8月22日(土)放送の「ゴッドタン」(毎週土曜深夜1時45分)は、新企画「YouTube芸人サミット」をオンエア。YouTubeに力を入れているダイアン(ユースケ、津田篤宏)、かまいたち(山内健司、濱家隆一)、さらば青春の光(森田哲矢、東ブクロ)、ニューヨーク(嶋佐和也、屋敷裕政)の4組が徹底討論!
4組のYouTubeを紹介
まずは、今一番YouTubeに力を入れているという噂のかまいたちによる「YouTube芸人勢力図」を紹介。ネタ動画をアップする「ネタ系」(ジャルジャル、東京03、バカリズムなど)、独自の企画を考えるYouTubeの王道「企画系」(オリエンタルラジオ・中田、キングコング・梶原、江頭2:50など)、今人気の「ゲーム実況チャンネル」(狩野英孝、すゑひろがりず など)など、わかりやすく解説していく。YouTubeにどっぷりハマっている山内は、まるでYouTubeの先生!?
続いて、4組のYouTubeチャンネルを紹介。
ニューヨークの「ニューヨークOfficial Channel」のコンセプトは「ラジオ、単独ライブのVTR的YouTube」。YouTubeを始めた理由は「賞レースだけを目指すのはリスクが高すぎる」からだったが、YouTubeにより全てがいい方向に回り始め「M-1」決勝にも行けるようになったという。
さらば青春の光の「さらば青春の光Official YouTube Channel」のコンセプトは、「YouTubeからテレビへ」。テレビ業界の人たちへ「この企画、どうですか? 僕らそのまま使ってもらえないですか?」と売り込むための手段だという
個人事務所ゆえ「少しでもお金になれば」と始めたYouTubeで、今では「家賃は余裕で払えるようになった」と森田。月40万回再生すれば家賃18万円が払えるとのこと。
かまいたちの「かまいたちチャンネル ねおミルクボーイ」のコンセプトは「芸人ではなくYouTuber」。山内は「YouTubeをやる上で、"俺芸人なんで"っていうトガりまったくいらない」と言い切る。
東ブクロが「テレビを目指してっていうやり方は間違ってるっていうことですか?」と発言すると、山内は「テレビを上に見ている感じがありますよね。そんな時代じゃないんですよ」とピシャリ。
そんな2人がYouTubeを始めた理由は、結成してから15年間ずっと賞レースに挑み続けてきたかまいたちにとっての「新しいバトルの場」が欲しかったからとのこと。最近では、個人のサブチャンネルまで始めたというハマりっぷりだ。
ダイアンの「ダイアン公式チャンネル」のコンセプトは「テレビとラジオの中間」だというが......「今回初めて考えたんですよね」と明確なものはなく、始めた理由も「周りが始めたから」と、あまり乗り気ではない様子!?
224万回再生も! バズった企画
それぞれのチャンネルで「バズった企画」を紹介。
かまいたちは、2人がボケずに本気でボウリングをするだけの「ボウリング対決」が95万回再生。まさに「芸人ではなくYouTuber」という企画だが、この境地に至ったのには、あるきっかけがあった。
かまいたちのチャンネル名の由来にもなった人気YouTuber・ねおから、モーニングルーティンやかばんの中身チェックといった企画を提案されるも、かつての山内は「おっさんのモーニングルーティンなんか、誰が見んの」と懐疑的だった。
しかし、助言通り濱家のモーニングルーティンをアップしたところ100万再生回数超え! そこから考え方を変えたのだという。
ニューヨークは、よしもと芸人だけの「巨大LINEグループを作ろう」という、かなり凝った企画を紹介。テレビで面白い姿を見せているかまいたちと違ってテレビでまだ活躍できてない自分たちはYouTubeで面白いことをしなければというニューヨークだったが......「幅を狭めちゃってる」と山内。
芸人だから面白いことやらないといけない......というのは「全然いらない」という山内。劇団ひとりが「メントスコーラとかもできる?」と問いかけると、「メントスコーラなんて絶対やるべきですよ。絶対おもろいじゃないですか」と見事な割り切りを見せた。
さらば青春の光は、東ブクロの原付きバイクを金色に塗装するドッキリが、なんと224万回再生! 当時のYouTuberたちも、こぞってこの企画をパクっていたという。
これには山内も拍手を送り、「大元は誰やねんって、絶対探されるんですよ。だからさらばの方の再生回数も絶対伸びるんですよ」と分析。これだけYouTubeに力を入れている自分も「あんな素晴らしい企画1回も出来てない」と称賛を送った。
ダイアンは、流行りに乗った「劇場の漫才終わりのルーティン」を紹介。しかし、津田がユースケにおしぼりを渡し、正座で説教を受けるなど、師弟関係を偽ったフェイク動画。
スタジオの芸人たちには好評だったが、山内は静かに首を横に振り「一番ダメなヤツです」と一言。視聴者が本来の舞台裏を知らないのに、ボケられても伝わらないという。
芸人の命であるボケを封印する山内に、劇団ひとりは「自分の首を締めているからな。一切、ボケんなよ、YouTubeで」と忠告。しかし、聞き耳を持たないYouTuber山内。
さらに、「あれが一番再生回数が多いなら、他がおもんなさすぎる」と切り捨てた山内に、津田が激怒! 一触触発の危機に、ユースケが冷静な口調で「確かに山内はファンのことわかってると思う。さすが、ファンのお誕生日会に行ってただけのことはある」と山内の秘密を暴露。これには山内も口をつぐむしかなかった。
その他、山内によるサムネイル考察や、山内が考案したニューヨークの挨拶など、終始、YouTuberとして達観した山内が大活躍。この放送は「ネットもテレ東」で期間限定配信中!
次回8月29日(土)深夜1時45分からの「ゴッドタン」は、「第7回ネタギリッシュNIGHT!!」をオンエア。ななまがり&マヂカルラブリー&蛙亭&ザ・マミィの4組が、エロネタ王者の称号をかけて至極のネタを披露する。