麒麟・川島に「M-1」撤退を決意させたのは、オードリー若林の〇〇だった:あちこちオードリー

公開: 更新: テレ東プラス

普段は言わないことも、ついしゃべっちゃう! オードリー春日俊彰の店で、常連客の若林正恭と、今注目の有名人をゲストに迎えて送るぶっちゃけトーク番組「あちこちオードリー~春日の店あいてますよ?~」(毎週火曜深夜1時30分放送)。7月21日(火)の放送は、MCからひな壇までこなす川島明麒麟)、モデルから報道番組まで務める市川紗椰の"芸の幅が広めな2人"が来店。意外な悩みや、ワイドショーに対する思いをぶちまけた!

川島が「M-1」撤退を決意した瞬間

麒麟と言えば、2001年の第一回「M-1グランプリ」に無名ながら決勝進出を果たし、審査員の松本人志から絶賛されたことで、広く知れ渡るようになったコンビ。

achikochi_20200726_02.jpg
当時、芸歴2年の22歳。決勝の夜からレギュラー6本が決まるなど、一躍売れっ子となった麒麟だったが、"あの松本人志が絶賛した麒麟"と紹介されるためハードルが上がり、「まあ1年間スベるんですよ」と川島。

achikochi_20200726_03.jpg
松本人志の"秘蔵っ子"ではなく、間違って"隠し子"と言われたこともあるのだとか。

しかし、レギュラー6本全てが1年間で終わってしまう。番組ではトークの実力が足らず、また劇場ではテレビに出ている若手に厳しいこともあり全くウケない。川島は、M-1後の試練となった「2002年が一番辛かったですかね」と振り返る。

achikochi_20200726_04.jpg
また、今では仲のいい盟友だが、笑い飯千鳥との出会いは最悪だったという。当時、売れっ子の麒麟のことが気に食わなかったようで、川島が先輩の清水けんじに食事に連れていってもらった際、千鳥・大悟がメンチを切りながら、清水に「兄さん、こんなヤツ連れてしょうもないですね」と仕掛けてきた。川島は内心怖かったものの、清水に「M-1も出れんヤツが吠えてるけど」と精一杯の強がりを。仲が悪すぎで、お互い清水を介して会話したのだそう。

関係が変わったのは、千鳥が東京進出後、なかなかうまくいかなかった時期。大阪で笑いを作ってきた麒麟、笑い飯、千鳥だが東京ではうまくいかず、"東京"という同じ敵ができたことでようやく仲良くなれたのだという。

そこから「M-1」常連となる麒麟だったが、「M-1グランプリ2008」が最後の出場となる。この「M-1」と言えば、オードリーが敗者復活戦から勝ち上がって、準優勝にまで勝ち上がった年。

その頃の麒麟は、田村の著書「ホームレス中学生」が大ベストセラーとなり、川島は「じゃない方芸人」として田村に付きそう形で多くのバラエティ番組に出ていたため、漫才に打ち込めていなかったという。

それでも「M-1グランプリ2008」では準決勝まで進出。川島は、敗者復活の場で「M-1の申し子なんです」「自分で言うな!」という掛け合いで中継を盛り上げようとしていた。

achikochi_20200726_05.jpg
空元気でにぎやかしていた川島......その横を「若林がすっごい怖い顔して通った」と振り返る。「漫才と真剣に向き合ってるヤツからしたら、俺らこんな目で見られてんのや」と、鳥肌が立ったのだという。

achikochi_20200726_06.jpg
結果、オードリーが敗者復活で勝ち上がり、旋風を巻き起こすことに。川島は「自分が1回漫才を裏切ったなっていう気持ちがあったんで、これはアカン」と思い、「M-1」から撤退を決意したのだと明かした。

ワイドショーをぶった切る!

かつては、「グッディ!」(フジテレビ系)などのワイドショーでコメンテーターをしていた川島。しかし、「グッディ!」出演時は、ワイドショー的な話題を神妙な顔で見ていたものの、実は......

achikochi_20200726_07.jpg
と思っていたそうで、「自分は向いてないと思った」と振り返る。それ以降、川島はワイドショーの仕事を全部お断りしているそう。

achikochi_20200726_08.jpg
若林も「興味ってねつ造できないですもんね」と同意すると、興味のない話題に対して「"どう思いますか?"って言われても、どうも思わないってまずあるじゃないですか」と川島。すると、市川も「"どうも思わない"が多いじゃないですか」と続け、一同大爆笑!

achikochi_20200726_09.jpg
あまりにもぶっちゃけすぎる3人に、春日が店内の張り紙「不用意な発言禁止」「ラジオじゃない」「ライターがすげぇ観てる」を確認させると、市川は「どうも思わない」を訂正し、「全てをわからないので推測で話さなきゃいけないのに私はとても抵抗があったんですよ」と言い直した。

achikochi_20200726_10.jpg
ワイドショーで自身の交際報道を扱われ、それを自分で見るという経験をしたことがある若林は、「本当に推測ですね」と実感。続けて「あんまり仲良くない人が、仲いい感じで、"◯◯なんじゃないかな、若林だったら"みたいに言ってる」と口走るが、お品書きを確認してグッと口をつむぎ急ブレーキ。「タトゥーで入れます、本当に。手首に"不用意な発言禁止"って」と、ついつい忘れがちな自分を戒めた。

その他、吉祥寺でスカウトされたという市川の芸能界入りのいきさつや、「タモリ倶楽部」収録でのエピソードなども。さらに市川の怖すぎる謎の趣味が発覚! 一同、興味津々で前のめりに聞き入った。この放送は「ネットもテレ東」で期間限定配信中!

次回7月28日(火)深夜1時30分からの放送は、川島明(麒麟)と市川紗椰をゲストに迎えた後編。市川のさらなる趣味への不思議なこだわりや、「若林、ダサいね」と川島が苛立つ場面も!

PICK UP