バカリズムの複雑な心境...オードリー若林と東京03飯塚には仲良くなって欲しくない!?:あちこちオ ードリー

公開: 更新: テレ東プラス

普段は言わないことも、ついしゃべっちゃう! オードリー春日俊彰の店で、常連客の若林正恭と、今注目の有名人をゲストに迎えて送るぶっちゃけトーク番組「あちこちオードリー~春日の店あいてますよ?~」(毎週火曜深夜1時35分放送)。

8月11日(火)の放送は、バカリズム東京03飯塚悟志豊本明長角田晃広)という、オードリーが尊敬する「ちょっと上の先輩芸人」の2組をゲストに迎えた後編。ネタに命をかける2組のネタ作りの秘密や、飯塚と若林の接点など、濃厚なトークが展開された。

バカリズムのトガりまくっていたコンビ時代

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若手時代は、お客さんは関係なく「舞台袖の笑いがあればいい」と考えていたというバカリズム。「爆笑オンエアバトル」(NHK)でネタがオンエアされなくても「また同じネタを持ってきます」と敗者コメントを残していたそうで、若林は「こんな人いるんだ」とトガりっぷりに驚いたという。

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バカリズムとしては、「なんで面白いと思ってきたのに、敗者コメント言わなきゃいけないの?」と思っての発言だそうで。「また同じネタを持ってきます」のコメントは、5回ほど撮り直しを指示されたものの全く同じトーンで5回繰り返し、仕方なく5回目が使われたとのこと。

バカリズムが、芸人ウケだけでなく客のウケを考えるようになったのは、2005年の年末にコンビを解散し、ピン芸人としてスタートしてからだと自己分析。そこから、翌年の「R-1ぐらんぷり2006」で決勝進出し、同年「アイドリング!!!」のMCに抜擢され、2007年スタートの「爆笑レッドカーペット」(以上、フジテレビ系)でブレイクと、目まぐるしい躍進を遂げることに。

当時のバカリズムは、「ピンになったのが30歳からだから、とにかく芸人としてネタの数が足りないんですよ。とにかくネタ作って、いろんなところに出てって感じ」だったそうで、1年に単独ライブを4回も開催していたという。これには一同ビックリ。

東京03のKOC優勝! 実は「負けろ~」と祈っていた!?

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東京03は「キングオブコント2009」での優勝がターニングポイントとなるが、実は、その回で4分以内のネタが尽きていたそう。飯塚は「もし、あそこで優勝してなかったら、そっから多分、しんどかったと思う」と振り返る。

放送を楽屋で見ていたバカリズムは、東京03には「ちょっと優勝して欲しくない」と思っていたという。その理由は......

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と、東京03は自分だけが面白さを知っている「僕の私物であって欲しい」という心境だったそう。

結果、東京03が優勝。複雑ながらも「よかったな」と思っていたところ、隣の楽屋にいたアンタッチャブル・柴田英嗣が、泣きながら「よかった」と祝福していたそうで......

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と、自責の念にかられたと明かすバカリズム。共に頑張ってきた仲間に、まさか「負けろ~」と思われていたとは! 飯塚は「初耳だわ(笑)」と呆れるしかなかった。

2組がネタ作りの秘密を明かす

ネタに命をかける2組のネタ作りについてもトーク。

住居と同じマンションに作業場を持ち、深夜までネタ作りや執筆をしているというバカリズム。「基本、作業場にいるから、結婚してることをそこにいると忘れちゃうんですよ」とのことで......

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と発言し、一同爆笑!

ネタの作り方は、ひたすらパソコンに向かい作業するスタイル。天才のイメージから次々とアイディアが湧き出るのかと思いきや、10時間パソコンに向かっても何も出てこない日もあるという。

このような生活を続けるバカリズムは、普通の人なら発狂するくらい「尋常じゃないほどのストレスを抱えている」と病院で診断されたことあり、検査により言語を司る左脳が異常に発達している超論理的思考の持ち主だと判明。自分で思考が止められないのだそう。

東京03は、昔も現在も、飯塚と角田の2人がファミレスでネタ作りするスタイル。

東京03と一緒の場所でネタ作りをしたことがあるバカリズムによると、飯塚と角田が紙に掛け合いを書き込みながら文通のような形式で楽しそうにネタを作っていくのだという。

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そして、できたものを豊本に読んでもらうのだが、豊本は曇った表情のまま読み終わることもあり気になるという飯塚。その理由は、言い方によって面白くなる部分もあり台本段階では判断できないとのことで、「日常の会話が書かれているだけだったりするから。ボケ一個もないから」とひょうひょうと語る豊本に、飯塚は「なんとなくフリとかで分かるだろ!」と声を荒げる。

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ネタ作りにタッチしない豊本だが、旧知の仲のバカリズムは、「豊本さんって、いかにもネタ作ってそうな雰囲気出てる」と、今でもネタの相談を豊本に持ちかけるそう。「そういえば、こいつネタ作ってねぇ!」と気づきながらも、的確なアドバイスがもらえるため、ずっと豊本を頼っているのだとか。

また、若林は、かつて飯塚からネタを褒めてもらったことがあり、「死ぬほどうれしい」と顔をほころばせる。するとバカリスムは、2人の交流に「あんま仲良くなって欲しくない」と複雑な心境を。

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バカリズムにとって2人は「学校の友達と塾の友達みたいな感じ」だそうで、「ここで仲良くなると、俺いらなくなるじゃん」と、またしても「俺だけのもの」と私物化!? 2人の相性の良さがわかるだけに、自分とより飯塚と若林の方が「意気投合しちゃうから!」と寂しい気持ちをポロリ。

すると若林が、バカリズムが春日をほめることに対し、「あれが許せない!」と嫉妬。若林としては、バカリズムにネタを認められたいもののほめられたことは一度もなく、唯一、オードリーについて言及していたコメントが「2人の立ち姿のフォルムが素晴らしい」だったそうで......

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「フォルム!」と、納得いかなかった様子。しかし、バカリズムが春日をスター扱いするのにはワケがあった! その衝撃の理由とが!? さらに、バカリズムのもとへ届く若林のLINEの内容も明らかに! この放送は「ネットもテレ東」で期間限定配信中!

次回8月18日(火)深夜1時35分からの放送は、佐藤栞里とパンサー(向井慧、菅良太郎、尾形貴弘)の2組が来店。佐藤が携帯するマル秘アイテムや向井の悲痛な叫びとは?

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