矢作穂香「男性と女性はこだわる部分が違う。でも男性のプライドって...どこかかわいい!」

公開: 更新: テレ東プラス

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テレビ東京が、新たなドラマ枠「水ドラ25」を新設! 記念すべき第1弾は、かっぴーの原作をドラマ化した「おしゃ家ソムリエおしゃ子!」(7月15日(水)深夜1時28分スタート!)を放送する。

主人公となるおしゃれ一族"イエーガー家"の一人娘・おしゃ子を演じるのは、地上波連続ドラマ単独初主演となる矢作穂香。矢作演じるおしゃ子が毎回イキった男性の家を訪れ、「これでもか!」とダメ出しを繰り返す痛快コメディだ。

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「テレ東プラス」は、撮影現場で矢作穂香を直撃。作品について、現場エピソードから自身の部屋のこだわりまで...思う存分話を聞いた!

男性は"そこか!"と驚くでしょうし、女性には共感していただけると思います

──まずは、原作を読んだ感想からお聞かせください。

「とにかく笑いが止まらなかったです。おしゃ子に共感しましたし、登場するキャラクターに対しても、"あぁ男子って..."となりました(笑)。第1話で登場する、ベンチャー企業社長・基陸ルゥ斗のキャラに爆笑しましたし、第2話に登場する"無印(良品)スパイラル"に関しては、"確かに!"と納得してしまいました」

──実際におしゃ子を演じて、感じたことは?

「面白くて最高だと思いました。原作でもドラマでも、おしゃ子は、男性が住んでいる部屋に対してめちゃくちゃ厳しいので、セリフがものすごく多いんです。私が今まで演じてきた中で、こんなにセリフが多い役は初めてかもしれません。そして、各エピソードに登場するゲストの皆さんが強烈で濃いです(笑)。個性があり過ぎる共演者の皆さんと、劇中でバッチバチのバトルを繰り広げます」

──バトルとなると相当な体力が必要ですね。

「叫んだりするので、ものすごく喉を使うんです。自粛期間明けに、こんなに喉を使うとは思ってもいませんでした。毎日部活のように汗をかきながら演じることが本当に楽しいです」

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──ドラマでは、おしゃ子が男性のお部屋を痛快にぶった斬りますが、逆に矢作さんのお部屋はどんな感じなのでしょうか?

「どんな感じだろう...。ちょっと可愛らしい、結構女の子らしいお部屋です。実は、可愛くするために自分で壁を塗りました。色のテイストはグレーとピンクと白です」

──斬新! DIY女子なんですね。

「小さな頃から洋室に憧れていて、元々和室だった部屋を、自分で洋室に変えたんです。床はフローリングにして、自分で言うのはなんですけど、壁もとても上手に塗れたんです! ベースは白でアクセントにグレーを使って...全体の雰囲気はピンクなんですけど、グレーが入ってるから少し大人っぽい雰囲気かな?」

──ドラマでは、男子たちの様々なコレクション癖(?)も登場します。矢作さんは、お部屋で快適に過ごすためについつい集めてしまうものはありますか?

「香りが好きなので、お香やアロマはついつい集めてしまいがちです。特に、南国系のスパイシーな香りが好きです。ギラギラした暑い夏に、スカッとしたキンモクセイのお香を焚くのもいいですね」

──外出自粛期間は、おうちで何をして過ごしていましたか?

「メイクの練習をしたり、ケーキとかお菓子作りをしたり...。以前からお菓子作りは大好きでした。クッキー作りから始めて、誕生日やクリスマスにはケーキを作ることもあるんです。今後はロールケーキに挑戦してみたいです! (スポンジの)巻き方にコツがあるらしいので、いつか上手に作れたらいいなと思います」

──今日現場を拝見しましたが、みなさんフェイスシールドを着用し、ドラマの撮影現場でも、しっかりと新型コロナ対策が行われているのだなと感じました。

「そうですね。なるべく密を避けてソーシャル・ディスタンスを保つなど、いろいろと気をつけながら撮影を進めています。大変なこともありますが、作品がとても面白くて自然と笑顔になれる現場なので、"コロナ明け一発目がこの作品で良かった"と、心から思いました。現場はいつも笑いがあふれていますし、コロナ禍でマイナスになってしまった皆さんの心を笑いで温められるような作品に仕上がっています。

久々に現場に入って、より面白くなるように話し合ったり、皆で一緒に作ることがいかにありがたいことなのか...そんなことを強く感じています。自粛期間中は誰かと接することが少なかったので、"作品を作ることや人と一緒にいられることは、やっぱり素敵だな"と...。コミュニケーションはとても大事だと思いましたし、今はまだ、ある程度の距離は必要ですけど、"ひとつの目標に向かって切磋琢磨する仲間たちがいるって素敵だな"と、改めて感じることができました。今はめちゃくちゃ現場が楽しいので、幸せです...本当に!」

──現場でどんどん作品が面白くなっているんですね! おしゃ子が男性にどのように斬り込んでいくのか...とても楽しみです。先ほど原作者のかっぴーさんにもお話を伺いましたが(https://www.tv-tokyo.co.jp/plus/drama/entry/2020/022125.html)、「男と女の価値観って、いつまでたっても平行線ですよね」という話で大いに盛り上がりました。おしゃ子を演じていて、男女のギャップについて感じることはありましたか?

「やっぱり、男性と女性はこだわる部分が全く違うなと思うんです。男性のプライドって一見しょうもないように見えますけど、どこかかわいらしいというか...。そこをおしゃ子が、ズバリ指摘したり暴いたりしていくわけなので、男性は"そこか!"と驚くでしょうし、女性には、きっと共感していただけると思います」

──おしゃ子がイキった男性をバシバシ斬っていく感じ...爽快でしょうね(笑)。現場では、「矢作さんの顔芸が素晴らしい」と評判でした。

「男性とのバトルは基本的に激しいので、きっと顔芸もすごいはずです(笑)。自信を持っておすすめできる"笑える作品"に仕上がっていますので、皆さんぜひ、楽しみにしていてください!」

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──ありがとうございました! 水ドラ25「おしゃ家ソムリエおしゃ子!」は、本日深夜1時28分よりスタート! どうぞお楽しみに!

【矢作穂香 プロフィール】
1997年3月7日千葉県生まれ。B型。2010年、ドラマ「夢の見つけ方教えたる2」(フジテレビ)で女優デビュー。2013年、ドラマ「イタズラなKiss〜Love in TOKYO」(フジテレビTWO)でドラマ初主演を務める。2018年、ドラマ「今夜、勝手に抱きしめてもいいですか?」で主演。

【第1話 あらすじ】
イエーガー・おしゃ子(矢作穂香)には、交際前だからこそ、相手の家に行かなくてはならない理由がある。なぜなら彼女は、おしゃれな家に住んでいる男としか付き合えない女"おしゃ家ソムリエ"なのだ!

若手ベンチャー社長・基陸ルゥ斗(金子大地)から家へと誘われたおしゃ子は、築浅タワーマンションに胸を躍らせていた。しかし一歩部屋に入ると、そこは「無駄に大きなソファ」「DJブース」「ダーツボード」が所狭しと並ぶ"下心丸出し"の自称モテ部屋で...。

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