名門校はなぜ、長きに渡り名門校でい続けることができるのか...。歴史や校風、卒業生のネットワークまで、名門校の知られざる姿を通してその秘密に迫る「THE名門校！日本全国すごい学校名鑑」(ＢＳテレ東 毎週日曜よる9時放送)。MCに登坂淳一、角谷暁子(テレビ東京アナウンサー)、解説におおたとしまさを迎え、「名門とはいったい何か？」常識を打ち破る教育現場に密着する。
今回は特別編として「名門小学校受験」をフィーチャー。ゲストに今年出産した女優の高橋ユウとお受験会のカリスマ・奥野孝子先生を迎え、小学校受験の気になる疑問に迫り、お受験必勝法もズバリ伝授する！
お受験に挑む親にとって一番気になるのは、最大の関門である「親子面接」。そこで今回、元国会議員夫婦である宮崎謙介、金子恵美家族に協力していただき、模擬面接を実施。年少の息子さん（4歳）はそろそろお受験の準備に入るお年頃。面接官は奥野さんが担当するが、はたして面接官は親子の何を見ているのか？
「名前・年齢・自分の誕生日」などの質問に元気に答え、上々な滑り出しの息子さん。「朝起きてから、いつも何をしますか？」という質問に「トイレとか顔を洗って、ご飯を食べて、靴を履いて出かける」と回答。続いて「休日の過ごし方を親子3人で話し合って決めてください」という面接問題。これは、最近の面接で増えている傾向にある質問だそう。その他、「電車の中で騒いではいけない理由を子どもに教えてあげて下さい」という母親向けの実技質問も。
「あいさつ・朝の行動・休日の過ごし方・電車のマナー」と4つの質問に答えた宮崎家族だが、奥野先生いわく決定的なミスは「朝の行動」への回答。息子さんは「ご飯を食べて、靴を履いて出かける」と答えたが、奥野先生は「"着替える"という行動が抜けてるお子さんが多い。1番簡単だけど、お家が透けて見える質問。"パジャマをたたんで着替える"、それだけ言えたら素敵」と好印象のポイントをアドバイス。
さらに「準備期間の間に母親が鬼と化していくんですね。子どもは本番だけ取り繕うことは出来ない」と奥野先生。母親を恐れて面接でしゃべることができなくなってしまう子もいるとのこと。
そして、面接時に好ましい服装について。父親のスーツは当然だが、母親はスーツの他に学校説明会用のワンピースも用意しておく方が良いそう。また、家族写真を撮る際には新宿伊勢丹本館にある「伊勢丹写真室」が人気で、毎年数多くの受験生が訪れるという。
「親子面接では夫婦の意見を揃えておくことが大事。母親が緊張してしまった時に父親が母親の言葉にひとこと付け加えるなど、フォローし合えていれば好印象。親御さんの言葉遣いが不安でも、模擬面接などで事前練習すればだんだん治ります」と奥野先生。
お次は願書の書き方について。奥野先生によると、「学校の先生は何千通も願書を読むので、初めの2～3行で惹きつけられる願書を書いていただきたい」とのこと。好印象のポイントは、書き出しを実体験に基づいた具体的な内容で入ること。その方が家庭の特徴が出て印象に残りやすいそう。難しい言葉や、同じ言葉を何度も入れてしまうと読みづらくなりマイナスに。日頃の家庭や子どもの様子が分かるように書くことが大事。
また、以前は不利とされていた「共働き夫婦」の子どもの受験だが、現在では共働きが当たり前になり学童保育も充実しているため、「共働きだから不利」ということはないそう。今春、受験を終えたばかりのママに聞くと「私立小学校は家から学校が遠いので、近隣の公立学校に比べて家を出る時間も早い。そのため、働く母親と子どもが、朝一緒に駅まで行けるのが利点。母親が時短勤務することで子どもの帰宅時間に合わせられるし、共働きだと私立の方が安心」と私立小学校に通うメリットを話してくれた。
お受験で気になるのが費用のことだが、おおたの調べによると小中高すべて公立の場合、学費は約450万円。一方、小中高すべて私立の場合は約1550万円と3倍以上に。覚悟が必要となる額だが、「教育資金贈与」（1500万円まで贈与税が非課税になる制度）を利用し、祖父母と力を合わせて私立学校に挑む親子もいるそう。奥野先生は、最後に「お受験とは、子どものチャレンジと親の成長。子どもが一生懸命頑張って、その間に親が成長していく過程。親がすごく大事だと思います」と語った。
番組では他にも、面接の際に使う正しい日本語や、お受験を控えた子どもたちが通う名門お受験対策塾の様子などをお届けする。
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そして、今晩9時放送「THE名門校！日本全国すごい学校名鑑」は、「人気No.1慶應義塾 強さの秘密」をお届け！ 今、最も旬な慶應義塾の秘密に迫る。
今回の名門校は、皆さんご存じの慶應義塾！ 法学部は早稲田を抑え難易度1位。社長の出身大学、司法試験合格者数、公認会計合格者数、女子アナの数も堂々1位。その勢いづく強さの裏には一体どんな秘密があるのか。そこには創立者・福澤諭吉の教えが！
・6年間クラス替えなしの幼稚舎ってどんな小学校？
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どうぞお楽しみに！
