アンガールズ田中が安倍総理にアドバイス「一回、何も用意せずにカメラの前に出て見た方がいい」:ゴッドタン

公開: 更新: テレ東プラス

6月6日(土)放送の「ゴッドタン」(毎週土曜深夜1時45分)は、「アンガールズ田中の勝手にお悩み先生第2弾」をオンエア。まだ本人すら自覚していないお悩みをアンガールズ・田中卓志先生が、勝手に発表、勝手に解決しちゃう企画の2回目。今回は、偽企画として呼び出された西野未姫紺野ぶるまに対して、田中がリモートで熱血指導した。

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田中先生は、なぜ本人より先に悩みがわかるのか? 番組MCのおぎやはぎ小木博明矢作兼)、劇団ひとりに問われた田中先生は、「チヤホヤされるキモカワキャラから、クソミソに扱われるキモキャラまで全部やったので、いろんな場所でポジションをとっていかなきゃいけなかった」ため、そのうち身に付いた「特殊能力ですかね」と自己分析。

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劇団ひとりからの「安倍総理にもアドバイスしてほしいね」の声に、田中先生は「一回、何も用意せずにカメラの前に出て見た方がいい」とアドバイス。用意しておいた言葉が現場でフィットしない場合があるので、「自分の言葉で一回言ってみて、"こういうこと言えるじゃん"ってことを安倍さん、気づくと思うんだよね」と、早速、熱血指導を。

新婚の紺野ぶるま「ち◯こなぞかけ」に迷い

当企画で初の芸人の相談者となったのが、紺野ぶるま。賞レース決勝の常連でネタの評価は高く、さらに昨年結婚し、公私ともに順調に見える紺野だが、田中先生は紺野には「悩みがある」という。それは......

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「丸くなるできか? 尖り続けるべきか?」

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田中先生は、紺野のネタを評価しながらも、毒が強いがゆえに賞レースで勝ちきれず、「賞レースに勝つために、お茶の間仕様の丸いネタを作っていくべきか、これに悩んでるはず」と勝手に指摘。

すると紺野は、爆笑しながらも「悩んでます」と本音を、田中先生の悩み指摘は100%的中!

紺野は、営業で持ちネタの「ち◯こなぞかけ」を披露しているのだが、結婚後は......

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「最近はバルーンアートをやるようになりました」と、意外な事実を! 「ち◯こなぞかけ」を続けていくことに迷いがあるようだ、

そんな紺野に対し、田中先生は「結論から言いますと、ネタを丸くする必要はないです」と断言!

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「自分が面白いと思うことを追求するべき」と、ち◯こなぞかけも「絶対やった方がいい」と力説。これからはち◯こなぞかけの前に「結婚して下ネタ言いづらいんですけど、やります」と一言いってからやることで、「より背徳感があって、面白い」と具体的にレクチャー。

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すると紺野は、最近リモートで自宅からの仕事が増え、壁1枚を挟み隣室に夫がいる状態で「ち◯こなぞかけ」をした際、小声になることにより「確かに、小声がいい感じと言われました」と好反応だったことを明かす。

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田中先生のアドバイスをもとに、紺野は「結婚して......」と前置きし、旦那を気にしながら小声で「ち◯こなぞかけ」を披露。先生もMC陣も大爆笑し、妙な背徳感を絶賛した。

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これでお悩み解決! ......かと思いきや、田中先生はもっと深刻な問題として、バラエティなどの平場でも「丸くなるべきか、尖り続けるべきか」で悩んでいると鋭く切り込む! これまた「その通りですね。すごい!」と紺野が驚く。

田中先生は「紺野さんの最大の武器はネタ」としながらも、最大の弱点は「弱みがないところが最大の悩み」だと指摘。芸能界では弱点が面白く繋がることが多いが、紺野はできるがゆえに平場にフィットしないというのだ。

しかし、「解決策はある」と田中先生。年齢を重ねることで自動的に身についてくる弱みもあり、「おばさん」という要素は「芸能界でみんながよく使う"イジられシロ"なんですよ」と、イジってもらいやすい"イジられシロ"を作ることを提案。

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「結婚して幸せで、おばさんになったのに下ネタやってんじゃん、みたいなことで、さらに面白みが増してくると思う」と、ためになる教えを。

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具体例として、田中先生が「劇団ひとりさんも、(奥さんの)大沢あかねさんの話にもっていったりするじゃないですか?と口にすると、劇団ひとりは「大沢あかねはイジられシロなの?」と新たなる発見も!?

小木炎上の理由は「ネットには矢作がいない」

続く、3人目の生徒は、田中先生からの指名により、なんと小木。思わぬ動揺する小木に、プライベートでも仲のいい田中先生だからこと言える、小木本人も自覚していない悩みを突きつける! それは......

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「ネットには矢作がいない」

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小木の魅力は、ラジオや「バイキング」での毒舌。田中先生は、小木にしかできない"逆張り"(他の人と反対の意見を言う)はすばらしいが、「炎上することも増えてしまっているというのは、ひとつ悩みになってる」と指摘する。

小木はSNSをやっていないため、事務所に苦情がいくそうだが、マネージャーは小木が傷つくと思い一切伝えてないそう。

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さらに、小木の家族にまで苦情がいくそうで「(森山)直太朗、(森山)良子さん、あとうちの奥さんとか」と、周囲に迷惑をかけていることが悩みだと打ち明ける。

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小木のスタンスは変わってないが、「世の中が変わっているということを、そろそろ気づき始めなきゃいけないと思う」という田中先生は、小木の毒舌は矢作の「小木、言い過ぎだぞ」というフォローまでがワンパッケージのため、矢作がいないときに炎上していることを指摘。

"逆張り"を求められる小木への解決策として、「"逆張り"の割合を減らす」ことを提案。普通のコメント5、毒舌な逆張りのコメント5という現状の割合を、普通8、逆張り2くらい変えることを勧め、「それでも十分小木さんの毒舌は、世に伝わる」と力説する。

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今は、キツめの毒舌が許されるのは「おネエとおじいちゃんみたいな人だけ」だという田中先生は、「伸び伸びやるのは、あと20年経って、おじいさんになってからで。そしたら小木さん何言っても、"ああまたバカなこと言ってるよ"っていう感じで許されると思う」とのアドバイス。

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劇団ひとりは、「20年後の矢作さんの"小木いい加減にしろ"も聞きたいもんね」とコメントし、爆笑に包まれた。

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その他、元AKB48の西野未姫に対しては、「鈴木奈々にはなれないとことがわかってきた」という悩みを見抜き、バラエティーにおけるMCとのやりとりの極意も伝授。「これ俺の事務所の後輩にも見せたいわ」と劇団ひとりを唸らせた。この放送は「ネットもテレ東」で期間限定配信中!

次回6月13日(土)深夜1時45分からの「ゴッドタン」は、「お笑いを存分に語れるBAR―新世代男女芸人SP―」を放送。人気企画のフォーマットで、蛙亭、ラランド、ヒコロヒーという3組が、新時代の男女コンビ事情を語り明かす。

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