街の人への何気ないインタビュー映像をきっかけに、笑福亭鶴瓶とゲストがよもやま話を展開するトークバラエティ「チマタの噺」（毎週火曜深夜0時12分～）。6月16日（火）は、芸人・千原ジュニアがリモートで登場。
自粛期間中は兄の千原せいじとも会っていないというジュニア。鶴瓶は俳優のムロツヨシとリモート飲み会をしたり、ジュニアはくっきー！(野性爆弾)や吉村崇(平成ノブシコブシ)と生配信をしたり、それぞれお家時間を楽しんでいる様子。
また、家で紙ねんどをこねていろいろなもの作っているそうで、それがこちら。ほかにも続々と作品が登場し、そのクオリティの高さに鶴瓶も感嘆。
また、吉本芸人との交流についてもこの期間ならではのエピソードが。「こんなときだからこそのミラクルもあって。生配信で、吉本のトップ・桂文枝師匠に電話してみようということになったんです。地上波やったらいろんな大人を挟んで無理になることが多いけど、一つ返事でOKもらえて。そんなら西川きよし師匠もいけるんちゃうかってオファーしたら、奥さんの西川ヘレンさんまで出てくれはったんです(笑)」と、吉本の結束力を語ります。
ジュニアの気になるチマタは、同期芸人「あんどう鰐」。同期の中ではいちばん仲が良かったそうですが...。「若手時代に"どうしてもテレビに出たい！"ってプロ野球の試合に乱入して、セカンドベースあたりで取り押さえられたんですよ。それが夜のスポーツニュースで流れて、"ほら、俺テレビ出たやろ！"って(笑)」と、かなりブっ飛んだ人物のよう。
若手のトーナメント大会で「優勝しなかったら芸人を辞める」と宣言したあんどうは、最終決戦で千原兄弟に敗れ、本当に引退してしまったといいます。そして2年前。あんどう鰐の元相方・増田さんに後楽園ホール（東京）でバッタリ会ったジュニアですが、誰かわからず会話をして帰宅後に気付いたそう。そんな2つのわだかまりを解消すべく、スタッフがリモート取材。
芸人を辞めてすぐ「ザ・たこさん」というバンドを結成し、今年で活動27年目になる安藤さん。バンド活動の傍ら、奥さまが経営する串カツ屋さんで働いているそうです。ジュニアが元相方の増田さんに気付かなかった件について、「聞きましたよ。"ジュニアに声かけたら、むちゃくちゃ冷たい態度とられた。絶対俺のこと覚えてへんわ"って、えらい怒ってました(笑)」と明かします。
じつは鶴瓶とも面識があり、「西川美和監督からのリクエストで、鶴瓶さんのラジオで僕らの曲をかけてくれて。嬉しくて手紙を書いたら、鶴瓶さんから電話がかかってきたんです。その後、僕らが結成20周年のアルバムを作ったときに鶴瓶さんに電話したら、日曜の深夜だったんでえらい怒られて」と安藤さん。翌日改めて謝罪の電話をしたところ、鶴瓶のイベント「鶴瓶噺」を観に来るよう誘われたそう。
「終わってから挨拶したら、"君か！すぐ戻って来るから、ちょっと待っときや"って言われたんです。でもなんか居づらくて、帰ってもうたんです。もう不義理なまま死んでいこうと思ってたんですけど...。あのとき逃げてすんませんでした」と鶴瓶に画面越しの謝罪。
続いて増田さんにもリモート取材を行うと、「じつは17年前にも後楽園ホールで偶然ジュニアに会ったんです。そのときは気付いてくれて、敬語で話す僕に"そんな喋り方やめてぇや"って言ってくれて」と過去にもジュニアに再会したことを明かす増田さん。
2年前に後楽園ホールでバッタリ会い、話しかけたときは「おっ、おう...。今はどこに住んでるんですか？」と逆に敬語を使われ、よそよそしい態度だったと振り返ります。「なんであのとき、ああいうふうに喋られへんかったんかな」と仕事中にも後悔するようになってしまったという増田さんですが、「あのときジュニアはこういうふうに思ってくれてたとわかったので、めちゃくちゃ嬉しい。大阪来たとき、ご飯行きましょう」とメッセージを送りました。
数年間のわだかまりが解けたところで話題は変わり、2001年に遭遇したバイク事故を振り返るジュニア。
「いまだに後遺症で、翌日雨が降るのは確実にわかります。顔の中にプレートが7枚入ってるんですけど、最終的な微調整は高須クリニックの高須医院長が直々にやってくれました。手術直後はすごいズレてて、正直、前より酷くなったように見えたんです。でも2年くらい経ったら綺麗に整って、すごいなぁって。今があるのは高須先生のお陰だし、何言われても"イエス！"ですよ」。
...と、高須クリニックのCMをパロディにしたエピソードに鶴瓶も爆笑。まだまだ話が尽きない2人なのでした。
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