「3つのワードで例えられたら...」ファーストサマーウイカが発見した売れる法則:あちこちオードリー

公開: 更新: テレ東プラス

普段は言わないことも、ついしゃべっちゃう! オードリー春日俊彰の店で、常連客の若林正恭と、今注目の有名人をゲストに迎えて送るぶっちゃけトーク番組「あちこちオードリー~春日の店あいてますよ?~」(毎週火曜深夜1時30分放送)。

7月7日(火)放送は、「1周目で結果を出したから、今がある。国民的スターなりかけ」の2組、ファーストサマーウイカ宮下草薙草薙航基宮下兼史鷹)が来店。バカ売れの裏には、実は緻密な戦略があった!? さらに草彅が引退宣言!?

オープニングでは、「アメトーーク!」(テレビ朝日系)で出川哲朗が好きな番組の筆頭に「あちこちオードリー」を挙げたことが話題に。若林は感謝を述べつつ、深夜にこっそりやっていたいという若林の気持ちに反して取り上げてしまって「ごめん」と謝った出川に、「それも言っちゃダメなの。俺の狡猾な部分がバレちゃう(笑)」とポロリ。

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そんな若林だが、この番組を始めてから、「人への興味が止まらないんだよね」と自身の変化を告白。芸能人だけでなく、街で工事をしているおじさんにも「本当のところどうなんですか?」と訊きたくなるのだそう。内村光良と2人きりで焼き肉を食べた際にも、質問攻めにしてしまい「お前、ライターか」って面倒臭がられたとのエピソードも。

草薙がマネージャーの首絞め!?

ファーストサマーウイカは、休みはほとんどないものの、未だに"売れかけ"と言われるため、「いつになったら"売れた"になるのか、先はわからないですね」と不安もあるものの......

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「これ以上があると思うと、金銭面では喜びを感じてます」と懐事情もチラリ。

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一方、宮下草薙は、テレビによく出るようになって1年半。そこまで多忙ではないものの、「誤魔化し誤魔化しやってるよね。人気あるフリをしながら」と草薙。業界でも有名な敏腕マネージャーが、「テレビに毎日出てるように見せてくれる」スケジュールを組んでくれるおかげだという。

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そもそも草薙が"仕事嫌い"のため、過密なスケジュールは無理だという宮下。草薙は、1日2本の収録が限界で、3本入った時には「2、2、2」と言いながら首を絞めたそう。

対して、ウイカは、一昨日は朝5時入りの仕事から深夜の「オールナイトニッポン0」が終わるまで24時間ずっと仕事という過密スケジュールだったと明かした。

宮下草薙は「全然可愛くねなぇ」 そのワケは!?

以前、当番組のアンケートで、意図に反して「かわいい」と言われてしまうのが悩みだと語っていた宮下だが......

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若林は、以前、ネタ番組で共演した際、「この若さとキャリアで、無言の間で待って笑いをとるって、全然可愛くねぇなって思った。腕エゲツねぇなって思った」と、宮下草薙のしゃべくり漫才を絶賛。春日も同じことを思ったそうで、「本当に出来ない奴は、あんな感じじゃないからな」と感心。

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たっぷり間を取る宮下のツッコミを絶賛する言葉に、宮下は「これだけで一生芸能生活続けられます」と喜びをかみしめた。

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ここまで絶賛するのは、「俺もしゃべくりでやりたかった」と若林。しかし、型に落とし込んだのは、「お前のせいだけどな!」と矛先が春日に。さすがの春日も、「何回言うんだよ!」と、あまりのしつこさに爆発!

ウイカの法則 アイコン化すれば売れる!

今や売れっ子のファーストサマーウイカだが、実は10年の下積み時代があった。

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学生時代は吹奏楽部→軽音楽部で、文化祭の実行委員長も務める「ゴリゴリ文化系」。その後、劇団に入って舞台役者となり、22歳の時に東京進出を目指すも年齢制限により事務所に応募できなかったため、「大手の事務所に履歴書を持っていた」という経験もしたという。

これを聞いた若林は、ウイカのラジオは「だからか。人の苦しみに寄り添うしゃべり方してるよね」と納得。ウイカは、「泥水をすすってきたから、救いたい。(リスナーの)希望の星になりたい」と目標を口にした。

上京後は、アイドルグループや地道な音楽活動を経て、某番組での女性に対する鋭い物言いがきっかけで注目されることに。その毒舌も......

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と、ちゃんとしているウイカ。

そんな彼女は、「3つのワードで例えられたら売れる」という法則について明かす。

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例えば、
「ピンクのベスト」「キッチリの1:9分け」「トゥース」
この3つで春日が浮かぶ。

同様に、「かきあげ前髪」「関西弁」「ヤンキーキャラ」と並んだ時に、「私が出るようになったらいいな」と、現在のスタイルを実践して来たという。

異端のアイドルグループ「BiS」に所属していた経験からも、「絵にデフォルメして描けるような人間になれば、アイコン化すれば売れる」と緻密な計算があったというウイカ。これには若林も、「すごいな。あなた、オンラインサロンで稼げるぞ!」と前のめりに。

宮下草薙の場合、こうした一種のセルフプロデュースをあまりしておらず、宮下いわく「いかに草薙をそのまま見せられるか」を考えてきたそうだ。

これを聞いた若林は、草薙を「WINSで月末の食費全部すっちゃうおじさん」と例えれば、春日も「蛭子(能収)さん感があるんだよ。ダメなおじさん感が(笑)」と続ける。
ダメな奴のイメージが先行するゆえに、「逆にテレビとか出てたまに出来ちゃう時に、すごいへんな感じになる(笑)」と語る草薙。

逆に宮下には、ストイックなイメージがつきまとう。草薙がピンで番組出演が決まった際、MCになりきってシミュレーションしたとのエピソードが広がったため、ローカル番組に呼ばれると「もちろん、シミュレーションしてきたんですよね?」と訊かれたそうで、「観たことないわ、この番組」と心の中でツッコんだとのこと。

その他、今の宮下草薙が悩む「キャラの押し付け」や、「自己啓発本を出して、10年後のカリスマになりたい」というファーストサマーウイカのビジョン、漫才中の客席の反応に「舞台降りて、ひとりずつ往復ビンタしてやろうか」と思ったという若林のエピソードなど、興味深いトークが続出。この放送は「ネットもテレ東」で期間限定配信中!

次回7月14日(火)深夜1時30分からの放送は、ファーストサマーウイカと宮下草薙がゲストの後編。ラジオパーソナリティー談義で盛り上がる。

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