のスクランブル交差点」と言い放ち、しかも大鉄(佐藤二朗)には事故死したおじいさん、順子(水野美紀)には恨みがましい女...とにかく全員が何かしらの霊に取り憑かれているという。有料の除霊・結界も勧めてきたことから、インチキ霊媒師だと追い返すが、桜は最近この辺りに引っ越してきた霊媒師"ボギー愛子"ではないかと言い出す。とにかく霊が見えるらしく、すでにこの界隈では有名らしい。話を聞いて急に怖がりだす大鉄。しかもその直後、運転するタクシーにあの稲川ジューン(稲川淳二)が乗車してきて――。
どうぞお楽しみに!