お酒の席で自慢できるうんちくを紹介! 「切り身なのになぜ刺し身?」「ビジネスシーンでシャンパンを飲む時のグラスは?」「コックコートがダブルなのはなぜ?」:所さんのそこんトコロ!

公開: 更新: テレ東プラス

学校では教えてくれない世の中の裏側や知られざる真実を、所ジョージと笑いながら勉強する「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」(毎週金曜夜9時)。今回「テレ東プラス」では、5月22日に放送された番組の中から、「プロが自慢したい!うんちく大連発」の内容をプレイバックします。

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世界の要人が利用する老舗高級ホテル「ホテルニューオータニ」。「これを知っていたらお酒の席で自慢できますよ!」とうんちくを教えてくれたのは、ホテルのエグゼクティブ・シェフ・ソムリエの谷宣英さん。シャンパンといえば細長い「フルートグラス」で飲むイメージですが、公式の晩さん会などではお椀型の「クープグラス」を使うのが良いとされています。一体なぜ?

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その理由は、「相手と見つめ合って飲むため」。フルートグラスでシャンパンを飲むと、どうしても飲み干す時に顎が上がってしまい、相手の目を見ることが出来なくなってしまいます。一方、クープグラスは相手に視線を合わせたまま飲むことが出来るので、社交場やビジネスなど信頼関係を築くシーンに最適。ちなみにフルートグラスが誕生したのは1980年代。シャンパンの泡立ちを美しく見せるために作られたグラスなのです。

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続いては、料理人が着る「コックコート」に隠されたうんちく。教えてくれたのは、1931年創業の老舗洋食店「たいめいけん」3代目・茂出木浩司シェフ。料理人が着ているコックコートはボタンが2列のダブルになっているのが一般的ですが、その理由とは?

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ダブルになっているのは、汚れを隠すため。フライパンを振って炒め物などをすると、どうしても汚れがはねてしまい、そのままではお客様の前に出ることが出来ません。しかしダブルのコックコートなら、お客様の前に出る時はボタンを外して内側を表にすることで、綺麗な状態で応対出来るのです。ちなみに茂出木シェフ、自身が黒い理由を「白いコックコートが映えるため」と話してくれました。

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最後に紹介するのは、和食に関するうんちく。うんちくアナウンサーこと竹﨑由佳アナウンサーが調査に向かったのは、老舗の日本料理店「日本橋ゆかり」。日本の食文化史を研究している永山久夫さんが「このうんちくはワサビよりもアクセントが効いています」と自慢してくれました。日本食に欠かせない「刺し身」は、魚の切り身なのになぜ「刺し身」という名前なのでしょうか?

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「昔は刺して調理していたんです」と永山さん。その昔、刺し身は魚に箸を刺して押さえながらさばいていたそう。東京の神田明神では、現在でも当時の方法で刺し身を作る「包丁式」という儀式が行われており、その様子を見ると、確かに魚に長い箸を突き刺してさばいていました。天皇陛下など位の高い人に魚を献上する際、「手で触れると魚がけがれてしまう」という考えから、箸を使って魚に触れずにさばいていたため「刺し身」という名前になったと言われています。

そして今夜9時からは、「所さんのそこんトコロSP」【開かずの金庫から大量の現金出た!!】を放送!

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をお届けします。どうぞお楽しみに!

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