印税8000万円の大ヒットシンガーから”一発屋”に転落...東野純直は今、意外な場所で働いていた!?:じっくり聞いタロウ

公開: 更新: テレ東プラス

売れっ子から懐かしのスターまで、芸能人が驚きの近況を報告する番組「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告」(毎週木曜深夜0時12分放送)。7月30日(木)の放送では、シンガーソングライターの東野純直が大ヒットシンガーから"一発屋"に転落、その波乱の人生を大暴露!

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シンガーソングライターの東野純直(48歳)は、CHAGE and ASKAと同じ事務所に所属し、 期待の新人アーティストと鳴り物入りでデビュー。1993年にリリースしたセカンドシングル「君は僕の勇気」が35万枚の大ヒット! しかし、ビッグヒットが続かず、いつしかメディアで目にする機会が激減し、"一発屋"のレッテルを貼られてしまうことに。

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作詞作曲も手掛けていたため、デビュー1年目から印税収入の恩恵を受けていたという。ファーストシングルの時の印税が最初に入ったのは翌年の1〜2月。渋谷を歩いていた時、寒さのあまり「ジャンパーが欲しい」と銀行でお金を引き出したところ、「(残金の)桁を数えたら500万円くらい入っていた」と東野。

その後、「君は僕の勇気」が大ヒットし、同じ年にファーストアルバム、セカンドアルバムを立て続けにリリース。アルバムは10曲入りなら1曲×10の印税となるため、「初年度が8000万円を超えていました」と驚愕の収入を告白。

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しかし、東野は21歳という若さもあり翌年に納める税金のことを考えず、大金を湯水のように使ってしまったとのことで、税金は「1軒買えるくらいの金額」だったそう。

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税金の支払いにテンテコ舞いになっているところに、「君は僕の勇気」以上のヒット曲を出さなければという地獄のプレッシャーがのしかかってくることに。

事務所の先輩・CHAGE and ASKAがシングル200万枚の売り上げを記録している中、「何で東野くんは30万枚なの?」と言われてしまう。またCHAGE and ASKAも、200万枚売っても、次のシングルが180万枚だと「もうダメだね」と言われるほど厳しい世界だったという。

東野のサードシングルの売り上げは15万枚。すると、ラジオ局やテレビ局の扱いが変わる。ケータリングがあり広めの楽屋だったのが、「待合室に入る手前のロビーで待っていてください」と楽屋すら用意されないことも。

事務所との契約終了後はインディーズでライブを行うも、動員は減少。当然、収入も全盛期と比べものにならないほど減ってしまった。

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危機感を抱いた東野は、36歳の時、事務所の裏にあったラーメンの名店「かづ屋」に入門。店の常連だった東野の申し出に店主もビックリしたそうだが、アルバイトと音楽の二足のわらじ生活を始めることに。

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当然、事務所サイドにも知られるが、「すごい金額をかけて育てたアーティストが事務所の真裏のラーメン店で働いているのを見せられたら言葉が出ないと思う」と、事務所が傍観しているのが辛かったという。

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東野は8年にわたる修業を経て44歳の時に独立。2016年、東京郊外の昭島に「支那そば 玉龍」を開店した。年商1500万円で、現在はラーメン店店主の傍ら、アルバムリリースやライブなど音楽活動にも力を入れている。

この放送は「ネットもテレ東」で期間限定配信中!

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