上杉家ゆかりの名家に巨大金庫! まさかの結末に依頼人が感動の涙...:所さんのそこんトコロ

公開: 更新: テレ東プラス

気になる素朴な疑問やお悩みを、人生の達人・所ジョージがすっきり解決! 学校では教えてくれない世の中の裏側や知られざる真実を、笑いながらお勉強する「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」(毎週金曜夜9時)。「テレ東プラス」では、2020年5月22日に放送された番組の中から、人気コーナー「開かずの金庫を開けろ!」の内容を紹介します。

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開かずの金庫があると聞いてレッド吉田(TIM)がやって来たのは、江戸時代に長らく上杉家がおさめた城下町・山形県米沢市。依頼人は米沢市にある豪邸・吉澤家8代目当主・吉澤彰浩さん。吉澤家は江戸時代から続く由緒ある家系で、上杉家とも深い関わりがあるそう。

大正8年に造られた大きな屋敷は、なんと築100年以上。建材には秋田の赤杉をはじめとした超高級木材が使われており、国の有形文化財にも指定されています。

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1860年(江戸末期)から繊維業を営んでいた吉澤家。群馬にいた初代当主が技術者として上杉家の殿様に招かれ、米沢織の着物を織る「織元」として米沢で財を成したそう。そんな吉澤家に代々伝わる家宝は、上杉家お抱えの刀工が作った日本刀や鎧兜など。その他にも数々のお宝が蔵に保管されており、金庫への期待も高まります。現在は料亭としても利用されているお屋敷に眠る金庫とは?

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さっそく開かずの金庫を見せてもらうと、番組史上1、2を争う超大型の金庫で、レッドも驚愕。しかし、本来金庫の扉にあるべきダイヤルや鍵穴、レバーなどが一切見当たりません。開錠に挑む鍵職人・玉置恭一は、金庫を一目見て「正直これヤバいかも。何をどうしたら良いのか分からない」と怯みます。果たして開けることは出来るのでしょうか? 不安を抱えながら開錠作戦スタート!

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まずは金庫をくまなくチェックする玉置。すると、回転扉のようにくるっと回るカラクリで取っ手が出現。さらに左右のエンブレム上部にある突起を引くと、エンブレムが開き、中からダイヤルと鍵穴が! ダイヤルには「イロハニホヘト」が刻まれており、玉置は明治・大正時代に製造された金庫だと予想。

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しかし、ここにもカラクリがありました。ダイヤルだと思っていたものは、実はただのレバー。見事に3つのカラクリを突破し、残すは鍵穴のみ。百戦錬磨の玉置の手により、鍵も無事に開錠成功! はたして金庫の中には何が入っているのでしょうか?

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出て来たのはワニ革のペアバッグ。おそらくオーダーメイドで、今作ると数百万円はかかるとのこと。引き出しの中には、曾祖母さん愛用のキセルや、大正〜昭和初期の硬貨が56枚入っていました。

そして別の引き出しに大事にしまわれていたのは、なんと入れ歯! 金で作られているので、換金すると約2万5千円の価値が。しかし「このまま触らずに置いておきます(笑)」と吉澤さん。

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他にも、ご先祖が残したハイカラな品々や、土地取引の書類や台帳など、代々の足跡が分かる大量の書類が見つかりました。駆けつけた彰浩さんのお母様も金庫の中身を確認。「父の物ですね! これは曾祖母様が使っていたもの」と、数十年前の記憶が次々と脳裏に蘇り思わず涙ぐみます。上杉家ゆかりの金庫には、吉澤家にとって大事な家族の思い出がたくさん詰まっていました。

そして、明日よる9時からは、「所さんのそこんトコロ【お宝祭り!開かずの金庫から大量現金&家康の遺品も】」を放送!

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▽開かずの金庫を開けろ!
愛知県田原市にある、およそ100年前創業の老舗旅館。豪華な造りで、昭和を代表する数々の大スターたちも泊まったというまさに極上の宿。ここに眠る開かずの金庫の中には一体何が?

▽街道一のお宝を探せ!
歴史ある街道沿いの大地主や旧家に眠るお宝があるはず! 訪れたのは現在の愛知県岡崎市に当たる岡崎宿。375年の歴史を誇る八丁味噌の老舗と、徳川家代々の位牌が祀られる巨大寺を調査!

▽プロが自慢したい"食"のうんちく
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どうぞお楽しみに!

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