「年収の5倍賭けるのが夢」実はギャンブル大好き芸人・小籔千豊:あちこちオードリー

公開: 更新: テレ東プラス

普段は言わないことも、ついしゃべっちゃう! オードリー春日俊彰の店で、常連客の若林正恭と、今注目の有名人をゲストに迎えて送るぶっちゃけトーク番組「あちこちオードリー~春日の店あいてますよ?~」(毎週火曜深夜1時30分放送)。

6月9日(火)の放送は、先週に引き続き、小籔千豊、野性爆弾・くっきー!の2人が来店。小籔の意外な素顔や2人が所属するバンド「ジェニーハイ」でのエピソードなどで大いに盛り上がった。

芸人としてのターニングポイント

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芸人としてデビューしてから25年以上、芸人として駆け抜けてきた2人のターニングポイントとは!?

吉本新喜劇の座長として、現在も大阪を拠点に活動する小籔。「人志松本のすべらない話」(フジテレビ系)出演以降は東京から来た芸能人にも認知されるようになったそうで、大阪のテレビ局の廊下で彦摩呂とぶつかりそうになり、彦摩呂の表情がパッと変わったときに「売れた」と思ったのだとか。

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若林が「大阪と東京のバラエティの違い」について問うと、「お笑いライターみたいな人が『大阪と東京の笑いの違いは?』とかいうやん。あるかバカタレ!」と小籔。

しかし、「笑い」に違いはないものの、「バラエティは違う」という。大阪には「どバラエティー番組」が少なく、その分、生放送の情報番組が多いため芸人がコメンテーターとして出演している。

小籔もかなり昔からニュースに対してコメントしたりボケたりしていたが、大阪以外の人は知らないため、ネット記事などで「最近、コメンテーターで稼ぐ芸人が多い。小籔とか」となどといわれることもあり......

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「俺、昔からやねん。お前見てへんだけやないか、カス!」と吠えた。

一方、情報番組のコメンテーターには向かないくっきー!は、バラエティ番組の多い「東京に来た時の方が仕事多くなった」という。

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大阪時代にも、たまにロケに出演していたが、「奇行が目立って......」と本人も自覚。

「チャリンコ乗ってるおばさんのカゴに、ロケ中ゴミバーンと捨てて逃げたり」といった奇行は、さすがに大阪でもダメだったそう。

そんなくっきー!の上京のきっかけは、拠点としていた劇場がなくなり、新しい大きな劇場へ移ることになるも、「師匠にわざわざ挨拶しにいくの鬱陶しいから、出ちゃおうぜ」とのこと。

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「なんの世話にもなってないピクリとも笑わせんような師匠に、"おはようございます!"とか言いたくない」と毒づくくっきー!。

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しかし、小籔から「嘘つけ、ホンマはめちゃめちゃ(挨拶)言うやんけ」と、実は礼儀正しいくきー!の素顔を暴露された。

「史上空前!!笑いの祭典ザ・ドリームマッチ2020」(TBS系)でくっきー!とコンビを組んだ若林も「めちゃ音声さんに礼儀正しい」とバラすと、くっきー!は「オードリーはね、裏方さんに態度悪いから」と笑わせた。

実はギャンブル大好き芸人! 小籔の理想の賭け方は?

上京後のターニングポイントとして、くっきー!は小籔がMCを務めた「BAZOOKA!!!」(BSスカパー!他)を挙げる。

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カジノなどがめちゃくちゃ強いディレクターと出会い、「その人自体が運気あるし、運気を与えてくれるのよ」とくっきー! しかし、小籔は「俺はそんなに(運気)上がってないけどな」と。

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ここから、実はギャンブル大好き芸人の小籔のギャンブル観の話題に。くっきー!いわく、小籔のカジノでのお金の使い方は「地獄みたい」。小籔は「勝つ負ける」ではなく「常に生きるか死ぬかをやりたい」のだという。

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家族の生活があるため、今は1年間こつこつためた500円玉貯金を持って年に1回シンガポールのカジノに行くという小籔だが、「ホンマの理想は、年収の5倍賭けるのが夢」と。

「俺、これ負けたら5年タダ働き。この先、仕事あるかどうかわからへんけど、いかせてくださいよ!」と、人生をかけたギャンブルをしたいと夢を語った。

バンド「ジェニーハイ」プロデューサー川谷絵音はスパルタ!?

「BAZOOKA!!!」では、川谷絵音がプロデュース兼ギターを務め、中嶋イッキュウtricot)、小籔、くっきー!、新垣隆という異色メンバーによるバンド「ジェニーハイ」を結成。

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ドラム担当の小籔は、2018、2019年はほとんど飲みにいかずドラムを練習。というのも、プロデューサーの川谷が「スパルタ」だという。

「あの人、真面目やから。勤勉やから、曲、どんどんくんねん」と、次々にできてくる新曲のためレッスン漬けに。「毎回『かくし芸大会』で披露している芸能人と一緒なんです」と、真剣な姿勢を語った。

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ベース担当のくっきー!も「家でシコシコ、勤勉勤勉って感じ」で練習をしているそうで、川谷は「ちっちゃいミスも見逃さへんのよ」とスパルタぶりを。一瞬半音ズレただけでも、「バッと見てるからね」という厳しさで、その視線は「『GANTZ』みたいな。仏が動き出したみたいな怖さ」と例え、オードリーを笑わせた。

その他、小籔が「コヤブソニック」を立ち上げた経緯や、ドラムを始めたきっかけ、占い師に指摘されてホクロ除去をした話などを、くっきー!は外出自粛期間中に制作した"被れない"マスクの実物を披露。この放送は「ネットもテレ東」で期間限定配信中!

次回6月16日(火)深夜1時30分からの放送は、かまいたち(山内健司、濱家隆一)がゲストに登場。大阪時代の悲しいロケエピソードを告白する2人に、若林も本音炸裂か?

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