ラブシーンで絡んだ山下真司に「役者なんてやめなさい!」と言い放った大物女優M:チマタの噺

公開: 更新: テレ東プラス

街の人への何気ないインタビュー映像をきっかけに、笑福亭鶴瓶とゲストがよもやま話を展開するトークバラエティ「チマタの噺」(毎週火曜深夜0時12分~)。6月30日(火)は、俳優・山下真司が登場。

chimata_20200701_01.jpg【配信終了:7月7日(火)】動画はこちら

1951年生まれで、鶴瓶と同い年の山下。話題は、同級生のモト冬樹、故・大杉漣と集まった会から。「(大杉が)ギター弾いてるとき俺がトイレ行ってさ。鶴瓶さん怒ってたよね」と山下の口から当時の失礼エピソードが飛び出すと、鶴瓶は「ほんと昔から(山下は)空気読まない」とコメント。ただ、「なんで許されるの? (不思議と)嫌じゃない」と鶴瓶が言うように、どうやら山下は愛されキャラのようです。


chimata_20200701_02.jpg
そんな山下の自粛中の楽しみは、愛犬ジョジョと遊ぶこと! ...のはずでしたが、奥様が撮影したVTRには「おいで」と寝転がって声をかける山下に対して、まったく乗り気じゃないジョジョの姿が(笑)。半ば無理やりジョジョを腹に乗せ、戯れる山下ですが、どっちが遊んでもらっているのかわからない状態に思わず鶴瓶も「逆やんかこれ!」。

chimata_20200701_03.jpg
さらに電子マネーを持たず、電車に乗るのが年に1、2回で、なんと切符の買い方もわからないというアナログ生活ぶりが発覚。これには鶴瓶も「殿さんか!」と、山下の浮世離れぶりを指摘。「銀行でお金をおろしたこともない」と話し、奥様から小遣いを壺にいれてもらっている「お小遣い制」をとっているとのこと。なんと壺の位置まで無邪気に説明し、キャッシュカードの暗証番号まで言いそうになる危機管理能力の低い山下に「言うたらあかん! アホちゃうか!」と鶴瓶もタジタジ(笑)。

ここで20歳で上京した当時の危ないエピソードも...。ディスコで女性とチークダンスを踊っていたところ、じつは反社会勢力の構成員の彼女だと発覚しひと悶着。当時着ていたハイネックがボロボロになり、手の小指まで折るという大事件になったそうですが、当の山下は...「それでも戻ってまたブランデー飲みました」とドヤ顔。

chimata_20200701_04.jpg
「演劇界の東大」といわれ、黒柳徹子松田優作らを輩出した文学座出身の山下。当時、同じ文学座に所属していた桃井かおりとのラブシーンがあり、桃井から細かい指導を受けるも、1回で理解できずに聞き返したことがあったそう。桃井から「あなたそれでも役者なの!? もう辞めなさい、役者なんて」と言われてしまい、一度は辞めることを考えたと告白。しかしその後奮起し、ラブシーンを勢いに任せてやり遂げたところ、桃井はうっとりとした表情になり大成功!だったとか。

chimata_20200701_05.jpg
鶴瓶が「(先輩たちで)そばにいてたの誰やった?」と聞くと、石原裕次郎勝新太郎というレジェンドたちの名前を次々に挙げる山下。若山富三郎宍戸錠は、山下が挨拶をしても完全に無視だったそうで、当時の映画スターたちのプロ意識の高さが伺えます。しかし、酔っぱらった宍戸がお茶目なギャグを連発していたことや、西田敏行がフランス語版「与作」を披露していたことなど、贅沢すぎる裏エピソードも!

鶴瓶も「そんなん見れるなんてええやんかぁ」と感心しますが、文学座の重鎮・北村和夫に文学座に入れてもらったにもかかわらず、北村の息子で俳優として活躍している北村有起哉のことを「まったく知らなかった、あれ息子なんだ! やっぱり血筋なんですねぇ」と話す恩知らずな山下に、「反省しぃな! (文学座に)入れてくれた人の息子が出てきたら"よぉ出てきたな、よかった"と思わないと!」と鶴瓶が当然の説教(笑)。ほかにも今になって「早生まれ」を理解、長年のコンプレックスなど、山下ワールド全開の爆笑エピソードが続くのでした。

この放送は、「ネットもテレ東で、期間限定配信中です! 次回は、魚類学者でタレントのさかなクンが登場。どうぞお楽しみに!

PICK UP