「昭和の新宿」...思い出をたどりながら、時代が変わっても生き続ける名店の数々を訪ねる:出没!アド街ック天国

公開: 更新: テレ東プラス

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6月13日(土)よる9時は、「出没!アド街ック天国~昭和の新宿~」を放送!

今回は「昭和の新宿」を特集します。多彩な文化の発信地として光り輝いていた、昭和の新宿。その思い出をたどりながら、時代が変わっても生き続ける名店たちを訪ねます。

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尾崎豊が初ライブを敢行したライブハウス、演劇人たちが集った伝説の酒場、日本初の超高層ホテルなどが登場。ジャズ喫茶に歌声喫茶など、若者達が集った思い出の場所、新宿で産声をあげムーブメントとなった文化も健在です。昭和の思い出探しをいたしましょう!

・RUIDOの思い出
昭和47年、新宿三丁目に「新宿ルイード」としてオープンした伝説のライブハウス。収容人数400人、音楽界のそうそうたる顔ぶれが若き日に出演し、アーティストの登竜門と言われた。中でも語り継がれているのが、尾崎豊の初ライブ。高校を自主退学していた尾崎は、反抗心からあえて、卒業式の日にステージに立ったという。現在は「ルイードK4」と名を変えて営業中のほか、系列のライブハウスを都内9か所に展開中。

・どん底
昭和26年、新宿三丁目にオープンした店。三島由紀夫黒澤明といった、日本を代表する文化人が多く集った。彼らも飲んでいた名物が通称どんカク、「どん底カクテル」。まだサワーなど無かった時代に、焼酎をレモン汁や炭酸で割った先駆け的な一杯。そして、どんカクと並ぶ店の代名詞が「ピッザパイ」。「ピザ」が日本で流行る遥か前にいち早く提供。たっぷりのゴーダチーズとマリボーチーズを乗せた一品は当時の若者達を驚愕させた。

・紀伊國屋書店
昭和2年創業、新宿の文化発信地といわれる書店。昭和39年築の建物はル・コルビュジエの弟子、前川國男の設計。東京都の歴史的建築物にも指定されている。創業者の田辺茂一は、NHKの朝ドラ「なつぞら」でリリー・フランキー演じる書店店主のモデルとなった人物。文化人と交流を深め「夜の市長」と呼ばれていた。彼が演劇文化を推進すべく、ビル内に作ったのが紀伊國屋ホール。つかこうへい野田秀樹などが上演し「新劇の甲子園」と呼ばれた。

他にも新宿の名スポットが続々登場します! どうぞお楽しみに!

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