「お前とじゃできない!」かまいたち絶賛のオードリー若林が春日に一言:あちこちオードリー

公開: 更新: テレ東プラス

普段は言わないことも、ついしゃべっちゃう! オードリー春日俊彰の店で、常連客の若林正恭と、今注目の有名人をゲストに迎えて送るぶっちゃけトーク番組「あちこちオードリー~春日の店あいてますよ?~」(毎週火曜深夜1時30分放送)。

6月23日(火)放送の後半は、前回来店したかまいたち山内健司濱家隆一)の未公開映像をオンエア!

NSC万年Cクラスの山内と、5回コンビ解散の濱家

achikochi_20200629_02.jpg
山内が生まれ育った島根にはお笑いの文化がなく、「ツッコミ」という概念もないため、誰かがボケると「みんなヘラヘラする」という。そのため、最初に笑い飯に「丸いヤツ入ってきたな」とイジられた際も、ただヘラヘラするという島根の返しをしたそう。

achikochi_20200629_03.jpg
周囲から面白いと言われていた山内は、大学卒業後、お笑いか教員になるかで迷っていた。ところが、教育実習に行ったものの生徒たちから全く人気がなく、他の教育実習生は最後の日にクラスの生徒から花束と寄せ書きをもらう中、山内は「寄せ書き5人だけだった」と残念な結果に。

教員を諦めた山内は、吉本興業の養成所NSCに入学し、濱家と出会う。クラスはA~Cの実力編成で、ピン芸人の山内は、授業もさぼらず1年間真面目にやっていたにもかかわらず、ずっと最下級のCクラスだった。その理由は......

achikochi_20200629_04.jpg
最初の授業でNSC生がやってはいけない5カ条「身内ネタ、CMネタ、時事ネタ、下ネタ、パクリネタ」を教わったものの、山内は最初のネタ見せで5カ条全部を盛り込んだネタを披露。山内は「逆にかな」とフリだと思い敢えてやったそう。当時は、かなり尖っていたようだ。

achikochi_20200629_05.jpg
一方、濱家は、山内と組むまで、5回コンビ結成&解散を繰り返し、そのたびにAクラス入りという優等生。とはいうものの、山内には不満も。中間発表となるNSCのライブに当時のコンビで出演した際、出演できなかった山内が見に行ったところ、濱家が「アンパンマンか~い!」とツッコミ、「全然面白くない。なんであれがAクラスやねん」と憤慨したのだそう。

何度もコンビ結成&解散を繰り返した理由は、「申し訳ないけど、売れそうにないんで、辞めよう」と相方に告げていたそう。濱家も「僕も尖ってたんですよ」と口にすると......

achikochi_20200629_06.jpg
すかさず山内は「尖ってたヤツが、『アンパンマンか~い!』!?」とイジる。

若林も「尖ってる奴、アンパンマンをチョイスしなくない? サザエさん、ドラえもん、アンパンマン、手出さないでしょ」と言うと、濱家は「サザエさんもやってました」とバツが悪そうに告白。すると若林は......

achikochi_20200629_07.jpg
「サザエさんか~い」とツッコミ、笑わせた。

若林がかまいたちのしゃべくり漫才を絶賛

かまいたちの漫才は、特定のシチュエーションに入らない、いわゆる"しゃべくり漫才"。大阪育ちで本格漫才を見て育った濱家には「しゃべくりの方がそのまんまでいられるのがいいと思うねん。美容師の漫才コントをしたら、山内じゃなくて美容師になっちゃうから」と、こだわりがあるのだという。

achikochi_20200629_08.jpg
若林は「本当にすごいと思うんだよね、あのネタ。マジで一番だと思うよ」と絶賛。漫才の形を作れば数珠繋ぎのように進行できるが、かまいたちの漫才は「ずっとしゃべって、全部笑いの種類も違う。2人ともヘビー級のチャンピオンじゃないと作れない」と感心し、「自分たちでも思わない?」と問いかけると......

achikochi_20200629_09.jpg
「本当思います」と山内。

さらに若林は「憧れでもあるもん。2人ともマイク・タイソンで、ボッコボコ打ち合って」と興奮気味に語る中、ふと相方の姿が目に入り、「お前とじゃ出来ないんだよ!」と矛先が春日に。

こうしたかまいたちのネタを若林やサンドウィッチマンがラジオで絶賛したことがネットの記事になるたび、山内は必ず見ているそう。さらに濱家は、そのラジオを何回も聞き直してるそうで、それを山内にバラされ照れ笑いを浮かべた。この放送は「ネットもテレ東」で期間限定配信中!

次回6月30日(火)深夜1時30分からの放送は、ゲストにハライチ(岩井勇気、澤部佑)を迎えた後編。まだまだ岩井の不満は噴出し、若林も不満爆発か?

PICK UP