契約更改でのNG行動とは!? 生涯年俸15億円の元プロ野球選手が、辞めた今だから言えるお金の裏話を暴露:じっくり聞いタロウ

公開: 更新: テレ東プラス

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【配信終了:7月30日(木)】動画はこちら

売れっ子から懐かしのスターまで、芸能人が驚きの近況を報告する番組「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告」(毎週木曜深夜0時12分放送)。7月23日(木)の放送では、元千葉ロッテマリーンズの里崎智也が、引退した今だからこそ語れるプロ野球の金事情を大暴露!

里崎は、1998年にドラフト2位で千葉ロッテマリーンズに入団。ゴールデンクラブ賞を2度受賞、現役16年間での生涯年棒は、なんと15億円以上! さらに2006年「WBC」第1回に日本代表の正捕手として出場して優勝した。

現役当時のMAX年俸は「出来高などいろいろ入れると2億円くらい」という里崎。毎年自分で球団と年俸の交渉をしていたが、2億円まで登りつめるにはある必勝法があったという。

jikkuri_20200726_002.jpg里崎は「契約更改でこれをミスったら台無し」という大事なポイントは、「欲しい金額を自分の口で言っちゃダメ」だという。球団関係者は「いくら欲しいんや?」と聞いてくるが、ここで言ったら最後。選手からでなく、あくまで球団側から先に金額を言わせることが大事なのだ。

球団側が想定している金額より多くを口にしても、絶対にくれない。また、想定より少ない額を提示した場合はその額になってしまうため、想定額のドンピシャの額を言わない限りは損してしまうのだという。

jikkuri_20200726_003.jpgまた、プロ野球選手の場合は、「FA権を持っていなかった場合は"嫌です=引退"なので、判を押すしかない」と里崎。そのため、いくら欲しいかと聞かれたら場合は、「100億円くらい欲しいですね」と笑いにもっていっていたのだそう。

jikkuri_20200726_004.jpg里崎は、「90%以上の選手が自分のことを甘く見ているんで、最初からを高めに設定し過ぎている」と分析。しかし、球団の資本力もあるため、到底、希望の額はもらえない。そこで里崎は、「自分を甘やかした上限の年俸と、厳しめに査定した下限の年俸を決めて挑む」という方法をとっていたそうで、外したのは1回のみ、しかもプラス1000万円だったという。

契約更改に代理人を立てる選手もいるが、「日本では(立てるのは)もったいない」と里崎。メジャーリーグの場合は移動費用や住まいなど給料以外の生活の細部まで契約を交わすが、日本のプロ野球は翌年の年俸のみのため、報酬を払うことになる代理人は必要ないという。

jikkuri_20200726_005.jpg16年間、千葉ロッテ一筋だった里崎だが、お金に関しては年俸以外でも球団格差を感じたことがあったという。チームによってはヒーローインタビューで10万円もらえるところがあるそうだが、「ロッテの場合は"ヒーローマーくん"ってぬいぐるみがもらえます」とのこと。ホームラン賞も現金の場合、スポンサーからの商品提供の場合、さらには"何もない"という球団もあるそう。

ボーナス制度も監督によっても変わるそうで、「ロッテの場合はボビー・バレンタイン監督の時が一番よかったですね」と。監督賞は5万円くらいで、バレンタイン監督は1試合でポケットマネーから何十万円を出したこともあるとか。

さらに話はプロ野球選手の恋愛事情へ。プロ野球選手と女性アナの恋愛というパターンはよく見られるが、そこにも球団格差が!?

jikkuri_20200726_006.jpg里崎いわく「女性アナはロッテに来ない。来るのはビジターチームへの取材のみ」だったそうで、「ロッテは女性アナと結婚した人、歴史上ゼロですよ」と、残念そう。しかし、「WBC」で優勝した時にはさすがに女性アナから取材を受けたと思われるが......

「松坂投手、最近、調子はどうですか?」「上原投手、今日どうでしたか?」など「聞かれるのは他の選手のことばっかりですよ」と愚痴をこぼしていた。

この放送は「ネットもテレ東」で期間限定配信中!

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